みなさん、こんにちは。7月31日(日)17時からは浦和駒場スタジアムで、2016プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第9節、ベガルタ仙台レディース戦を迎えます。

この試合までアウェイゲームが4試合続き、1勝2分1敗という成績でした。試合ごとには良かった点、悪かった点がありますけど、トータルで見れば悪くはない結果だと思いますし、残り2試合を緊張感がある中で戦えるのはいいことだと思います。

岡山湯郷Belle戦では、圧倒的に攻めながら、1点しか取ることができませんでした。一方でアルビレックス新潟レディース戦では、相手に主導権を取られて先制されながら、粘り強く戦い、追いついて引き分けに持ち込むことができました。まだまだ波があるとは思いますけど、リーグカップに関しては、常々言っている粘り強さというところが出せるようになってきていると思います。

リーグカップでは、トライしていくことをテーマのひとつにしていました。その中で、遠藤優や山守杏奈、木崎あおい、レディースユースの高橋はな、小嶋星良など、これまで試合に出ていなかった選手を使うことができました。みんないいプレーをしていたので、これからも出番はあると思います。

得点に関しては、流れの中から点が取れるようになってきました。通常のリーグ戦では結果が出ず、消極的になって思い切りの良さがなくなっていたところがありましたけれど、リーグカップで一旦リセットされ、良さが出てきたということがあります。そして、今までやってきたこと、足りないところで積み重ねてきたことが、試合でだいぶ出せるようになってきたと感じています。

ベガルタにはなでしこジャパンの選手や、それに匹敵する力を持つ選手が揃っていて、選手の質は非常に高いです。そうした相手に対し、新潟L戦のように、どれだけ粘り強く戦えるかが、カギを握るでしょう。難しい相手ですが、ここまできたら、勝ちに行って上を目指すことが大切です。

どんな試合であれ、ホームではいい試合をして、ファン・サポーターのみなさんに喜んでいただくことが一番大切だと思っています。次の試合もいい試合をして、勝って、次につなげたいと思っています。ベガルタ戦も、最後まで選手たちに熱い声援をいただけますよう、お願いいたします。

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