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アメリカツアー vs Portland Thorns FC後、監督、選手コメント
【堀孝史監督】

――試合全体を振り返ってどんな感想でしょうか。
「前半の入りというか最初のほうの時間帯っていうのは、なかなかうまくいかなかったと思います。ベンチからも話したりとか、選手たちも話した中で、本当に少しずつ少しずつ、なんかやれるようになってた部分はあったと思います。ハーフタイムにもう1回伝えた中で、後半は非常に良くなったんじゃないかなとお思います」
――やや押され気味の中で、ボールを奪われてから一気にゴール前まで迫るスピードとパワーが相手にはありましたが、その中でもボックス内でしっかりと人数をかけて守備をしたり、良いセーブを見せたりと、守備のところでポジティブな面も見られました。
「前半は特にゴール前でそういうシーンが多かったし、その中で最後までしっかり粘るという、そういうことができていました。そうした中で、キーパーのセーブも出ていて、あとはみんながしっかり頑張って戻そうという意識があるからこそ、そうしたプレーにつながっていると思うので、そういうところは続けなければいけないと思っています」
――今日のような相手に対しても、すごくしっかりと体をぶつけに行ったり、選手たちに力強さを感じたり、キックのレンジが伸びていたりという印象もあります。
「ただ、この比較をどこで持つかというところはあります。やっぱり前回のシアトルとか今日のポートランドも含めて、相手のウォーミングアップなども見ていると、やっぱりキックの強さとか、ボールのスピードとか足の振りの速さとか、またシンプルな動き、足の動かしなどに長けている選手が多いというのは思うんです。そこに基準を合わせていかなければいけないし、日常を変えていかなきゃいけない部分もあるのかなと。前半も少なかったとは思いますし、ただいくつかチャンスはあって、後半も結構攻撃の部分でだいぶ意図するようなシーンも見えました。最後のその技術ミスとかがあるんで、結果には結びつかないけど、いくつかそういう兆しが見えてるんじゃないかなと思います」
――攻撃面では、最後のところまでは狙いを持って行けているように見えました。
「この前の試合でもその最後のところまでは狙いを持ってというところで、今日の前半はなかなか難しかったんですけど、後半はしっかりみんなが修正して、意識が良くなっていった部分があったと思います。加えて最後の1/3のところというのは、前試合よりゴールに向かう姿勢とか、そこで何かをやろうと動き出すとか、そういうものが見えたので、それはポジティブかなと思っています」
――遠征も終盤にかかり、次が最後の1試合になりますが、どんなものを得たいですか。
「今日のレギュレーションでは引き分けだったらPKまでやるということでした。PKでもやっぱり負けるって悔しいです。選手も多分、本当に後半うまく巻き返して頑張った中、結果が負けるというのは本当に悔しいと思っていると思うので、そこをやっぱりぶつけなければいけないし、その悔しかった原因はどういうことなのかというところですよね。チームのこともあるだろうし、個人的なものもあると思います。そこをやっぱりそれぞれが振り返る、チームで振り返るということをして、最後の1試合を戦い、いい形で遠征を終えたいです。帰国後も開幕前にもう1試合トレーニングマッチもあるので、その準備につなげていきたいなと思います」
【島田芽依】

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「前半は結構攻め込まれることが多くて、相手のスピードの速さとか背後への動きへの対応というところで、最初は慣れるまでに時間がかかりました。でも、徐々に自分たちがボールを持てる時間も増えていきました」
――見事なゴールシーンでした。振り返っていただけますか。
「(藤﨑)智子が良い形で裏に抜け出してくれて、自分自身は最初ちょっとニアの方に寄っていたんですけど、(加藤)千佳さんが良い形で中に入ってきてくれて、あとはもう決めるだけでした。1試合目はセットプレーからの得点でしたし、今日こうして流れの中から点が取れたっていうところは、自分たち自身、すごく自信になりました」
――守備面での手応えはいかがですか。相手のフィジカルの強さも感じたと思いますが。
「監督からも守備のところではすごく言われている部分ですし、自分自身このアメリカ遠征で、相手のプレーを制限する仕方だったり、どういう風にチームとしてボールを奪うかというところで、かなり意識しながらやっていて、収穫は多いと感じています。相手は強いですけど、ボールを受ける前に1回体を当てたりとか、動きながらプレーすることによってスペースでボールを受けたり、前線で時間を作ったりっていうところはできているんじゃないかなと思います。もちろん、まだまだやらなきゃいけないところはありますけど」
――遠征も終盤ですが、残り試合でどんなことを得て帰国したいですか?
「守備の部分では、まだ相手の限定の仕方だったりとかプレスバックのところとか、足りないところはあります。攻撃の部分でも、自分がポイントになってボールを受けるところだったり、ゴール前での決定力はもっと上げなきゃいけないなと思っています。このアメリカ遠征では、すごくレベルの高い選手たちと試合をすることができているので、そういうタイミングの部分だったりとか、プレーの質をもっともっと上げて日本に帰れたらなと思います」
【伊能真弥】

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「チームとしてできたところは本当に自信を持っていいと思いますし、でもやっぱりできなかった部分もあったと思うので、あともう1試合あるのでそこを修正して、次の試合は絶対勝てるようにしたいなと思いました」
――前半は苦しい展開で、ゴール前まで攻め込まれるシーンも多かったですが、ゴールキーパーとして意識していたことはありますか。
「相手選手の足が速いというのは分かっていて、裏を取られるなというのはありました。まずは裏のケアをしようとはしていましたが、引き込んでしまったときに中のクロスのマークの受け渡しだったりとか、山田GKコーチからクロスを上げられるときのポジショニングが低いということを言われていたので、そこは意識してやりました」
――ボックス内で粘り強く守り、伊能選手自身のビッグセーブも光りました。そのあたりの手応えはいかがですか。
「自分が持ち味と思っているのはシュートストップなので、そこを出せたのは本当に良かったと思いますし、本当にチームのみんなが体を張って守ってくれて、感謝しかないです」
――攻撃面では、後半に良い形を作るシーンが増えましたが、後ろから見ていてどのように感じていましたか。
「今日は久しぶりに試合に出た選手もいて、自分も含めてそうなんですけど、本当にみんなが勢いを持って自分の持ち味を出してやろうというのは、後ろから見ていても本当に伝わりましたし、みんなが頑張ってるから自分も頑張ろうというふうに感じていました」
――アディショナルタイムのビッグセーブは素晴らしかったです。
「そうですね。なんか、ここで失点したらめっちゃもったいないなと思っていて、もうがむしゃらにボールを追いかけたっていう感じです」
――ご自身のプレーについて、手応えと課題を教えてください。
「手応えもありましたけど、やっぱり自分が苦手としているビルドアップの部分だったりとか、コーチングもチャレンジしたんですけど、まだまださっこさん(池田咲紀子)に比べたら全然足りないですし、まだ伸ばせるところはあると思うので、そこは改善していきたいと思います」
――アメリカ遠征も残り1試合となりました。このツアーで何を得たいですか。
「このツアーでまだ1回も勝てていないので、最後の試合は勝利という形で終わりたいですし、誰と出てもコミュニケーションを取って、自分の100パーセントを出せるように頑張りたいと思います」
――最後に、今シーズンの目標を教えてください。
「昨シーズンはなかなかメンバーに入れなかったので、今シーズン、まずは試合に絡むことを意識したいと思っています。試合に出たら自分の120パーセントの力で、もし試合に出られなかったとしても、チームが勝てるような声かけだったりとか、チームのプラスになれるような存在になりたいと思っています」
【松尾美月】

――今日、試合全体を振り返ってみて、どうでしたか。久しぶりに観客が入った中でのプレーだったと思います。
「久しぶりのゲームでしたし、観客が入った試合で、三菱重工浦和レッズレディースを背負って公式ユニフォームを着るのが初めてでした。すごく楽しくできました」
――相手はアメリカの選手で、速さや強さがあったと思いますが、プレーの中で意識したことはありますか。
「伊藤美紀選手にサイドハーフの守備の行き方とかを、練習でも教えていただいていて、それを意識することはありました。ステップの踏み方で、1歩で守備に行かないとか、半歩半歩で行った方が相手に対応できるよ、というアドバイスをもらっていて、それを実践しました」
――後半、右サイドのコンビネーションで崩したり、松尾さんから良いクロスが入ったりと、特長を出せたのかなと思いましたが、手応えはどうですか。
「そこは自分の持ち味を出せた部分はあったと思います。みんなが結構自分の長所を理解してくれて、その長所を引き出してくれるパスを出してくれたので、自分が生きれたのかなって思います」
――軽い負傷で離脱していましたが、復帰してある程度長い時間プレーできたことについてはどうですか。
「すごく嬉しいです。やっとレッズレディースの一員として戦えたことは、すごく自分自身嬉しいなと思います」
――決定機となったクロスも、松尾選手の特長が出たシーンでした。
「あれ、入ったと思って、1人でガッツポーズしちゃって(笑)。思った通りの軌道でした」
――遠征も終盤ですが、このアメリカ遠征でどんなものを得て、自分の成長につなげたいですか。
「(復帰明けということもあり)まず自分のコンディションを戻しつつ、チームに貢献できるように頑張っていこうと思います」
――今シーズンの目標はありますか。
「まずWEリーグ出場から、徐々に一つずつステップアップして目標を積み上げていこうと思います。出場できたら、また次の目標を決めていきます」

――試合全体を振り返ってどんな感想でしょうか。
「前半の入りというか最初のほうの時間帯っていうのは、なかなかうまくいかなかったと思います。ベンチからも話したりとか、選手たちも話した中で、本当に少しずつ少しずつ、なんかやれるようになってた部分はあったと思います。ハーフタイムにもう1回伝えた中で、後半は非常に良くなったんじゃないかなとお思います」
――やや押され気味の中で、ボールを奪われてから一気にゴール前まで迫るスピードとパワーが相手にはありましたが、その中でもボックス内でしっかりと人数をかけて守備をしたり、良いセーブを見せたりと、守備のところでポジティブな面も見られました。
「前半は特にゴール前でそういうシーンが多かったし、その中で最後までしっかり粘るという、そういうことができていました。そうした中で、キーパーのセーブも出ていて、あとはみんながしっかり頑張って戻そうという意識があるからこそ、そうしたプレーにつながっていると思うので、そういうところは続けなければいけないと思っています」
――今日のような相手に対しても、すごくしっかりと体をぶつけに行ったり、選手たちに力強さを感じたり、キックのレンジが伸びていたりという印象もあります。
「ただ、この比較をどこで持つかというところはあります。やっぱり前回のシアトルとか今日のポートランドも含めて、相手のウォーミングアップなども見ていると、やっぱりキックの強さとか、ボールのスピードとか足の振りの速さとか、またシンプルな動き、足の動かしなどに長けている選手が多いというのは思うんです。そこに基準を合わせていかなければいけないし、日常を変えていかなきゃいけない部分もあるのかなと。前半も少なかったとは思いますし、ただいくつかチャンスはあって、後半も結構攻撃の部分でだいぶ意図するようなシーンも見えました。最後のその技術ミスとかがあるんで、結果には結びつかないけど、いくつかそういう兆しが見えてるんじゃないかなと思います」
――攻撃面では、最後のところまでは狙いを持って行けているように見えました。
「この前の試合でもその最後のところまでは狙いを持ってというところで、今日の前半はなかなか難しかったんですけど、後半はしっかりみんなが修正して、意識が良くなっていった部分があったと思います。加えて最後の1/3のところというのは、前試合よりゴールに向かう姿勢とか、そこで何かをやろうと動き出すとか、そういうものが見えたので、それはポジティブかなと思っています」
――遠征も終盤にかかり、次が最後の1試合になりますが、どんなものを得たいですか。
「今日のレギュレーションでは引き分けだったらPKまでやるということでした。PKでもやっぱり負けるって悔しいです。選手も多分、本当に後半うまく巻き返して頑張った中、結果が負けるというのは本当に悔しいと思っていると思うので、そこをやっぱりぶつけなければいけないし、その悔しかった原因はどういうことなのかというところですよね。チームのこともあるだろうし、個人的なものもあると思います。そこをやっぱりそれぞれが振り返る、チームで振り返るということをして、最後の1試合を戦い、いい形で遠征を終えたいです。帰国後も開幕前にもう1試合トレーニングマッチもあるので、その準備につなげていきたいなと思います」
【島田芽依】

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「前半は結構攻め込まれることが多くて、相手のスピードの速さとか背後への動きへの対応というところで、最初は慣れるまでに時間がかかりました。でも、徐々に自分たちがボールを持てる時間も増えていきました」
――見事なゴールシーンでした。振り返っていただけますか。
「(藤﨑)智子が良い形で裏に抜け出してくれて、自分自身は最初ちょっとニアの方に寄っていたんですけど、(加藤)千佳さんが良い形で中に入ってきてくれて、あとはもう決めるだけでした。1試合目はセットプレーからの得点でしたし、今日こうして流れの中から点が取れたっていうところは、自分たち自身、すごく自信になりました」
――守備面での手応えはいかがですか。相手のフィジカルの強さも感じたと思いますが。
「監督からも守備のところではすごく言われている部分ですし、自分自身このアメリカ遠征で、相手のプレーを制限する仕方だったり、どういう風にチームとしてボールを奪うかというところで、かなり意識しながらやっていて、収穫は多いと感じています。相手は強いですけど、ボールを受ける前に1回体を当てたりとか、動きながらプレーすることによってスペースでボールを受けたり、前線で時間を作ったりっていうところはできているんじゃないかなと思います。もちろん、まだまだやらなきゃいけないところはありますけど」
――遠征も終盤ですが、残り試合でどんなことを得て帰国したいですか?
「守備の部分では、まだ相手の限定の仕方だったりとかプレスバックのところとか、足りないところはあります。攻撃の部分でも、自分がポイントになってボールを受けるところだったり、ゴール前での決定力はもっと上げなきゃいけないなと思っています。このアメリカ遠征では、すごくレベルの高い選手たちと試合をすることができているので、そういうタイミングの部分だったりとか、プレーの質をもっともっと上げて日本に帰れたらなと思います」
【伊能真弥】

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。
「チームとしてできたところは本当に自信を持っていいと思いますし、でもやっぱりできなかった部分もあったと思うので、あともう1試合あるのでそこを修正して、次の試合は絶対勝てるようにしたいなと思いました」
――前半は苦しい展開で、ゴール前まで攻め込まれるシーンも多かったですが、ゴールキーパーとして意識していたことはありますか。
「相手選手の足が速いというのは分かっていて、裏を取られるなというのはありました。まずは裏のケアをしようとはしていましたが、引き込んでしまったときに中のクロスのマークの受け渡しだったりとか、山田GKコーチからクロスを上げられるときのポジショニングが低いということを言われていたので、そこは意識してやりました」
――ボックス内で粘り強く守り、伊能選手自身のビッグセーブも光りました。そのあたりの手応えはいかがですか。
「自分が持ち味と思っているのはシュートストップなので、そこを出せたのは本当に良かったと思いますし、本当にチームのみんなが体を張って守ってくれて、感謝しかないです」
――攻撃面では、後半に良い形を作るシーンが増えましたが、後ろから見ていてどのように感じていましたか。
「今日は久しぶりに試合に出た選手もいて、自分も含めてそうなんですけど、本当にみんなが勢いを持って自分の持ち味を出してやろうというのは、後ろから見ていても本当に伝わりましたし、みんなが頑張ってるから自分も頑張ろうというふうに感じていました」
――アディショナルタイムのビッグセーブは素晴らしかったです。
「そうですね。なんか、ここで失点したらめっちゃもったいないなと思っていて、もうがむしゃらにボールを追いかけたっていう感じです」
――ご自身のプレーについて、手応えと課題を教えてください。
「手応えもありましたけど、やっぱり自分が苦手としているビルドアップの部分だったりとか、コーチングもチャレンジしたんですけど、まだまださっこさん(池田咲紀子)に比べたら全然足りないですし、まだ伸ばせるところはあると思うので、そこは改善していきたいと思います」
――アメリカ遠征も残り1試合となりました。このツアーで何を得たいですか。
「このツアーでまだ1回も勝てていないので、最後の試合は勝利という形で終わりたいですし、誰と出てもコミュニケーションを取って、自分の100パーセントを出せるように頑張りたいと思います」
――最後に、今シーズンの目標を教えてください。
「昨シーズンはなかなかメンバーに入れなかったので、今シーズン、まずは試合に絡むことを意識したいと思っています。試合に出たら自分の120パーセントの力で、もし試合に出られなかったとしても、チームが勝てるような声かけだったりとか、チームのプラスになれるような存在になりたいと思っています」
【松尾美月】

――今日、試合全体を振り返ってみて、どうでしたか。久しぶりに観客が入った中でのプレーだったと思います。
「久しぶりのゲームでしたし、観客が入った試合で、三菱重工浦和レッズレディースを背負って公式ユニフォームを着るのが初めてでした。すごく楽しくできました」
――相手はアメリカの選手で、速さや強さがあったと思いますが、プレーの中で意識したことはありますか。
「伊藤美紀選手にサイドハーフの守備の行き方とかを、練習でも教えていただいていて、それを意識することはありました。ステップの踏み方で、1歩で守備に行かないとか、半歩半歩で行った方が相手に対応できるよ、というアドバイスをもらっていて、それを実践しました」
――後半、右サイドのコンビネーションで崩したり、松尾さんから良いクロスが入ったりと、特長を出せたのかなと思いましたが、手応えはどうですか。
「そこは自分の持ち味を出せた部分はあったと思います。みんなが結構自分の長所を理解してくれて、その長所を引き出してくれるパスを出してくれたので、自分が生きれたのかなって思います」
――軽い負傷で離脱していましたが、復帰してある程度長い時間プレーできたことについてはどうですか。
「すごく嬉しいです。やっとレッズレディースの一員として戦えたことは、すごく自分自身嬉しいなと思います」
――決定機となったクロスも、松尾選手の特長が出たシーンでした。
「あれ、入ったと思って、1人でガッツポーズしちゃって(笑)。思った通りの軌道でした」
――遠征も終盤ですが、このアメリカ遠征でどんなものを得て、自分の成長につなげたいですか。
「(復帰明けということもあり)まず自分のコンディションを戻しつつ、チームに貢献できるように頑張っていこうと思います」
――今シーズンの目標はありますか。
「まずWEリーグ出場から、徐々に一つずつステップアップして目標を積み上げていこうと思います。出場できたら、また次の目標を決めていきます」