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23.01.15

皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 試合後監督コメント

【楠瀬直木監督】
「ひと言で言うと、選手たちのところでも言いましたが、悔しくてしょうがないです。これだけやってなかなかゴールを割れず、あの2本でやられてしまいました。どこに甘さがあったのか、そういう部分があったからなのでしょうけれども、勝負の厳しさを学べたゲームでした。

内容はところどころ、お互いにスペースができたところなどもあったのですが、INAC神戸レオネッサ(I神戸)さんも田中(美南)選手や髙瀬(愛実)選手などが最初はおらず、人数も少なくて、そこに負けてしまったのは、I神戸さんの方が試合巧者だったのか、勝つ気持ちが強かったのか、何かを探して見ているところです。ウチもシュートチャンスはありましたが、こういう日だった、とは片づけたくありません。うまいだけでなく強いチームになるためには、こういう試合にも勝っていかなければいけないので、I神戸さんからいろいろなことを学んで、チャレンジャーとしてまたリーグをがんばっていきたいです」

【質疑応答】
(菅澤優衣香選手の出場がありませんでしたが、コンディションの問題などがあったのでしょうか)
「前回の試合で膝を痛めて、できなくはなかったのかもしれませんが、大事な選手ですし、膝なので、他の選手で勝負しようと思いました」

(レッズレディースがペースを握っている中での2失点でしたが、どのようなところが要因と考えていますか)
「きちんと精査すると、最終ラインの押し上げの部分で少しラインが崩れたかもしれません。石川(璃音)にしても安藤(梢)にしても足が速いので追いついたりしていましたが、ああいうことはあってもしょうがないかなと思います。

それよりも、2点取られたら3点取るというところで、取れるチャンス、シュートシーンは十分あったと思いますが、そのシュートに力がなかったなどが大きな反省点です」

(そうした点は、個々のレベルを上げていくのでしょうか、チームとして取り組んでいくのでしょうか)
「両方だと思います。今日悔しがっている選手たちはもっと精度を上げなければいけないですし、形を作っていくところも大事だと思います」

(1月のナイトゲームで寒い中での試合でしたが、ファン・サポーターのみなさんが栃木まで駆けつけて、最後まで熱く応援してくださっていました。そんなファン・サポーターのみなさんに向けて、ひと言お願いします)
「本当に遠くまで遅い時間に来ていただいて、勝利を届けられなかったのは本当に悔しいと思います。また引き続き熱いゲームをして、2点取られても3点取るようなゲームができるようにしていきたいと思っていますので、一緒に戦っていただければと思います」

「最後に、I神戸さんは人数が少ない中で、本当に気持ちのこもったゲームをやってくれました。ウチもいい勉強になりましたし、非常にいいチームだと思いました。今後もI神戸に限らず、ベスト4に残った4チームには皇后杯を盛り上げていってもらいたいと思っています」

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