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22.06.10 レッズレディース総括レポート 『2021-22シーズン振り返りと2022-23シーズンに向けて』


日頃より、三菱重工浦和レッズレディースへ温かいサポート・後押しをいただき、誠にありがとうございます。

今シーズン、日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が開幕しました。レッズレディースはWEリーグに初年度から参加し、初代チャンピオンを目指し、闘ってまいりました。コロナ禍でスタジアムへの入場制限がかかる中での船出となったWEリーグですが、これまで以上に多くのファン・サポーター、パートナー企業、ホームタウンの皆さまに熱い応援をいただきましたこと、本当にありがとうございました。

WEリーグ初代チャンピオンは逃しましたが、皆さまのおかげで、クラブにとって悲願である『皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会』で初優勝を果たすことができました。心より御礼申し上げます。

本日は、シーズンの総括としてファン・サポーターの皆さまへ『レッズレディース2021-22シーズン振り返りと2022-23シーズンに向けて』をお伝えさせていただきます。

◆2021-22シーズン振り返り
【シーズンスタートから開幕まで】
トップチームは、昨シーズンまで監督としてチームを率いた森栄次が総監督に就任し、レッズレディースユースの監督であった楠瀬直木を監督に迎えた新体制でWEリーグ元年に挑みました。チーム編成では、ユースから3名の選手(福田史織(GK)、島田芽依(FW)、河合野乃子(DF))がトップチームへ昇格し、25名の選手で始動しました。
これまで積み重ねてきた「パスでつなぐサッカー、選手たち自身が楽しむスタイル」に加え、多くの選手が関わって相手を崩していく「共鳴して奏でるサッカー」を理想としてチーム作りをしてまいりました。

WEリーグ開幕前の4月~6月にはプレシーズンマッチ及びクラブオリジナルマッチを開催しました。リーグ開幕に向けてチーム作りの最終調整の場になるとともに、WEリーグの認知向上に向けたプロモーションとしても有意義な試合となりました。

また、7月~8月に日本で開催された「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)」にレッズレディースから4名(池田咲紀子(GK)、菅澤優衣香(FW)、塩越柚歩(MF)、南萌華(DF))が選出されました。そのため、全員でのチーム練習の時間が短くはなりましたが、リーグ開幕直前まで世界レベルを経験した選手たちが、チームに戻って、他の選手たちに非常に良い刺激をもたらしてくれたことで、良い形で開幕に向かうことができました。

【チーム成績】
今シーズンの目標は、WEリーグ優勝及び皇后杯優勝の2冠を掲げました。皇后杯優勝は達成できましたが、リーグは2位という結果でWEリーグ最初のシーズンの幕を下ろしました。

● 2021-22 Yogibo WEリーグ:順位 準優勝 (13勝3分4敗 勝ち点42 得点40 失点24 得失点差+16)
● 皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会:優勝

WEリーグは秋春制を取っています。そして今シーズンは、9月に開幕し12月までに前半戦を行ない、12月~2月にウィンターブレイクを挟んで、3月~5月に後半戦が組まれました。ウィンターブレイク期間には、皇后杯の試合が行われました。

リーグ戦序盤は順調に勝ち点を積み重ねていきましたが、途中、怪我による戦線離脱や、対戦チームによる入念な対策や研究により、中盤に連敗を喫することとなりました。ウィンターブレイク期間に行われた皇后杯で、リーグ戦で見えた課題の改善、戦術の練り直し、チーム作りの見直しなどを調整しながら闘ってまいりました。皇后杯準決勝から決勝までは約2か月空きましたが、この期間に沖縄で合宿したことで、チーム全体で戦術やコンセプトの共有や、絆を深める機会となりました。その結果、クラブとして初めて皇后杯を獲ることができ、リーグ後半戦に向けた弾みにもなりました。

また、リーグ後半戦開始前には、5名の新加入選手(石川璃音(DF)、鈴木佐和子(GK)、丹野凜々香(MF)、西尾葉音(FW)、西村紀音(DF))を迎え、さらなるチーム強化にも努めました。そして迎えたリーグ終盤、アウェイでの連戦もありましたが、ここでしっかりと連勝することができ、首位のINAC神戸レオネッサを猛追しました。しかし、優勝まで一歩及ばず、首位との勝ち点差8で2位という結果でシーズンを終えることとなりました。

初めて経験する秋春制で、コンディションの持って行き方に難しさを感じながらも、森総監督・楠瀬監督のもとで、雰囲気の良いチームを作り、結果を残すことができました。

【育成】
育成年代である、レッズレディースユース・レッズレディースジュニアユースでは、スポーツを通じた人間形成を重視しつつ、優秀な選手の育成、ユースからトップチームへの選手輩出に取り組んできました。今シーズンは、3名の選手(丹野凜々香(MF)、西尾葉音(FW)、西村紀音(DF))がトップチームへ昇格を果たしました。

また今シーズン、以下の成績も残しています。
● レッズレディースユース JFA 第25 回全日本U-18 女子サッカー選手権大会:準優勝
● レッズレディースジュニアユース JFA 第26 回全日本U-15 女子サッカー選手権大会:3位

【経営面】
2021年3月、WEリーグへの参戦に際して経営の安定を図る目的で、浦和レッドダイヤモンズの筆頭株主であり、日本の女子サッカーの発展とかかわりの深い三菱重工業株式会社に3年間のネーミングライツを取得いただきました。チームの呼称に「三菱重工」を冠して「三菱重工浦和レッズレディース」として活動を開始しました。今シーズンを通して、呼称の浸透に努め、多くの方に認知されるようになりました。

レッズレディースの単独収支につきましては、WEリーグとなり、スタジアムに席種を設けチケット価格の見直しを行なってきたことや入場者数増により、なでしこリーグ時代と比較し売り上げは大幅に増加しました。一方で、WEリーグを多くの方々に知ってもらい、スタジアムに足を運んでもらうための集客・プロモーションにも力を入れたことで、各種費用が嵩み、大幅な収益改善には及んでいないのが現状です。来シーズン以降も、粘り強く収益改善に取り組んでまいります。
● リーグ戦ホームゲーム入場者数(10試合) 総入場者数 21,324人、平均 2,132人
クラブ最多入場者数 4,509人(11/13 vs.マイナビ仙台レディース戦@埼玉スタジアム)

さらに、新しいレッズレディースのイメージを作るための施策にも取り組んでまいりました。まずは、チームのロゴデザインを刷新し、王者であり続けようという意志を女王の冠をモチーフにしたエレメントで表現し、選手たちが生き生きと活躍する姿の象徴であると共に、誰もが輝ける社会実現への願いを込めたコミュニケーションマークを作成しました。グッズや各種印刷物には新しいマークを付すことで、レッズレディースの象徴マークとなっています。また、オフィシャルインスタグラムのアカウントを開設し、選手の素顔を発信していくことにも注力してきました。インスタグラムのアカウントフォロワー数は半年で1万人を超え、若年層を中心に、新たなファン・サポーター獲得に繋がりました。また選手発案で、試合の解説動画、オリジナルネイルチッププレゼントやネイル体験会の実施などにも取り組んでまいりました。加えて「モーニング娘。’21」のメンバーとして活躍する横山玲奈さんに『2021-2022シーズンのレッズレディース応援アンバサダー』に就任していただきました。選手との対談やインスタライブの実施、プロデュースドリンクの販売、試合会場への来場などを通じて、レッズレディースの盛り上げに尽力いただきました。

来シーズンもこうした取り組みは引き続き継続して、既存のファン・サポーターにレッズレディースの魅力を届けるとともに、新しいファン・サポーター開拓に結びつけていきます。

【ホームタウン活動・社会貢献活動】
日ごろから私たちを支えていただいているホームタウンの皆さまとの活動に、今シーズンは多くのレッズレディースの選手が参加しました。主な取り組みとして、以下のようなものがあります。
● さいたま市による「コロナウイルス防止対策」へのメッセージ動画、まちづくりシンポジウムへの参加などによる行政との連携
● さいたま市内の各小学校で実施しているレッズ先生(オンライン授業)への登壇
● 中学生年代女子サッカー大会「SAITAMA GIRLS MATCH 2022」でのデモンストレーションの実施
● 関東信越国税局による「スマホ申告推進大使」への就任
これ以外にも、商店街への挨拶回り、サッカー教室への参加、地元の学校訪問などシーズンを通じてホームタウンの皆さまとの交流を行ってまいりました。

また、WEリーグは奇数の11クラブが参加しているため、毎節試合のないクラブがあります。試合のない日は、WEリーグの理念を体現するためにアクションを起こす「WE ACTION DAY」として、各クラブが独自で考えた取り組みを実施しています。WE ACTION DAYは1シーズン2回ありますが、レッズレディースは、前半に「浦和区女子サッカースキルアップスクール(オンライン実施)とクラブハウス周辺の清掃活動」を、後半に「レッズレディース キッズサッカー教室」を行ないました。取り組みを通じて、選手が自ら考え、行動する機会になるとともに、子どもたち、女の子たちにスポーツや体を動かすことの楽しさ・サッカーの魅力を伝えることができました。

◆2022-23シーズンに向けて
【チーム編成とレッズレディースの目標】
今シーズンで3名の選手(南萌華(DF)、柳澤紗希(MF)、柴山史菜(MF))、2名のコーチ(立石典久GKコーチ、下山薫アシスタントコーチ)、そして来シーズンはアカデミーダイレクター専任となる森総監督がチームを離れることになりました。来シーズンは、楠瀬監督のもと、新体制そして新たなチーム編成で迎えることになりますが、WEリーグ優勝と皇后杯優勝の2冠という目標達成に向け、チーム全員で闘ってまいります。

他チームでは若手選手の躍動が目覚ましい状況です。レッズレディースも今シーズン加入した若手選手の起用などにより、チーム内での厳しいポジション争いが予想されます。選手同士が競争していくことで、チームに良い影響を与え、より一層強いチームとして頂点を目指し続けます。

また、森栄次アカデミーダイレクターのもとで、トップチームとアカデミーの連携が加速し、レディース全体で良い循環が生まれるように努めてまいります。

さらに、コロナ禍で実現できていなかったサッカー競技以外の活動に、積極的に参加してまいります。選手たちによるホームタウン活動、子どもたちとの交流などを通じて、レッズレディースの選手が誰からも愛され、夢を与える存在となり、地元を元気と笑顔にして誰もが輝く社会を創っていくことを目指し、日々の活動に取り組んでいく考えです。

【最後に】
三菱重工浦和レッズレディースは、WEリーグが掲げる「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する。」という理念に賛同し、WEリーグに参戦しています。WEリーグ初年度の今シーズン、黎明期として多くの課題があり、皆さまからクラブにも様々なご意見を頂戴しております。その一つ一つの意見に真摯に向き合い、WEリーグの理念に少しでも近づけるように、全力を尽くしてまいります。

女子サッカーがもつ重要な価値である「フェアプレー、ひたむきさ、思いやり」など、今の時代に欠けつつあるものを失わず、レッズファミリーの皆さま、サッカーが大好きな数多くのファン・サポーターの皆さま、そして地域の皆さまとともに、女子サッカーを誰からも愛されるスポーツにしてまいりたいと思います。来シーズン以降も、引き続きお力添えを何卒お願いいたします。

今シーズンも最後まで熱い応援、そして温かい支援をいただいた全てのファン・サポーターの皆さまに、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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