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マチェイ スコルジャ監督 山形戦試合後会見

天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) モンテディオ山形戦 試合後のコメント

「早い時間帯に失点をしてしまい、いい立ち上がりとはなりませんでした。試合の入りがよくなかったのは、ウォーミングアップの後の、私の指示が悪かったからかもしれません。ピッチコンディションがあまりよくなかったので、まずはロングボールを使いましょう、という話をしました。通常でしたらゾーン1からつないでボールをキープするのですが、本日はそれがありませんでした。

その後はサイドチェンジができるようになり、背後のスペースを使う場面も出てきて、(マテウス)サヴィオからチアゴ(サンタナ)へのボールのような場面も出てきました。また、(原口)元気の非常に良いクロスから、チアゴのヘディングのチャンスもありました。よりゲームコントロールができるようになり、ゾーン3で危険なプレーも出ましたが、得点につなげることができませんでした。

後半はサミュエル(グスタフソン)と(金子)拓郎を入れて、ビルドアップのスピードアップを図りました。そして拓郎がワイドのポジションに入ることによって、右サイドの幅を使おうとしました。しかし、山形もゾーン1に押し込まれたときに決意のある守備をしていましたので、我々にとっては得点することが非常に難しい流れでした。そして後半、山形は氣田(亮真)を投入してきました。我々にとって、最も危険だと思っていた選手です。そして、そこまで危険というものではなかったかもしれませんが、カウンターからいくつかの危ない場面は作られていました。

そして本日は、決意を持ってシュートを打つ、という判断を下したところが良かったと思います。(得点になった)シュートは両方とも遠めからでした。拓郎、そして(小森)飛絢の非常にいい判断がありました。ちなみに、本日は小森飛絢の誕生日でした。彼にとって非常にいいタイミングでのゴールとなりました。

本日は、まずは延長戦を戦わなくて済んだことが非常に良かったと思いますし、失点した後に逆転できた、しかも敵地での試合で、ということも、非常に良い姿勢を見せ続けた選手たちがやり遂げてくれたので、うれしく思います。

大雨の中、ナーバスになるような流れの中で、温かく応援し続けてくださったファン・サポーターのみなさまの声は、本日ホームでプレーしているかのような気持ちを作ってくれました。我々にとって、非常に大きな後押しとなりました。感謝しています、ありがとうございました」

[質疑応答]
(この勝利によって、今月末から来月の頭にかけて厳しい連戦になると思う。主力選手には厳しい部分もあると思うが、根本健太選手や早川隼平選手などをより長い時間起用することは考えていたのか?)
「もちろん、厳しいスケジュールは把握しています。ベンチの中では、どちらの流れになっても投入できる選手たちがいました。たとえば我々がリードしていて、(根本)健太や(早川)隼平を入れる選択肢もありましたし、少し苦しい状況で、リーグでスタメンで戦っていた選手たちを投入するということも考えていました。

ここホームで、ガンバ大阪に対して4得点した山形でしたので、我々もできるだけ強いチームで戦わなければいけない、ということが必要だった試合でもあると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

マチェイ スコルジャ監督 山形戦試合後会見

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