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14.01.13

交流サッカーフェスティバルにレディース池田、成合、田尻、栗島、ハートフルコーチが参加

13日、埼玉県社会福祉事業団障害者交流センターが主催する『第17回交流サッカーフェスティバル』が埼玉スタジアムで開催され、レッズレディースからは池田咲紀子、成合瞳、田尻有美、栗島朱里が参加。ハートフルクラブからは落合弘キャプテンをはじめ、午前は室井市衛コーチ、石黒琢也コーチ、伊藤健太コーチが、昼休みを挟んだ午後からは、神野真郎コーチ、小礒義明コーチ、宮沢克行コーチ、酒井友之コーチが参加し、約400人の参加者と共に楽しい時間を過ごした。

同サッカーフェスティバルは、埼玉県内の知的障害者や障害児が、サッカーを通じて、健康に仲間と楽しく交流することを目的に開催されているもので、レッズのスタッフや選手が参加して毎年交流を深めている。

開会式は、林芳博交流センター所長と落合キャプテンの挨拶の後、選手とコーチたちの紹介が行われた。落合キャプテンは「今日は寒いけれども、この寒さに負けないように頑張りましょう」と参加者に激励の言葉を贈った。選手宣誓が行われた後、準備体操をしてから第1試合が9時30分にキックオフされた。

交流試合は、埼玉スタジアムの第2グラウンド、第4グラウンド、フットサルコート2面を使用して、各チーム8コートに分かれて行われた。フットサルコートで行われた試合では、選手やコーチたちが参加者と一緒になって楽しくボールを蹴って汗を流した。ゴールが決まると、応援に駆け付けた人々の歓声や拍手が沸き起こり、会場は明るく活気のあるムードに包まれていた。

午後には、各チームから希望者が集まって選手やコーチと一緒にゲームを行う「わいわいサッカー交流試合」が行われた。冷たい風が吹く中での交流試合となったが、参加者の寒さを感じさせないアグレッシブなプレーによって、会場は盛り上がりを見せていた。ボールを奪われたら全力で走って取り返しに行き、そのままドリブルでシュートまで決めた参加者には、選手やコーチも両手を突き上げてゴールを祝福し、ハイタッチで喜びを共有しあっていた。

閉会式では、神野コーチと選手たち一人ひとりから挨拶が述べられた。神野コーチは、「ハートフルクラブの活動を通して、今までに会ったことがある人もいたかと思いますが、みんな元気に挨拶してくれてとても嬉しかったです。これからもまたどこかで一緒にサッカーをやりましょう。今日はありがとうございました」と参加者のみなさんに感謝の言葉を述べた。その後、各チームに記念品の贈呈が行われて、交流サッカーフェスティバルは盛況のうちに幕を閉じた。

【落合弘】
ハートフルクラブの活動を通して知り合った方々も多いので、年に一回のイベントですが、こうしてまた会えて本当に嬉しいです。コーチたちの顔を見かけるとフレンドリーに声を掛けてきてくれるのは、みなさんの心の中にハートフルクラブが残ってくれているからだと思います。本当に感動しています。

【池田咲紀子】
私は今回が3回目の参加だったのですが、去年に知り合った子が今年も参加してくれていて、その子から「覚えてるよ」と言われた時はとても嬉しかったです。私もみなさんと一緒にボールを蹴れることをとても楽しみにしていたので、試合の時は結構アグレッシブにプレーしていました。また次回も楽しみにしていますので、機会があったらぜひ参加したいです。

【成合瞳】
私はこのようなイベントに参加させていただいたことも、障害者の方と触れ合う機会も初めてでしたので、最初は戸惑いもありましたが、みなさんが本当にサッカーを楽しんでいる姿を見て、私も楽しむことができました。本当にいい経験をさせていただいたと思っています。

【田尻有美】
単純に自分が楽しんでしまいました。昨シーズンはチームも難しい状況にあって辛いこともありましたが、今回のイベントを通して純粋にサッカーを楽しむということを思い出させてくれました。今回が初めての参加でしたが、今後の糧になるような経験をさせていただいたと思っています。

【栗島朱里】
今回初めて交流サッカーフェスティバルに参加させていただきました。とにかくみなさんと一緒に楽しみたいという気持ちで臨みましたし、実際に皆さんと一緒にボールを蹴ることができてとても楽しかったので、ぜひ次の機会も参加したいです。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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