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23.10.05

オフィシャル・マッチデー・プログラム(MDP)662号『レッズレディースインタビュー 伊藤美紀』番外編

9月29日(金)発行のオフィシャル・マッチデー・プログラム(MDP)662号に掲載された『レッズレディースインタビュー 伊藤美紀』の番外編をお届けします。

★7月から浦和に来て、練習環境、体制、チームの雰囲気、街の雰囲気など、どう感じていますか。
◆本当に選手とスタッフの仲の良さというか、雰囲気の良さというか、それはすごく感じました。初めての移籍で、やっぱり不安もありました。レッズレディースは人の出入りが少ないクラブで、完成度がすごく高いチームだと思っていたので、本当に馴染めるかな、という不安があったんですが、みんなが話しかけてくれたり、馴染みやすい雰囲気だったりを作ってくれていたので本当に入りやすかったです。プレーも「どんどんやっていいよ」「自分がやりたいことをまずやってみて」とか声をかけてくれたので、やりやすいというのが最初の印象で、本当に良いクラブだなと思いました。
 
★I神戸とレッズレディースの違いを感じるところはどこですか。
◆レッズレディースの場合、育成から上がってくる人が大勢いて、練習や合宿に参加したりとか、そういうところから繋がりを持ちながらやれているっていうのは、スムーズに上がっていける強みというかいいなと思います。
 設備とか環境で言いますと、I神戸は温泉施設を使わせていただけました。練習場の近くとちょっと離れた場所の2か所なので、便利でした。あとは毎日ではないですけど、シェラトンさん(神戸ベイシェラトンホテル)からビュッフェランチやディナーなど食事を提供していただけていました。

★なでしこリーグからWEリーグに移行して、伊藤選手自身の変化はありますか。
◆体のケアもそうですし、食事の面もそうです。もともとサッカーがうまくなりたいと考えて生活していたんですけど、さらにしっかり考えるようになりました。勉強というか、怪我しない体を作るための休みの取り方や補強のトレーニングなど、自分で考えたりトレーナーさんに相談したりして、自分の体としっかり向き合えるようになりました。
 浦和はI神戸より練習開始が早いんですが、その分残り時間を有効に使えて、それもプラスになっています。毎日充実していますね。

★2連覇を目指したWEリーグカップですが、決勝進出の可能性がなくなってしまいました。
◆すごく悔しかったですし、負けてしまった第4節のS広島R戦では自分の責任も感じています。点を取るチャンスもあって、その中で点が入らないとああいうゲームになるんだなっていうのも感じましたし、もっと自分が変えられたなって思うこともありました。あのS広島R戦で、本当にたくさんのことに気づけたので、そこから次にどうつなげていくかだと思います。もっともっとやらなきゃいけないし、要求していかなきゃいけない部分もあると感じたので、そこを練習の段階でもっとみんなでやっていって、もっと強いチームにしていきたいな、と思いました。

★伊藤選手は高校時代まで攻撃的なポジションで、I神戸に入ってからボランチです。レッズレディースはボランチにも攻撃的なポジションにもレギュラー候補がたくさんいて、これからの競争が厳しそうですね。
◆ポジションはどこでもやれる自信はあります。どのポジションになったとしても、もっとチームを勝たせるために、みんなが良いプレーをするために、相手が嫌がるプレーをして、ラストパスを出すなどもやっていかないといけないなと思います。そこは自分の強みとして持っているので、そういう仕事をもっともっとやっていけばチームの勝利につなげていけるんじゃないかなと思っています。これから女子のACLのプレ大会やWEリーグが開催されます。そこのクオリティを上げたいなと思っています。


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