Copa Chivas Internacional 16 試合レポート vs BOCA JUNIORS [ユース]


1月18日(月) コパ・チーバス第4戦 ボカ・ジュニアーズ戦



4連戦の4試合目となるこのゲームは、戦前から難しい試合になるだろうと予想していました。しかしこのリーグでも一番力があると思われるボカに勝ちたいという選手のモチベーションが上回り非常に良いゲームができたと思います。結果も2v1で勝利。予選リーグを負けなしの3勝1分けで通過し、21日の準々決勝にコマを進めることができました。こちらでも我々の躍進はビッグサプライズと捉えられているようですが、ラッキーな部分はあったものの、昨年のこの大会で感じたものを1年かけて積み上げてきた成果が出ているからだと思っています。

試合は立ち上がりから、予想に反してボカがスローペースで試合を運んできました。相手が構えてくれたことで、相手を観て立ち位置を取りボールを保持しながらゲームを進めることができました。しかし球際の強さ、ボールを奪いにくる時の寄せの速さには迫力があり、簡単にはゴール前まで侵入する機会を与えてはくれません。

相手のボカはシンプルに2トップにボールを入れるのが攻撃の起点となり、カウンターの鋭さと2トップがボールを収めた時はサイドからのクロスに4枚がパワーを持って飛び込んでくる形を併せ持つスタイルでした。我々がボールを保持しながらも、ボールを奪ってからの鋭さで我々に失点の怖さを感じさせるようなゲーム展開となりました。

そんな中前半25分、右サイド深い位置で、3年影森宇京が背後へランニングして出たところを倒されて得たFKから、ファーサイドで1年生の橋岡大樹が1タッチで押し込んで先制点を奪います。相手との駆け引きで完全にフリーになった橋岡の動きは素晴らしいものでした。以降の時間は失点をしたことで圧力をかけてきた相手に対してリスタートを与えることが多く、我慢の時間が続きましたが、集中して無失点で前半を終えることができました。

後半に入ると、相手は守備の激しさを増し、前から積極的にボールを奪いにきました。我々もサイドを起点に攻撃を仕掛け何度か相手を押し込むことができていましたが、相手DFの1タッチのクリアに反応するFWの動き出しの速さや、ヘディングのクリアボールの飛距離で押し込まれ、後半6分CKからファーサイドでヘディングシュートを決められました。

同点となってさらに相手が前がかりになる中、ボールをつなごうとしてピンチを招いたり、後ろに下げてクリアボールを拾われたりと圧迫感のある時間が続いていましたが、後半13分自陣中央のフリーキックが影森にわたり、2年の時里元樹と2年の伊藤敦樹が中央を崩して時里が勝ち越し点を奪いました。相手DFが中央を固める中で奪った非常に綺麗なゴールだったと思います。

失点により、サイドを起点にゴール前にシンプルにボールを集める形や、身長の高い選手を入れてリスタートで得点を狙う形で強引に得点を狙いに来たボカですが、全員で身体を張り賢く時間を使い勝ちきることができました。けが人等の中断はありましたがロスタイムは実に7分ありました。

後半は4連戦の影響もあり、身体も重そうな中で、選手たちは気持ちを強く持ち立ち向かうことができました。真剣勝負の舞台でボカと戦い勝ちきれた経験は何ものにも代えがたい彼らの自信になったと思います。

これで準々決勝進出が確定しました。2010年のU17日本代表以来の日本勢2回目の予選突破だそうです。単独のクラブチームではもちろん初めての予選突破となります。

明日予選リーグの全日程が終了すると準々決勝の対戦相手が確定します。幸いにも準々決勝まで中2日あるので、4連戦の疲労を回復し最善の準備をして臨めるように頑張ります。

(育成スタッフ)