MENU

NEWS

DHL presents トレーニングマッチ FC町田ゼルビア戦 試合後会見

DHL presents トレーニングマッチ FC町田ゼルビア戦 試合後のコメント

【大槻 毅監督】
「見てのとおり、0-1、0-1、0-0、1-0とトータルで上回れなかったのは残念でした。練習試合を今日やれたことは非常に良かったですし、練習試合も含めてプレーをできたことは良かったです。内容と結果はあまりよくありませんでした」

[質疑応答]
(4本行われたが、2本目以降に比べて、1本目は極端に動きが悪いというか、少し重たく感じられたが、入り方の難しさなどあると思うが、どういった要因があったのか?)
「僕も同じ意見です。重たかったと思います。もう一つは、しばらくゲームから空いていて、入りが難しかったのかなと正直思います。試合前にもそういうことは話していましたけど、それがそういうブランクなのかな、という思いでした。トレーニングで少しゲーム形式はやっていましたけれども、本気のゲームというのは、久しぶりでしたし、やってはいるけど、そういうのを含めてゲームの入りは良くなかったですね。そのとおりだと思います。そのまま30分終わってしまって残念でした。2本目のところで少し持ち直しできて良かったと思います」

(まずは対外試合ができたことが喜ばしかったと思うが、この試合に対して、攻撃や守備で何かテーマを設定して臨んだのか、それとも、みんなでサッカーをやってそれから再開の気持ちになっていこうみたいなところがあったのか?)
「まさにテーマという言葉を使って選手たちに言いましたけど、まず、ゲームだから勝ち負けがつきますので、勝つことを求めてやらないといけない。その中で、トレーニングとかでやってきたことは方法論としてありますよ。ということは言いました。そういった意味では、今日のゲームは、相手よりスコアが上回ることができなかったので、残念だったと思っています」

(ゲーム勘のない中での初めての対外試合という部分で、あえてここの部分はもう少しチャレンジして欲しかった部分や今後もっとスキルを上げていきたいと感じたところは?)
「チャレンジというところで言うと、今日の4本目にGKで(鈴木)彩艶がプレーしましたけど、彩艶は、もっと背後への働き掛けとかチャレンジ、アイデアみたいなものを持っている選手なので、本人にも言いましたけど、そういったところは見たかったです。今、彩艶という名前を出しましたけど、全体として背後への働き掛けというのは、少し運動量を含めて少なかったです。武藤などが入って、そういうスイッチを入れてくれたのはありがたかったと思いますが、全体としてそういった動き出しや背後への働き掛けはもう少し全体でやっていきたいと思いました」

(今日、埼玉スタジアムでの練習試合ということで、再開後のJリーグを考えると、観客のいない中で、埼玉スタジアムでやるという一つのシミュレーションに改めてなったと考えられるが、監督としてつかんだものや感じたものはあるか?)
「クラブも今回は公式戦に向けていろいろなシミュレーションなどをして、ゾーニングだったり、いろいろな動線だったりを確認するような場をつくってくれました。選手のウォーミングアップ、給水の仕方、スタジアムの入りを含めて、そういったところのプロトコルをつくってもらって、それを確かめる場という意味合いも強くありました。

ピッチの上のことで言うと、練習試合という形で入りましが、これが公式戦で練習試合のような雰囲気になるのかなというのは、前々から思っていました。ファン・サポーターがいないところでやるのは、本番の試合では難しい雰囲気になると思います。そういった意味でも、今日埼スタでやれたのは大きかったと思っています」

【トーマス】
(久々に実戦を行って自身のプレーや気持ちの面はどうだったか?)
「かなり久しぶり、約3ヵ月ぶりのゲームだったので、チームが前向きにいろいろ構築していくためには大事な試合だったと思います。もちろんわれわれのフィットネス、フィジカル、身体の作りやゲームの感覚を取り戻すことが重要だったと思います」

(実戦を行うことでわかることもあったと思うが、トーマス選手の状態はどれくら
いだと感じたか?)
「チームとしては70パーセントぐらいだと思います。みんなでかなりハードにトレーニングしています。チームとしてのケミストリー、関係性を上げるため、チームの組織的なシャープネスを取り戻すために大事な試合だったと思います。個人的には毎週どんどんコンディションが上がっています。再開に向けてどんどん準備が進んでいる状況です。ゲームを重ねることによって上げていくことが重要だと思います」

(この試合を迎えるまでにいろんなことがあって大変だったと思うが、それを乗り越えて今のモチベーションはどうか?)
「もちろん目標はここで結果を残すことです。チームのために常に110パーセント出すために尽くすことです。最終目標はJリーグで優勝することです」

(練習が公開されていた頃は後方からの攻撃の組み立てに取り組んでいたと思うが今日の手応えはどうか? また守備で改善したいことがあれば教えてほしい)
「ビルドアップについてはもちろん練習中にいつも意識を強く持っています。最終ラインから中盤、最終的には前線に攻撃がつながるように常に意識的に練習を積み重ねています。攻撃の選手がもっと創造性豊かに攻撃できるように、後ろから良いボールを供給できるように気にしながら練習しています。今日の試合に関しては良い場面もありましたが、もっと向上しないといけない部分もありました」

【武藤雄樹】
(久々にトレーニングを行えた率直な感想は?)
「サッカーができない時間が長くて、みんなでサッカーができるところまでは来ましたが、練習が始まった当初はフィジカル的な練習が多かったですし、フルピッチで紅白戦をする回数も少なかったです。そういうことも影響して今日は難しかったですが、距離感などの課題も出てきたので、また練習試合もあると思いますし、リーグ再開に向けてもっと調整していかないといけないと思いました」

(ゴールシーンを振り返って)
「武田(英寿)から良いボールが上がってきましたし、良いミートができたと思います。今年は2トップでゴールを求められることが多くなると思いますし、ゴール前にポジションを取れることが多くなると思うので、ああいったチャンスを決められるようにこれからもがんばっていきたいです」

(この試合に選手たちはどういう雰囲気で入ったのか? 終わった後の充実度はどうだったか?)
「やはりサッカーができない時間が長かったですので、練習が始まったときもそうでしたし、今日も相手がいて試合ができることにみんな喜びを感じていました。また埼玉スタジアムで練習試合をやるに当たってもたくさん人がいろんなことを考えながら、問題が起きないようにやってくれたと思いますので、それに感謝しながらプレーできたことが大きかったです。充実感で言うと、僕たちとしては内容は納得できるような試合ではなかったので、みんなが『試合ができて良かった』よりは『もっとこうしないといけない』という話が多かったと思います」

(これをスタートにしてまたみんなでやっていこうという雰囲気か?)
「新型コロナで大変な状況ですが、再開に向かって一歩目を踏み出せたと思います。今日もYouTubeで配信されていてたくさんの方が見てくれていたと思うので、もっともっと良いプレーを見せたかったという気持ちはありますが、ここから再開に向けてより良いプレーを見せていけるようにがんばっていきたいです」。

(この試合はクラブが初めてギフティングシステムを使ったが、どう感じているか?)
「まずギフティングシステムは新しい試みなので、僕自身もどういうふうに動いているかは見えていないんですが、ゴールをすることでたくさんの人が喜んでくれると思いますので、ゴールすることで盛り上がってくれればいいなと思います。それと同時に、サッカーはゴールだけじゃない部分も魅力としてあると思うので、人それぞれ楽しめるポイントや注目するポイントは違うと思います。僕たちが一つでも多くの良いプレーを見せて、そこに対してみなさんが喜んだ対価のようなものを見つけてくれるといいのかなと思います。ギフティングシステムがどうだったかは、僕もファン・サポーターのみなさんに聞いてみたいですし、今後も観客の入れない試合があるので、こういうシステムはあるかもしれませんが、そうなったときもみなさんに喜んでもらえるようなプレーを見せることが選手としては一番だと思います」

(無観客だとゴールが入っても歓声がないというのはリーグが再開しても同じだと思うが、実際に体験してみてどうだったか?)
「やはりサッカーにおいて一番盛り上がるのはゴールだと思いますが、今日は決めても何も盛り上がることはありませんでした。ハグとかもしないようにと言われていたので、選手同士の喜びも制限される中で寂しさもありますが、リーグになればカメラに向かってのパフォーマンスであったり、何か少しでもみなさんと喜びを表現できるようなことができたらいいなと思いました」

(そのパフォーマンスに期待している)
「みんなで考えておきます(笑)」

(埼スタでプレーするのはいつぶりだったのか?)
「(YBC)ルヴァンカップのベガルタ仙台戦以来でした。僕としては仙台戦にも出ていませんでしたので、ケガをしてからなかなかプレーできる機会がなく、ファン・サポーターのみなさんの前でプレーできるとなると去年の10月ぶりぐらいだったと思います。僕も良いプレーを見せたいと思っていたので、ゴールシーンが一つしかなかったのと、チャンスが他にもあったので、これからも良いプレーを見せられるようにしたいと思います」

(今日の試合は公式戦の新型コロナウイルス対策の予行練習という意味もあったと思うが、バスでの移動やロッカールームの使い方、スタジアムの動線なども確認したと思うが、最もシミュレーションになったことややりづらさを感じたことは何か?)
「今日は練習試合ということもあって変則的な30分4本になったり、人数も全選手が来ているのでロッカーを半分に分けたり、そういったところでの対策はありました。公式戦になればそれはないと思いますが、そうして気をつけているところはありました。一番シミュレーションになったのはファン・サポーターのみなさんがいない中でピッチに立ったということだと思います。歓声がないので僕たちのアドレナリンがなかなかでない部分もあると思いますが、みんなで試合前からより声を出しながら盛り上げていくことが重要だと思いますし、良いところとしては声が通るということで、指示は選手間でも伝えやすいです。それは唯一のプラスなポイントなのではないかと思います」

(逆に相手にも聞こえてしまうというのはどうなのか?)
「それはお互い様のところもあるので何とも言えないですが、試合中に修正しやすくなると思います。普段、浦和レッズはたくさんのファン・サポーターが来てくれて、声が聞こえないことが多いです。もちろん僕はその状態が一番良いですが、何か見つけるとすれば声が通ってみんなで声を掛け合いながらサッカーができることかなと思います」

(久しぶりの試合を終えて、これから分析をすることになると思うが、リーグ再開までにどういったイメージで個人の調子やチームの戦術面を向上させていきたいか?)
「今日は僕たちがボールを持ったときになかなか良い攻撃を見せられなかったかなと思います。先ほども言ったようにフィジカル的な練習が多かったり、ゲームをする機会が少なかったので、フルコートになって相手がいると距離感やコンビネーションが出ていなかったと思いますし、そこはもっと上げていかないといけないと思いました。チームとして、今年はしっかりとした守備から速い攻撃というのが狙いの一つでもあるので、相手をハメに行くという部分でもっともっと精度や相手に怖さを与えるような勢いをもっと出せれば、良い守備からの良い攻撃が出せると思います。そういうところも課題の一つとして挙げられるのではないか思います。フィジカル的な練習が多くて少し身体が重いところも選手それぞれあったと思うので、もっともっとコンディションを上げてキレのあるプレーを見せられるように良い練習していきたいと思います」

(その中でも優先したいことは?)
「個人で上げていくのは当たり前のことなので、プロとしてみんな再開に向けて良い状態にしていくと思います。その中でチームでのコンビネーション、大槻(毅)監督も前の選手、横の選手との関係性を重要視しているので、もっと良いテンポでボールを回したり、守備に対しても良い距離感でボールを奪いに行くとか、そういう練習を積み重ねていく必要があると思います。リーグが開幕したときはそういうシーンが多く出ていたと思うので、それを思い出して再開したときにまた同じような良いパフォーマンスができるようにがんばっていきます」













【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ