Copa Chivas Internacional 16 試合レポート vs PALMEIRAS [ユース]


1月17日(日) コパ・チーバス第3戦 パルメイラス戦



このゲームは4連戦の3戦目ということで、連戦を考慮しスタメンを4人ほど入れ替え、フレッシュな選手のパワーで勝利を目指す選手起用となりました。対戦相手はパルメイラスでした。パルメイラスはおとといの初戦でボカ・ジュニアーズに1−3で敗れ昨日は休息日と、我々との1戦は予選突破のために是が非でも勝ち点3が欲しい状況だったと思います。

試合はレッズのキックオフだったのですが、パルメイラスはレフリーの笛が鳴った瞬間から猛然と襲いかかってくるという気合の入った立ち上がりでした。ただ我々もそのような相手の勢いに怯むことなく立ち向かうことができました。“戦う”というベースの上に我々のサッカーを積み上げるという昨日の反省は十分に活かされ、むしろその相手の勢いを飲み込むくらいの戦い方ができていたと思います。

相手の前線から守備は迫力がありましたが、左サイドの鈴木海都と相手サイドバックとのミスマッチをついたロングボールでの攻撃、DFラインの背後が不安定なのを見逃さずシンプルに送り込む形を徹底してトライできたのは良かったと思います。ただボックス近辺でチャンスを多く作れましたが、最後にゴール前に迫力を持って飛び込んでいくことが出来ず得点を奪うことはできませんでした。

相手のパルメイラスにはポストを叩いたシュートも打たれましたが、全員で球際を戦い、良くオーガナイズされた献身的な守備でほぼ我々のペースで前半を進めることができました。またさらに攻撃の部分でも、相手を観察して立ち位置を取り、味方同士で関係づくりをすれば我々が主導権を取れる展開に持ち込むことができました。

このゲームで初めてスタメンとなった3年生の松尾佑介、1年生の長倉幹樹、シマブクカズヨシ、大西翔也も落ち着いてゲームの流れに入れていましたし、メンバーを入れ替えても十分戦えるような厚みが出てきたのは好印象でした。

後半は立ち上がりから左サイドの守備がうまく機能せず、押し込まれる時間が続きましたが、53分に大西に変わってサイドバックに入った3年生の高橋聡史がゲームに落ち着きをもたらし以降の時間は我々のペースで進めることができたと思います。

後半途中からは両ワイドのポジションに交代で入った2年生の高山大智、川上エドオジョンがサイドでの仕掛けで勢いをもたらし、相手ゴール前に襲いかかる形が作れていました。そんな中、後半も終了間際になった68分、右サイドを突破した高山のクロスから、最後は時里が1タッチで右足を振り抜き得点を奪うことができました。以降ロスタイムを含めた最後の時間は全員で身体を張って相手の圧力のある攻撃を跳ね返し、勝利をもぎ取ることができました。

このゲームは収穫の多いゲームだったと思います。1つは相手が勢いを持って戦ってきたものに飲み込まれることなく自分たちのプレーを表現できていた点。もう1つはこの内容の濃いゲームを新たにスタメンになった選手や、ゲームに勢いをもたらし勝利をもたらすゴールを決めた交代で入った選手を含めた18人の総合力で勝ち切れた点です。

試合後の選手の晴れやかな表情は印象的で、チームの一体感が生まれてきたように感じられました。

(育成スタッフ)