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24.03.03

2023-24 WEリーグ 第8節 vs INAC神戸レオネッサ 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「ひと言で言うと、悔しい勝ち点1だというのはあります。ただ猶本(光)・安藤(梢)の不在を埋めるところは、自分たちなりにまた違う表現でできてきたのかな、という手応えがありました。特に前半は相手の戦い方もあったにせよ、ボールをしっかり握ることができました。そして後半に相手が少し変わってきた中での対応力についても、少しずつの成長が見えたと思っています。

ただ、I神戸さんは北川(ひかる)選手、田中(美南)選手、うちでは高橋(はな)、清家(貴子)あたりに疲れがあったようにも見えました。惜しいところもあったのですが、チームワークというところでは一丸となって戦えてきているのかなと思います。ここから過密日程もありますが、そこに向けてはいい手応えがあったと思っています。ただ、それを結果として出すのはまた次からなので、気を引き締めていきたいと思います」

【質疑応答】
(後半、高橋はな選手をFWで起用しましたが、どのような意図があったのでしょうか)
「長嶋玲奈が今年になって非常に安定してきましたし、石川璃音もなでしこジャパンのメンバーに選ばれ、出場はなかったですが、しっかりとプレーできます。高橋に関しては、安藤、猶本もそうですし、菅澤(優衣香)もヒザの状態などの影響があり、高橋からも話があって、相手にとっては非常に嫌なタイプですし、起用を考えてはいました。今日は形になる結果は出ませんでしたが、やはり迫力があるので、今後もセンターバックとの両刀で考えていきたいと思います」

(この試合を通じて、もう少し高めていきたいと感じたところはありましたでしょうか)
「ボールロストなど、少しミスがありました。最終的にはクオリティーの部分になります。ウチとI神戸さんの試合は現時点での首位決戦になりますが、これがWEリーグ、女子サッカーにおける今のトップかと言われると、正直に言ってお互いにミスが多かったと思います。そういうところは改善していかないといけません。もっとできると思いますし、これからパリオリンピックの本大会がある中では、ああいうミスをしていたらいけないと思います。そこは肝に銘じて、改善していかなければいけないと思っています」

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