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22.05.14

Yogibo WEリーグ 第21節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後 監督コメント

【楠瀬直木監督】
順位は決まっていましたが、皇后杯とWEリーグのチャンピオンの対決ということで非常にモチベーション高い1週間を過ごしてきました。その中で、勝利をさせていただき満足しています。相手のポジション変更に戸惑うこともありましたが、安藤が見事なシュートを決めて、南は後ろを統率してくれました。内容としては、まだまだですが、無失点で抑えられて良かったですし、次の試合に向けていい準備をしていきたいと思います。

【質疑応答】
(1万人以上の国立で、リーグを代表する好ゲームとなりました。ゲームを終えて率直な心境を教えてください)
「今日は、本当に多くのファン・サポーターの方々が来てくださいました。裏を返せば、INAC神戸レオネッサ(以下、I神戸)がいろいろな思いを抱えて、準備頂いた試合だったと思います。リーグの平均入場者数は1,500人に届くかというのが実情です。常にこのくらいのお客様に来ていただけるようにならないと、プロリーグの興行としては苦しいと思います。忘れてならないのは、2011年に安藤がFIFA女子ワールドカップで世界チャンピオンになったときには、女子サッカーはプロではなかったということです。今、なでしこジャパンに選出されている南たちが必死になって、世界に追いつき、またムーブメントを起こしていかないといけません。いい環境で試合ができたからこそ、そうした、いろいろな思いが浮かびました。来シーズンに向けて、平均入場者数が2,000人、3,000人になっていくことや、チーム数が増えていけるかどうか、我々は日々精進して感動できるものを見せながら、ファン・サポーターのみなさん、メディアのみなさん、関係者のみなさんとともに、WEリーグを大きく育てていきたいですし、今日は本当にI神戸の選手、レッズレディースの選手は幸せだったと思うので、他のチームもこういう経験ができるようにしていきたいと思います。また、来週は最終節があります。新シーズンも始まりますので、みなさんのお力をいただければと感じています」

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