4月下旬、クラブ間提携関係にあるフェイエノールトの関係者を迎え、レディースと育成組織が交流を行った。



今回、国際部門の責任者を務めるGido Vader（ギド ファーデル）氏とレディース部門の責任者（Technical Director）を務めるManon Melis（マノン メリス）氏が来日。４月20日にレッズランドにおいて三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングを見学してもらいながら、両国におけるトレーニング方法の違いや、クラブ運営に関する情報交換等を行った。なお、メリス氏は元オランダ女子代表選手であり、かつて安藤選手と対戦した実績もあることから練習後に思いがけず再会の場となった。







また、4月21日には大原サッカー場でトップチームのトレーニングを見学後、アカデミー関係者と交流。ファーデル氏の講義を通し、それぞれの育成組織の哲学・コンセプト、さらにはクラブとして重視していること・課題などを共有し、意見交換を行った。ファーデル氏の講義は約1時間30分に及び、その後の質疑も活発に行われた。

フェイエノールトは創設125年の歴史を持つオランダの名門クラブであり、育成組織も幼少期から学業のサポートを含め、一貫した育成が重視されている。かつては浦和レッズOBの小野伸二選手も所属した。一方でレディースチームはプロチームとして2021年3月に創設したばかり。それぞれに学びもあればアドバイスできることもあり、有意義な時間を過ごした。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】