24日、浦和レッズは埼玉スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ MD3 浦項スティーラーズ戦に臨んだ。

レッズは前半に失点を喫すると、後半開始早々にも追加点を許し、0-2で敗れた。

連戦の最中、4日前の明治安田生命J1リーグ 第30節 柏レイソル戦から先発メンバーを6人代えたレッズ。アグレッシブにボールを奪いに行き、ポジションを変えながら攻撃の組み立てを図ったが、なかなかチャンスをつくることができない展開が続く中、21分に失点を許してしまった。

まずは同点に追いつきたいレッズは45＋3分、右サイドを突破した荻原拓也のクロスを髙橋利樹がヘディングで競り、こぼれたボールに伊藤敦樹が反応。しかし、シュートを打つことはできなかった。

後半開始とともに柴戸 海、荻原に代わって酒井宏樹、中島翔哉がピッチへ。中島は9月6日のJリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 ガンバ大阪戦以来の公式戦出場となった。

選手交代を行い、反撃の勢いをつけたかったレッズ。だが、立ち上がりの48分に相手の速い攻撃から失点を喫してしまい、リードを広げられた。

その直後のピンチを西川周作がビッグセーブで防ぐなど、相手が勢いに乗ってきた時間帯で3失点目を許さず、59分に途中出場した大久保智明が積極的に仕掛けるなど、諦めずにゴールを目指していく。

69分には小泉佳穂に代わって明本考浩が途中出場。AFCチャンピオンズリーグ2023/24 グループステージ MD1 敵地での武漢三鎮戦で負傷交代していた明本にとって、約1ヵ月の離脱期間を経ての復帰戦となった。

すると72分、岩波拓也のフィードを敵陣ペナルティーエリア内で相手と競り合いながら受けた明本がアクロバティックなボレーシュートを放つ。相手に当たってこぼれたボールを中島が拾ってバックパスを送ると、大畑歩夢が左足でシュートを放ったが、ボールはわずかに枠を越えた。

さらに79分には中島がドリブルで敵陣ペナルティーエリア内に侵入してからパスを送ると、明本が右足でシュート。しかしこれは枠の左へ外れ、ゴールは奪えなかった。

6分と提示されたアディショナルタイムを含めてゴールを目指して闘い続けたレッズの選手たちだったが、ゴールを奪えぬまま試合終了を迎えた。

次戦は、10月28日(土)14時からアウェイの県立カシマサッカースタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第31節 鹿島アントラーズ戦となる。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】