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21.12.22

メディア公開トレーニング後の楠瀬監督・池田・佐々木コメント

12月22日、三菱重工浦和レッズレディースはさいたま市内の練習場で、メディア公開トレーニングを実施しました。トレーニング後には、楠瀬直木監督、池田咲紀子、佐々木 繭がオンライン会見に出席。メディアからの質問に答え、天皇杯とのアベック優勝がかかる皇后杯に向けて、意気込みなどを語りました。



【楠瀬直木監督】
【質疑応答】
(前回の試合から約1ヵ月、空いています。この間、ポイントにしてきたことを教えてください)
「リーグ戦後、代表選手が長い期間隔離されていました。メンタル面も含めてコンディションを維持できているか。合流して、一度トレーニングマッチをはさみましたが、だんだん普段を取り戻す感じになっていると思います。皇后杯に向けて、紅白戦では激しいプレーも出ていますが、徐々に標準を合わせていけたらいいですし、悪くない状況です」

(一足先に男子トップチームが天皇杯を優勝しました。どのようにご覧になりましたか)
「劇的でドラマチックな試合でしたし、コロナ禍ですが、いろいろなものが緩和されて、ほぼ満員という中で、感無量でした。現場で見た選手も多く、僕たちも現地で見ましたが、アベック優勝できるチャンスはなかなかありません。まずは次の試合にしっかりと勝ってやっていこうという話がみんなからも出ました」

(次はいよいよ皇后杯での戦いです。伊賀FCくノ一三重との対戦ですが勝負のポイントを教えてください)
「昨シーズンまでのなでしこリーグ時代にも対戦しており、かなり苦しい思いをさせられてきたチームです。今シーズンのなでしこリーグもダントツで優勝し、皇后杯にも大差で勝利して勝ち上がっています。激しい戦いをするチームなので、油断なく、本当にしっかりと戦いたい。厳しいゲームになると思いますが、いい準備をしていかないとやられてしまうと思うので、集中してがんばります」

(皇后杯制覇に向け、意気込みをお願いします)
「アベック優勝ができるチャンスはなかなかありません。まずは次の試合。リーグ戦ではいいゲームもありましたが、一つひとつに集中していかないと、負けてしまう試合もありました。そういうことがにないように一試合一試合、前半後半を10分ずつなど、細かく刻んで集中していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


【池田咲紀子】
【質疑応答】
(チームに合流して約1週間です。ご自身の体調面や久しぶりのチームの雰囲気をどのように感じていますか?)
「隔離期間中は心身ともに動けないストレスなどがあり、隔離が空けたあとのコンディションに不安もありました。でも、自分自身は隔離期間中にできることをやってきましたし、合流してみんなとトレーニングができ、現在は頭も身体もとても整理されている状態です」

(皇后杯に先駆けて、男子トップチームが天皇杯優勝を果たしました。刺激になったと思いますが、どのようにご覧になりましたか)
「試合に見に行きました。すばらしい雰囲気の中でプレーをしていて、すばらしい結果でした。それを実感しましたし、自分たちにとっても本当に良いモチベーションになっています。レッズファミリーとして、男子トップとレディースで、天皇杯・皇后杯に優勝することが目指すべきところというのを改めて感じています」

(次は皇后杯で伊賀FCくノ一三重と対戦します。勝負のポイントや相手の印象を教えてください)
「すばらしいチームで全員がハードワークをします。技術も体力も、仲間を信じて走り切るチームという印象です。すばらしい相手なので、まずは早い時間に失点しないこと。90分通して勝ち切ることにフォーカスをしていきたいですし、苦しい時間帯や失点して追いかける形になるかもしれないのですが、どのような形でも、最後は勝ち切れるように、いい準備をしています。しっかりと落ち着いてゴールを守ることに集中したいです」

(皇后杯優勝へ向け、意気込みをお願いします)
「自分自身、ここ数年はずっと悔しい思いをしています。昨シーズンはリーグ優勝はできましたが、皇后杯を落としていますし、シーズンの最後は優勝で終わりたかったという気持ちです。今シーズンは皇后杯が終わってもリーグが続きますが、総力戦になるので、全員で一つひとつを戦って、かならず優勝したいと思います」


【佐々木 繭】
【質疑応答】
(前回のリーグ戦から1ヵ月近く空きました。現在のコンディション面、チームの雰囲気など教えてください)
「だいぶ意識が上がってきましたし、みんなのコンディションも良いのかなと感じています。私自身も、今日のゲーム練習でも、周りといいコンビネーションができたかなと思いますし、コンディションもいい感じです」

(皇后杯に先駆けて、男子トップチームが天皇杯優勝を果たしました。刺激になったと思いますが、どのようにご覧になりましたか)
「私も現地観戦をしましたが、会場に行くときからレッズのファン・サポーターがどんどん電車に乗ってきて、改めてレッズサポーターの力を感じました。男子が優勝してくれて、帰るときもたくさんのファン・サポーターのみなさんのうれしそうな様子を間近に見ることができたので、本当に良いモチベーションをもらったなと思います。私たちも、あのような感動を一人でも多くの人に届けられるように全力を尽くしたいです」

(皇后杯では、伊賀FCくノ一三重との対戦します。勝負のポイントとして感じることを教えてください)
「久しぶりの対戦になりますし、相手はなでしこリーグを優勝して自信もつけていると思います。自分たちもやることはしっかりとやること。一発勝負の怖さもありますが、今は、いい準備をすることしか考えていません」

(サイドからの攻撃もポイントになると思います)
「今までの自分のプレーをガラッと変えることはないですが、相手の映像をもらったので、相手の長所をしっかりと頭に入れて対応をしながら自分の良さを出せればいいなと思います」

(皇后杯優勝に向けて、意気込みをお願いします)
「2年連続で決勝で負けています。目の前でカップを掲げられている姿は見たくないので、今年こそは、3度目の正直という感じで、優勝したいです」
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