浦和レッズは、地域の交通安全意識向上に貢献する取り組みとして、2023年より埼玉県警察が推進する「カチッとプロジェクト」に、ユース、ジュニアユース、ジュニアカテゴリーの選手たちが継続して参加をしており、同年には、啓発ポスターにユース所属選手が登場するなど、クラブとしても積極的に活動を展開している。



その一環として、11月8日、レッズランドにて埼玉県警察交通総務課のご協力のもと、ジュニアユースおよびジュニアカテゴリーの選手53名を対象とした自転車安全講習会を実施した。



今回の講習会は、日頃から自転車での移動が多い選手たちが、より安全に、そして、事故を未然に防ぐ意識を高めることを目的に実施された。
埼玉県警察の担当者の方々には、実際の事故の例を踏まえながら、交通ルールを守ることの大切さや、自転車利用時に起こりやすい危険について、またヘルメットの正しい被り方について選手にもわかりやすく丁寧に説明いただいた。
選手たちは、ヘルメット着用が交通事故による被害を大きく減らすことにつながるということを改めて理解し、自分自身だけでなく、家族や仲間といった大切な存在を守る行動の重要性を再認識する機会となった。



講習の最後には、全員でヘルメットのあごひもを「カチッ」としめながら、ヘルメット着用を徹底する意思を示す『カチッとプロジェクト（自転車ヘルメット着用）』宣言をし、選手一人ひとりが高めた安全意識を胸に、今回の講習会を終えた。