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22.09.18

2022-23 WEリーグカップ グループステージ 第5節 vs マイナビ仙台レディース 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「大雨もあって、こういうゲームになるのは予想していませんでした。マイナビ仙台レディースのGKの松本(真未子)選手が本当にいいセーブを続けていたので今日は難しいかなと思っていましたが、(落雷による)試合中断となってくれたおかげで中心選手が休めたことが、再開後の清家(貴子)の得点などに繋がったような気がします。うれしいのですが、相手チームには少しかわいそうだったかなと感じました。
ただ、ああいうコンディションの中でも崩しかけていたり、シュートまでいけたのは評価しています。もう少し他の若い選手も出したかったのですが、拮抗したゲームで、ああいう状況でもあったので、出場させることができませんでした。見に来てくださった方々が0-0で帰らなくてよかったですし、この勝ち点3は非常に大きいと、素直に喜んでいます」

【質疑応答】
(前節はお休みされていて、外から見る形になりましたが、そこで改めてチームに感じたことや、落とし込もうとしたことはありましたか)
「特に何を落とし込もうというよりも、今やっていることがもう少しできるようになったとか、三角形でパスコースを作るところを、距離感がいいときはどんどんできているのですが、そうではないときにどうやって修正していこうかといったことが、すごく客観的に見ることができたので、勉強になりました」

(今日の試合では天候やピッチ状態が悪く、中断もあって、選手の対応力やタフさが問われたゲームだったと思います。そのあたりをどのように評価されていますか)
「レッズレディースの選手は、そういうところでの経験値は高いです。普段のトレーニングでも、こちらの言ったことを、あえて自分流に変える選手もいます。中断の間はエアコンを調整したりマッサージを受けてもらいながら話をしたりしていました。あまりこちらから指示をしなくてもできていると思いますし、それが経験になっていきます。今日はたまたま勝ちましたけど、負けたとしてもそれがいい経験になって次につながればと思っています。若い選手たちもそういう姿を見ているので、そういう意図もあって、あまり関与はしませんでした」

(今日の勝利で、WEリーグカップの決勝進出に大きく近づいたと思います。次のちふれASエルフェン埼玉戦に向けて、コメントをお願いします)
「ちふれ(ASエルフェン埼玉)は田邊(友恵)監督になって、本当にアグレッシブで動きが止まらない、いいチームだなと感じています。ちふれとはそんなに相性がいいわけでもないですし、ましてや次はアウェイの熊谷(スポーツ文化公園陸上競技場)なので、今日の試合で勝ち点3を取らなければ、相当厳しいと感じていました。今回いい形で勝ち点3を取れたので、この勢いを次につなげるようにしていかないといけないと思います。注意するところはカウンター対策です。前に速い選手もいますし、今日も最後の方に後ろで危なっかしいミスがあったので、そういうところを修正して、次に向けて準備していきたいと思います」

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