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24.01.20

皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝 vs サンフレッチェ広島レジーナ 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「なんとかPK戦で勝てました。奇跡的と言ったらおかしいですけれども、サンフレッチェ広島レジーナ(S広島R)さんには後半から完全にゲームを握られていたので、こちらは耐える一方でした。なんとか同点で延長に行けて、PK戦は時の運というところもありますけれども、選手が本当に諦めないでやってくれたおかげかなとは思っています。

S広島Rさんとは一進一退、こういうゲームばかりなのでとても疲れますが、そういうところもこちらがしっかりと対応できるように成長して、S広島Rさんの分も頑張って、優勝したいと思っています」

【質疑応答】
(今日は負傷交代などがあり、ゲームマネジメントでかなり難しいところがあったと思います。特に後半以降の采配についてはどのようなところを意識していましたか)
「不測の事態というか、そういうものに備えて、昨シーズンからいろいろなメンバーを使ったりポジションチェンジをしたり、ということはしていました。ただ、まさかという選手が早々に負傷してしまい、それでもうまくいっているゲームもありましたが、S広島Rさんがそうした部分を突いてきたところもあり、少し対応が後手になってしまいました。その辺のマネジメントは難しかったですね。

他にも、疲労がたまって交代しようかという選手がいたときに負傷者が出たりしましたが、今日は本当に最後まで諦めない選手たちの頑張りに助けられたという感じでした」

(中心選手が負傷交代し、一度はビハインドになりながらも勝ったという、この勝利の意味はどのように捉えていますか)
「やはり大きいですね。ただ、まだ何も勝ち得たわけではありませんし、この試合でビハインドになったという事実もあります。PK戦になって、最後は池田(咲紀子)が止めてくれましたけど、逆の展開になることも考えられました。ゲーム中にあの2人(安藤 梢・猶本 光)がいなくなった後の対応、ああいうチームへの対応も、しっかりとやっていかなければいけません。高橋はなが久しぶりの先発だったということもありますが、そういうことも含めて全員でもう一度見つめ直してやっていって、せっかくこのようなゲームで勝ったわけですから、やはりそれを糧にしたいと思います」

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