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23.11.18

2023-24 WEリーグ 第2節 vs ちふれASエルフェン埼玉 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「初戦がすごく難しいと思っていましたが、やはりその通りになってしまいました。最初に点を取れるところを取らないと苦しくなります。ただ、WEリーグも3年目で、各チームの差が縮まってきているのを痛感しています。相手も強いですし、ゲームをやっていて、うちがおかしいと思うことがおこがましいと思います。フィニッシュのところでチャンスがいくつかありましたが、相手のディフェンスも非常によく守っていて、なかなか大変でした。

猶本(光)が点を取ってくれてからは安定した試合運びができたのですが、相手にレッドカードが出て、往々にして1人減ると有利かと言えば、そうではないゲーム展開になってしまいました。最後は崩して遠藤(優)が決めてくれたので何とか勝利できましたが、これから茨の道が続くな、という印象です。一戦一戦をしっかりやっていかないと、連覇は遠い道のりです。また次戦に向けて、しっかりとコンディションを整えてやっていこうと思います。今日はホーム開幕や仲間の引退セレモニーとかがあって、選手たちも固い感じだったのですが、なんとか勝利できて良かったです」

【質疑応答】
(今日はFWに清家貴子選手を起用しましたが、戦術的な狙いがあったのでしょうか、それともチーム事情によるものだったのでしょうか?)
「(清家は)AFC Women's Club Championship 2023 – Invitational Tournamentから非常にコンディションが良く、フィニッシュワークも良くなってきています。少し他の選手に疲労があったりしたので、コンディションが良い順番に、というところで、一度試そうと思っていました。前半には1本チャンスがあったのですが、ああいうところで決めていけば、彼女も自信をつけていくのではないかと思います。あの形は一つのオプションとして計算が立つことが見えたので、今日はそのような形にしました」

(相手の早い攻撃に苦戦するところがありましたが、何かできるところがあったのでしょうか、もしくは相手が素晴らしかったのでしょうか?)
「どちらもあると思います。相手には非常に優秀な選手も多いです。ただ、少し懸念していたのが、タイで大差で勝っていたところで、日本のチームはもっとプレッシャーが激しいと考えてトレーニングしてきたのですが、実際にこういうシチュエーションで対戦することで、さらにそれを感じました。そういうところは、早く目を慣らしていかないといけないと思います」
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