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24.03.31

2023-24 WEリーグ 第13節 vs AC長野パルセイロ・レディース 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「ご覧の通り、すごく大味な試合になりました。前半はお互いにミスが出て、大差がつきましたが、こちらも3失点はなかなかなかったです。福田(史織)を久しぶりに起用したり若い選手を使ったりしましたが、ここで層を厚くしてチーム力を上げていかないといけないのもあり、かなり疲労がたまっているのもあって、そういう布陣を組みました。結果、勝てて良かったです。

攻撃では相手のミスにも助けられましたが勢いもあって、清家(貴子)や島田(芽依)も点を取れて、攻撃陣は頑張ってくれました。ただ、後半に1点も取れなかったのはありますし、そこは反省して次にいきたいと思います。連戦の疲れもあるのでまずはリフレッシュをしっかりして、また4月から戦っていきたいと思います。

AC長野パルセイロ・レディースさんの攻撃の勢い、そしてファン・サポーターの勢いに押された感じはありました。そういうところをしっかりと受け止めて、また次にいけるように頑張っていきたいです」

【質疑応答】
(GKに福田史織選手を起用した理由を教えてください)
「本来であれば、この連戦の真ん中にあたるジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦などで使いたいと思っていました。調子も良かったのですが、そこで出すタイミングを失ってしまったところもありました。もちろん池田(咲紀子)が悪いわけではなく、チームの総合力を上げたいということでした。福田も練習では非常に良いパフォーマンスを出していたので、今日は少しミスが出てしまいましたが、そういう経験ができて良かったと思います」

(前半の20分までに6点が入る、出入りの激しいゲームになりました)
「お互いに疲れはあると思いますが、こちらもスタートから勢いはありました。みんな疲れてはいますけど、ここでしっかり取ってという意識もあり、あとは昨シーズンにここで嫌な負け方もしていたので、前半は勢いよく行けました。相手のラインが高かったのもありますし、うちにも良かったものがありました。失点はありましたが、ウチの攻撃力は確かに上がってきていると思います」

(3月の連戦を闘い抜いた選手たちの評価をお聞かせいただけますか)
「際どいゲームもありましたが、しっかりと勝ち点を積み上げてくれました。どこのチームもしぶとく残っているので、そういうことをこちらも意識しながら、そうしたプレッシャーの中でしっかりと勝ち点を取れています。今日は痛いミスでの失点もありましたが、ディフェンス陣も非常にしっかりと守れるようになりました。連戦ではありましたが、かなりたくましく戦ってくれたと思います。そういうことができるようになった選手たちをすごく評価していますし、感謝もしています。

ウチは猶本(光)と安藤(梢)が怪我してしまって、高橋(はな)も怪我をしてしまっていますが、そういう中でもこうして結果を出せたのは、選手たちに責任感と自覚が出てきた証ではないかと思います。そういうものを結果につなげていってあげられるよう、僕らもまだまだ勉強して頑張っていきたいです」

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