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22.05.18

三菱重工浦和レッズレディース トレーニング メディア公開後の監督・選手コメント

5月18日、三菱重工浦和レッズレディースはさいたま市内の練習場で、トレーニングをメディアに公開しました。トレーニング後には、楠瀬直木監督、柴田華絵、遠藤優がメディアによる囲み取材に出席。来るリーグ最終戦に向け、メディアからの質問に答えました。



【楠瀬直木監督】
前節はINAC神戸レオネッサが非常に良い会場で、試合開催を用意してくださいました。優勝が決まっていたことなどもあり、INAC神戸レオネッサのほうがやりにくかったと思います。システムやメンバーを変えていましたが、レッズレディースはリーグ前半戦で敗戦しているので、その意味でもモチベーション高く臨めました。もう少し、試合の入りはふわふわするかと思いましたが、想像よりもみんな、しっかりと入っていたと思います。全体的には非常に引き締まったゲームでした。そういう戦い方が出てくるのが少し遅かったというのも否めないですが、意地もあります。次節は最終節のホームゲームです。これまでにも負けてはいけないホームゲームで負けてしまったこともありますが、今回は本当に今シーズンの総括というゲームになりますので、引き締めて戦いたいと思います。

(この1週間はどんなポイントを持って練習されますか)
「少し痛んでいる選手が多いので、いつものことですがコンディションの部分、みんなのコンディションとモチベーションを上げていきたいと思います。試合に向けてやることは練習としても変わらないので、いい状態で試合に臨めるようにしたいです」

(日テレ・東京ヴェルディベレーザ(以下、東京NB)とはリーグ開幕戦以来の対戦になります。印象やリーグ戦を経て変化していると感じていることを教えてください)
「少し主力選手が抜け、若手に切り替えている面があると思います。順位のことなどもありますが、最終節は、そういうものは関係なく、レッズレディース対東京NBというところではお互いに譲れない戦いです。楽しみにしています」

(次の試合が、森総監督、楠瀬監督体制での最終戦になります。心境や思いを教えてください)
「森総監督とはこれまでも、チームが違っても近い距離にありました。この3年間、森さんがレッズレディースでやってきたことは確かなことで、チームの正しい方向性を見出してくれたと思います。それは、このチームとしても確かなものになっています。今後はアカデミーダイレクターとして専任になり、若い世代から確かなものを持った選手たちをどんどん輩出していけるような体制になります。トップチームもそれを継承しつつ、順位と勝ち点によりこだわった戦いをしていかなきゃいけないと思います。次が最後ではありますが、チームの中では最後という感じがあまりないというのも正直なところです。そして、もちろん勝って終わりにしないといけない試合だと考えています」

(次節が今シーズン最終節です。ファン・サポーターの方に一言お願いします)
「リーグ戦は2位で終わることになりました。決して悪くない成績ですが、実力を考えれば2位ではいけないチームです。そういうチームをサポートして、支えてくださっているみなさんに感謝の思いを込めて、最終戦は必ず来シーズンにつながるいいゲームにしたいと思います。ぜひたくさんみなさんに観に来ていただけたらと思っています。応援をよろしくお願いします」



【柴田華絵】
順位は決まっていますが、最終節は勝って終わりたいです。相手は東京NBということもあり、みんな気合が入っています。改めて、勝って終わりたいです。

(最終節で対戦する東京NBの印象や注意したい選手を教えてください)
「本当に上手い選手が多くて、ボールを持たれる時間も長くなるかもしれないですが、辛抱強く戦いたいです」

(柴田選手は今シーズンでなでしこリーグ・WEリーグ通算200試合出場を迎えられました。実感などはありますか)
「ありがとうございます。実感などはあまりないです。200試合に出場できたことは本当にみなさんのおかげです。チームのみんなや関係者のみなさん、ファン・サポーターのみなさんに感謝の気持ちもあるので、そういった気持ちを合わせて勝利で恩返ししたいなと思います」

(次戦は現体制での最終戦になります。意気込みをお願いします)
「森総監督体制で戦える最後の試合になるので、笑って終わりたいと思います」



【遠藤 優】
最終節は東京NBと対戦します。WEリーグの開幕戦でも対戦していますが、勝利で終わっているので、ホーム最終戦も勝利で終えること、そして、森さんとの最後の試合になるので、森さんの古巣である東京NBを倒して、ホーム最終戦を笑顔で終われるようにがんばりたいです。

(最終節で対戦する東京NBの印象や注意したい選手を教えてください)
「前回の対戦は開幕戦で、最終節まで長い間があいてしまいましたが、皇后杯で活躍したメニーナの選手もトップチームに登録されて、そういう選手たちも出場する可能性もあります。若い選手たちにも負けないような試合をしたいと思います」

(遠藤選手は前節のPK獲得のシーンなど流れを変える貴重な存在として躍動していますが、リーグを通して得ている手応えを教えてください)
「今シーズンはリーグ初年度で、日程的にもイレギュラーな形でした。全試合途中出場でしたが、まずDFから入るというところをずっと意識してやってきました。スタートから出ている人はかなり疲れている状況なので、私が2〜3人分のDFをする勢いで入るのと同時に、ボールを取ったらなるべく仕掛けるところを意識しています。前節の国立競技場の試合では、それがすごく出た試合になったのではないかなと思います」

(次戦は現チームで最終戦になります。意気込みをお願いします)
「このチームでの最後の試合なので、絶対に勝って笑顔で終わりたいと思います」

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