MENU

NEWS

浦和レッズの経営状況について

いつも浦和レッズに熱いご支援・ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになられた方々にご冥福をお祈り申しあげます。
また、感染されたみなさまにお見舞い申しあげます。
そして、医療の最前線で命を懸けて従事してくださっている医療従事者の方々を始めとした関係者のみなさまに、心からの敬意と感謝を表します。

5月25日(月)、埼玉県を含む5都道県での緊急事態宣言の解除が発表されました。
浦和レッズは、新型コロナウイルス感染症の影響で4月5(日)から休止としていたトップチームの活動を5月27日(水)より再開し、6月4日(木)からは全体トレーニングも始めております。

私たちは、このコロナ禍によって、サッカーが普通にある日常を過ごせていないレッズファミリーのみなさまをはじめ、ホームタウンのみなさまが少しでも元気になってもらいたい、そして休校が続く子供たちに、少しでも夢を持ってもらいたい、健康を維持してもらいたいとの思いで、選手・クラブを挙げて、感染予防の促進、卒業メッセージの送付、オンラインでの選手トークイベント、さいたま市内防災無線への協力、医療従事者の方々への感謝・支援など、様々な活動を行ってまいりました。
今、選手たちはサッカーができる喜びを実感し、満員のスタジアムでファン・サポーターのみなさまから熱いご声援をいただきながらプレーする、そのときを楽しみにトレーニングに励んでおります。

先日、J1リーグ戦の再開日が決まりました。引き続き、感染拡大防止を第一に、当面はスタンドで観戦いただけない状況からスタートし、スタジアム入場者数に制限がある試合が続くことになります。浦和レッズの強みである日本一のファン・サポーターのみなさまの直接のご声援がピッチに届きづらくなることは残念でなりません。

更にその影響は、収益面においても大きなインパクトを与えることになります。おかげさまで昨年は、20億円を超える入場料収入がありましたが、今般、コロナ禍による大幅ダウンは避けられない状況を想定しております。

そして、継続的に大きなご支援をいただいているパートナー企業のみなさまにおかれましては、このようなときこそ一緒に、地域や社会を元気にし、この苦境を共に乗り越えていければと思います。
一方で、世界的経済不況も一部では推測され、経済的に厳しい影響を受ける可能性も想定せざるを得ません。

今般、年度経営計画の見直しを図った結果、約20億円の減収、10億円前後の赤字に転落する可能性もあり得ると試算しています。今回の見直しした経営計画をベースとして、今後少しでも赤字を減らし、黒字に回復していくため、様々な施策を実行していく必要があります。

我々の使命は、『スポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていきます』という理念の実現です。その理念を実現するためには、浦和レッズが持続継続的に意義を果たしていくことが必要です。

そのためにはクラブとして様々な経費削減に取り組みます。その一つには「役員報酬の一部カット」「クラブスタッフの一時金削減」も含まれます。本日、全クラブスタッフの前でこの未曽有の事態をみんなで一丸となり乗り越えていきたいという決意表明を行いました。

しかしながらこの事態においては、我々だけで乗り越えていけるものではないと考えております。
日頃よりご支援・ご声援をいただいておりますファン・サポーターのみなさま、パートナー企業や地域のみなさま、浦和レッズに関わるすべてのステークホルダーのみなさまにお力添えをお願いできればと思います。

まずは「シーズンチケット払い戻しにあたっての寄付受付」「ギフティング」「クラウドファンディング」「ユニフォーム販売の再強化」などを展開してまいります。

7月4日(土)の2020明治安田生命Jリーグの試合開催については、感染拡大防止策として、スタジアムで観戦いただけない試合となっております。
この状況下での再開となりますが、浦和レッズに関わるすべてのレッズファミリーがひとつとなり、みんなで勝利の喜びを分かち合いたいと思います。

「浦和レッズの未来のために」引き続き、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

浦和レッドダイヤモンズ
代表 立花 洋一

浦和レッズの経営状況について

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ