REDS TODAY in USA現地の様子

6月24日。今日は午前中に軽いトレーニング、午後はポートランドから三戦目の舞台ロスへ移動。ロスの空港に到着した後、西川、安居、金子の三選手とマチェイ監督はメディアアクティビティのためにローズボウルスタジアムへ移動、残りの選手とスタッフは宿泊先のホテルへと向かいました。

6月17日の初戦からあっという間の一週間。一次リーグ敗退はものすごく悔しいことではありますが、とにかく泣いても笑っても明日がFCWC最後の試合です。

浦和レッズを応援するためにシアトルまでかけつけたたくさんの人々。あるいは太平洋の向こう側で浦和レッズを応援してくれた人々。合宿地のポートランドでも、いつも最高のセキュリティサービスでチームを守ってくれる地元の警官の方々、練習会場となったポートランド大学の関係者の皆さん、たくさんの人たちがGOOD LUCK！という言葉で浦和レッズを見送ってくれました。

明日のローズボウルスタジアムで試合終了のホイッスルが鳴った時、どうか浦和レッズを見守る人々の顔に笑顔が浮かんでいますように。

(写真/文 近藤 篤)

ほんとうに悔しい試合から一夜明けて、今朝はいつもより1時間遅く練習がスタート。
昨日の試合のスタメン組はリカバリーに専念、途中交代組と控えのメンバーはアップから徐々にスイッチを入れていって、トレーニングの後半はかなり高めのインテンシティでトレーニングを終えました。

二試合が終わって、二敗。ベスト16進出の可能性は早々に消滅したけれど、まだここで大会が終わったわけではありません。三戦目の相手モンテレイは決勝ラウンド進出をかけてレッズと戦います。彼らにとっては熱い戦い、その試合を我々浦和レッズにとっても最高の試合で終わらせなければいけません。

人生にはいい時間もあれば、そうでなく思える時間もあります。いい時は誰でも笑ってがんばることができる。そうでない時にどう振る舞えるか、そこが本当に大切なところなんじゃないかと思います。

さあもう一度思いを一つにして、FCWCでの初勝利を手に入れましょう。

(写真/文 近藤 篤)

ルーメンフィールドのピッチに朝から降り続いていた雨は、試合が始まる頃にはほぼ止みました。

6月21日、CWC第二戦。初戦を落としたレッズにとっては絶対に負けられない試合、しかも相手はチャンピオンズリーグ準優勝チームのインテル・ミラノです。

ゲームは立ち上がりからインテルが圧倒的にボールを支配します。浦和レッズを応援している人間以外は、たぶん全員が「インテルが勝つに決まってるよ」と思っていたに違いありません。

しかし前半11分、先制点を決めたのは浦和レッズの渡邊凌磨でした。

そこから67分間、浦和レッズはインテルの攻撃をぎりぎりのところで何度も凌ぎ、二度ほど決定的なチャンスも作りました。しかし78分、相手のエース、ラウタロ マルティネスに同点ゴール、さらにはアディショナルタイムにはヴァレンティン カルボーニに逆転ゴールを決められてしまいました。

本当に惜しい試合でした。あと一歩のところで勝ち点3（あるいは最低でも勝ち点1）を手に入れられたかもしれない試合でした。でも、届かなかった、それが厳しい現実です。

でもとにかく今は、できることすべて、あるいはそれ以上のものをピッチで出し切った選手たちに拍手を送りたいと思います。

(写真/文 近藤 篤)

午前中に短い時間のトレーニングをこなした後、チームは雨模様のポートランドからシアトルへと移動。(飛行機はけっこう揺れました)

シアトル到着後、原口、グスタフソン、渡邊の3選手、そしてマチェイ監督はメディアアクティビティに対応するためにルーメンスタジアムへ移動、残りの選手たちは大会主催者が用意したチームバスに乗り込んで宿泊先のホテルへと移動です。

午前中はこちらにきてから初めての雨、気温も低めでしたが、シアトルについてみると天気は曇り、気温の方も思っていたほど低くはありません。天気予報では明日の試合は降水確率30％、気温もそれほど上がらなさそうです。

3日前の第一戦とはかなりコンディションが変わる中で行われそうな第二戦。浦和レッズは最低でも勝ち点1、イタリアの名門インテル・ミラノを相手に、絶対に負けられない試合に挑むこととなります。

リーベル戦の試合前、ロッカールームでマチェイ スコルジャ監督も、マリウス ホイブラーテンも、後悔するような試合だけはやらないようにしよう!という言葉を口にしていました。

ピッチの上で全てを出し切る浦和レッズ、僕自身もそれを楽しみにゴールラインの後ろでカメラを構えようと思います。

さあ、いきましょう!

(写真/文 近藤 篤)

今日のポートランドは朝から快晴、日差しは強いけれど、空気は乾燥していて、いかにも西海岸という天気です。

チームはいつも通り午前10時半頃にトレーニングをスタート。今日はコンディションの調整と戦術の確認、1時間足らずの短い練習でした。

練習後は、いつも選手バスやスタッフの車両を警護してくれる白バイ警官(アメリカではたぶん白バイとは言わないんだろうけど)のみなさんを、ちょうど通りがかったチアゴとダニーロと共にパチリ。いつもはサングラスをしてなかなか強面のみなさんですが、いい笑顔で写真に収まってくれました。

さあインテル戦まであと二日。

(写真/文 近藤 篤)

昨日はリーベル戦が終わって2時間後、チームとともにポートランドへ戻ってきました。

一夜明けた今朝はいつも通りの時間にホテルを出て練習場へ。
ちょっと曇り気味の空を眺めながら、頭の中に昨日の試合のことが何度も思い浮かびます。

今日の練習、スタメン組は室内でリカバリー、それ以外の選手はピッチに出てフルメニュー。
みんな試合に出たいのは当たり前なので、当然ガチでトレーニングに向き合います。その姿勢を見せてもらって、こちらはちょっと安心。

そして、今日は西川周作選手の39歳の誕生日。いい時も、そうじゃない時も、いつも ENJOY !エンジョイ！と浦和レッズのゴールマウスを守り続けてきた周ちゃん。練習後は仲良しのチアゴがかけ寄ってきて、祝福のハグをしつこく浴びせ続けていました笑。

周ちゃん、ほんと、いつもいい笑顔をありがとうございます。

(写真/文 近藤 篤)

うーん、なんとも惜しい試合でした。

キックオフは12時、お日さまはほぼ真上。さっきまでは涼しかった気温がぐんぐん上昇していきます。

通常の試合では、選手は11人全員が一度にピッチに入場しますが、今大会は一人一人、名前をコールされるたびにピカピカ光るライトとスモークの中、ピッチに姿を現すという趣向です。(まあFIFAもいろいろと考えてきますね)

僕のような古い人間はなかなかついてゆけない変化もありますが、まあ新しい世代には新しいサッカーがあるということです。

試合の方は、もう一回書きますが、うーん、実に惜しい試合だったように思います。
勝てた、かどうかはわからないけれど、もっとレッズはやれたような気がします。

身びいきな発言なのかもしれませんが、相手がリーベル、だからなんなんだ？そのくらいの鼻息で試合に挑んでもよかったのかな。
そう、鼻息の荒さ、そこが勝負の分かれ目だったのかもしれません。

ま、とにかく今はゆっくり休んで、また明日から次のインテル戦に向けて最高の準備をするだけですね。
シアトルにかけつけた応援のみなさんも、おつかれさまでした。とりあえず素敵なカフェにでも入って、美味しいフラぺチーノでも飲んでください。

(写真/文 近藤 篤)

今日は午前中に軽くトレーニングをして、午後はチャーター便でチームと共にシアトルへ。
ホテルからポートランド空港、そしてシアトル空港からルーメンフィールドまでは全て白バイが先導してくれたんですが、まあその交通整理の見事なこと!
けっこう渋滞気味の道路なのに、選手を乗せたバス、そしてその後ろに続くスタッフを乗せた車両も、スイスイと進んでいきます。
なんだかすごく偉くなったような気分。ああ人はこうやって勘違いしてゆくなんだなあ、というのがよくわかりました。(人、というか、自分ですね笑)

ルーメンフィールドに着いてからは、マリウス選手、関根選手、松尾選手、3人のメディア公開インタビューの風景を撮って、そのあとはマチェイ監督の試合前日公式記者会見。
記者からの質問に真摯に答える監督はなかなかいい表情、これはいけるんじゃないか、という気がしてきました。

そしていよいよ、あと12時間ほど後には、初戦のリーベルプレート戦です。
1980年代、ブエノスアイレスで写真を始めた僕にとって、彼らの本拠地モヌメンタルスタジアムは何十回も足を運び、写真を練習させてもらい、サッカーとはなんぞやというのを教えてもらった場所のひとつです。その当時、日本にはまだプロサッカーすら存在していませんでした。

それからほぼ40年後、そのリーベルプレートと浦和レッズがクラブW杯で対戦し、その試合の写真を撮ることになるなんて!人生というのは、ほんとうに面白いもんだなあ、と思います。

さあ、やってやりましょう!

(写真/文 近藤 篤)

昨日までの肌寒さはちょっとやわらいで、今日はなかなかのいい天気。
ああ、西海岸にやって来たんだなあ、という気分。

透きとおった光がさして、青い空が広がれば、おのずと撮れる写真の雰囲気も違ってくるわけで。メッセージの書かれたフラッグの写真も今日はなかなか素敵な感じです。

トレーニングの方は終始リラックスモード。
試合まではあと2日、あとはしっかりとコンディションを整えて、やるべきことをもう一度頭と心の中で整理して、というところでしょうか。

これは昨日の話になるんだけれど、トレーニングの写真だけじゃちょっと物足りないので、午後はレッズのユニフォームを持って街をぶらぶら。ホテルのエレベーターで乗り合わせた女の子が、そのユニフォームってクールね！といきなり褒めてくれました。(ユニフォーム握ったまま、なかなか離してくれなくてちょっと弱った笑)

川沿いとか、鉄橋の側とか、駅の入り口とか、何ヶ所かでユニフォーム撮ってみたけど、一番はまったのはユニオンステーションの玄関のとこかな。なんかアパレルの広告写真みたいで、かっこよかったです。

時間が許せば違う街、ロス、シャーロットかアトランタ、そしてニュージャージー、でユニフォーム撮りたいなあ笑。

(写真/文 近藤 篤)

今日もトレーニングは10時過ぎにポートランド大学のグラウンドでスタート。

こちらに来る前は、むっちゃ暑いです！と知らされていたのだけれど、いざ来てみると、昨日も今日も、けっこう寒いです！と表現した方が正しいような気温。
足先と腰にホッカイロでも貼りたいけど、ポートランドに(たぶん)ホッカイロは売ってないから、気合いで我慢。

選手バスが到着する前には、スタッフ全員でさまざまな応援メッセージが書き込まれたフラッグを会場の入り口に掲出。現地のアメリカ人大会ボランティアの若者が、これは何て書いてるんだとたずねてきたけど、ひとつひとつ訳してたら明日までかかるから、「がんばれ！」みたいなことが書いてあるんだよ、と返事をする。(ま、間違ってはいない)

32年間で一度しか国内リーグで優勝していないのに、ACLには三度も優勝していて、そのおかげでこうして今回のCWCにも参加できている。そういう不思議な(そして嬉しい)出来事がこのクラブには何度も起こる。

それってやっぱり、浦和レッズの周りにいるものすごくたくさんのファン・サポーターの人たちの力なんだろうな、とフラッグを眺めながらあらためて思わされたポートランドの朝でした。

リーベル戦まであと三日。

(写真/文 近藤 篤)

昨日の午後にポートランドに着いて、今日から僕もFIFAクラブワールドカップに参戦です。
成田からシアトル、そこで国内線に乗り継いでポートランドまで。飛んでいた時間はおよそ9時間半、その間とくに面白くもない映画を3本見て、難しめの本を10ページほど読んで、ちょっと眠ったら、あっという間に着きました。

CAリーベル・プレートとの初戦まではあと4日。トレーニングの場所はポートランド大学構内にある小さなサッカースタジアム。(毎回アメリカに来るたびに驚くのは、この国の大学スポーツの施設の充実ぶり。スポーツにかける予算の規模が違うのと、あとは大学とそこで学ぶ学生、そして地域の人にとって『スポーツが持つ意味』がたぶん違うんだろうな、と思います)

午前10時からスタートしたトレーニングは、フィジカル中心のトレーニングからボールを使ったトレーニングへ。これがなかなか見ごたえがありました。
特に輝いていたのはダニーロ ボザ選手。この人はヘディングの強さだけではなく、足元のボールを早いタイミングで強く蹴るのも得意、本大会でもCKからのこぼれ球にすばやく反応してゴール、なんてシーンが見られるかもです。

トレーニング後、帰りの車の中でフィジカルコーチのグリさんこと石栗 建さんに聞いたところ、こちらに着いた当初(9日前)は、16時間という時差の影響で、選手たちの動きは明らかに鈍かったそうですが、この一週間で選手たちのコンディションはぐっと上がってきたとのことです。
ある程度、力の差があるならば、フィジカルコンディションの部分では相手に対してぜったい優位に立っておきたい。その点に関しては心配なさそうです。

(写真/文 近藤 篤)

昨日はオフでした。
リフレッシュした状態でトレーニング再開。いよいよ、初戦のCAリーベル・プレート戦に向けて最終調整に入りました。

オフィシャルメディアも、試合に向けギアをもう何段階も上げていこうと言うことで、ここに僕が撮る写真、文章の掲載は本日にて終了。わずかでも自分の写真、文章を楽しみにしていてくれた方々に感謝いたします。

明日からは、オフィシャルフォトグラファーを務める近藤 篤さんにバトンタッチします。
試合にむかっていく選手たちをよりリアルに写し、みなさんに伝えてくれると思います。

近藤さんの写真は、Instagramにも掲載予定なので、ぜひチェックしてください!!

アメリカ遠征5日目。
関東は梅雨入りのようですね。ポートランドは、連日30度超える暑さの中、選手たちはトレーニングに励んでいます。

今日のトレーニング後は、サイトメンバーズ用の中島翔哉のコメント取り。
彼について、自分から語る必要はないですが、趣味である木刀で素振りをしながらまじめに答えてくれました(笑)

サイト上は質問形式になっていますが、逆質問が多いこと、多いこと。でも、当然ですが、翔哉なりに考えをしっかり持っていて、改めて彼の素顔が見られた気がします。
少しでもファン・サポーターのみなさんに彼の考えが伝われば幸いです。
でも、今年の翔哉の写真を撮ってて思うんです。また笑ってるって。

コメント取りの最後、駄洒落道への入門を進められましたが、少し考えることにします…。

今日は、日本人学校に通う子どもたちや保護者の方々、ポートランド日本領事館のみなさんと交流会を行いました。
約100人も集まってくれて、試合に向け、たくさんのパワーをもらいました。ありがとうございました！

交流会後、選手たちが室内でトレーニングしている20分の間に、宇賀神友弥のひと言でサッカーがスタート。
多くの人たちにサッカーを好きになってほしい。浦和レッズを好きになってほしい。
宇賀神の現役時代と変わらないその姿勢、さすがです。

交流会の様子は、公式Xでチェックしてみてください!

午後は、FIFAのTEAM PHOTOSHOOTSということで、全員がFCWCのユニフォームを着用しての写真撮影。
できあがりはお楽しみに。

今日から午前トレーニング!!
朝は涼しかったけど、時間とともに気温もトレーニングの熱も上昇!
ゲーム形式も加わって、いい刺激が入ってます。

トレーニングに集中しながらも、カメラ越しに目が合うと微笑んでくれる優しい選手たちです。

夜には、新加入・小森飛絢の加入会見を実施。
飛絢、これからよろしく!

昨日と今日は、移動による疲労や時差の影響を考慮し、午後からのトレーニング。
この2日間、チームのベースキャンプ地であるアメリカ・ポートランドは、日中30度近くまで気温が上がり、かなり暑い印象。
そんな中、チームは素晴らしいトレーニング環境のもと、いい雰囲気で調整を進めています。
FCWC初戦まで、残り10日。最高の準備を。
※マリウスいわく、サミュエルはこの顔がノーマルだそうです。

6月5日、世界一になるための闘いが始まった。
当然簡単ではないことはわかっているけれど、浦和レッズに関わる全ての人たちが望み、求める結果。
FCWC前最後の試合となった横浜FC戦後の壮行セレモニー。ピッチの中で見たあの光景で覚悟は決まった。

『世界一になる』

きっと、選手、チームスタッフは自分以上にそう思ったと思う。
そのために自分に何ができるのか？わずか0.01パーセントかもしれないけれど、その可能性を少しでも上げるためにできること。

たくさんの方々のおかげで出場できる大会。そして、今もたくさんの方々に支えられて出場する大会。

現地に来てくださる方々、日本で応援してくださる方々が、自分たちが発信する写真、動画で、浦和レッズに向ける熱量をこれまで以上に上げられるように…。
そんな思いを込めた発信をしていきます。ぜひ7月13日までお付き合いください!

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】