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曺 貴裁監督 東京V戦試合後会見

2026/27明治安田J1リーグ 第8節 東京ヴェルディ戦【MATCH PARTNER 三菱重工】 試合後のコメント

「雨の中、本当にたくさんのお客さんに来ていただいて、最初から我々の後押しをするような声援が力になったことは間違いありません。彼ら一人ひとりの、名前も顔も分からない、まだ2ヵ月ちょっとの自分ですが、心の底から彼らの応援に感謝したいと思います。

先週から少しアクシデントというか避けられない、そういったものがチーム内に少し出て、本当はないほうがいいんでしょうけど、非常に難しい時間を過ごしました。今週の立ち上げのところから元気な選手、コンディションを見ながらの起用になりましたが、特に前半は先週のアクシデントをみじんも感じさせないような、そういう内容だったと思います。

自分たちが今シーズン、どういうチームになりたいのか、どういう方向に行かなければいけないのか、ということを改めて今週に確認して、今日のミーティングでも話したことを、選手たちは積極的に表現したと思います。1点目のゴールはパス1本での得点でしたが『パス1本で点が入るチームは強い』とずっと言い続けているので、これがホームの埼玉スタジアムで実現できて、勝利よりもそういったものを選手が実感できた、そういう試合になったことは、今後に向けても非常に大きいと思います。

やっと五分の星に戻して、8試合の中でも勝ち点を落とした、という言い方は失礼になりますが、取れそうな試合でなかなか勝ちきれなかった、引き分けにできなかった反省もあるので、ここから少し中断期間に入りますが、その中にあるYBCルヴァンカップ、天皇杯も同時に大事にしながら、全ての大会で上に行けるような準備を今後もしていきたいと思います。

最後に、今日は長沼(洋一)を3トップの前で使ったり、形を変えたりして、特別指定の稲垣(篤志)とか片山(瑛一)、今シーズンで初めて出場したサミュエル(グスタフソン)とか、(小森)飛絢も含めて、交代選手が非常にチームを活気づけた試合になりましたし、試合に出られなかった選手も含めて、このチームでこのサッカーをやる上で戦える選手の層が厚くなったなという印象があります。そういうパイをできるだけ多くしながら、次の試合に臨んでいきたいと思います」

【質疑応答】
(前半の飲水タイムで瀬古 樹選手、根本健太選手、南野遥海選手と話をして、そこから試合の展開がガラッと変わって相手陣内で攻め続ける試合になったが、どのようなことを話したのか?)
「最初の立ち上がり10分で、長いボールのセカンドボールをなかなか拾えなくて、自分たちが引っかけて相手陣内に行く場面は少なかったのですが、(東京)ヴェルディさんもかなりハイペースで来ていたのは分かりました。1点入った後から少し様子を見るようなプレスに切り替えられたところで、特に右サイド、宮本(優太)と山根(視来)、瀬古(樹)と安居(海渡)の関係がアングル的なものも含めて良かったので、そこで時間を作って金子(拓郎)の突破という右サイドの循環が非常に良くなったことで、相手を押し込めたと思います。

一方で、作った後に逆サイドの(マテウス)サヴィオと(林)幸多郎がいるのは、相手の守りも分散します。1-0で勝っていた後に少し浦和レッズとして、今までは前半に守りに入ってしまうような時間が少し多かったです。ガンバ(大阪)戦も含めて、退場者が出た後に2点を取られてということもあったので、その辺の反省も選手たちが生かして、よくやったかなと思います。

膠着しているときはやっぱり、マイボールを簡単にロストしないで相手陣内に運んでいくスキームを作っていかなければいけないと思っています。それに関しても飲水タイムで少し話をして、選手たちがよく理解してやってくれたと思います」

(監督としてJ1リーグ通算100勝を達成した感想を)
「前所属チームでJ2に降格したことも2回くらいありますし、試合数にしてみれば、もっと早く100勝を達成しなければいけないでしょうけど、自分なりに、気付いたらその勝ち星になったというのは、関わってもらったスタッフや選手に感謝しないといけないと思います。ただ、先ほど突然、社長を含めた会社の方々に花束をいただいて、そのときにも話したのですが、この100勝を150、200とつなげていくためにこのチームをもっと強くしなければいけないというだけなので、僕が監督としてたまたま100勝しましたけど、当たり前ですが自分だけの力ではなかったことは間違いないので、周りの支えてくれた人たちに感謝しないといけないと思います。

ただ、100勝を達成した監督は何人くらいいらっしゃるのかな、と思いました。(13人目)僕がそうなんですか?」

(もう少し早くても良かったということだが、遅いことにも価値がある記録だと思うが?)
「本当に素晴らしい監督さんがたくさんいらっしゃる中で、僕以外に12人がそういう偉業を達成されたということですが、まだそれに満たない監督さんがどうこうという話ではなく、先ほども言いましたが、自分一人の力で何かをできるものではないですし、監督というのはそういう職業です。でも素直に、何年かかったかは分からないですけど、負けた数のほうが多いと思うので、それを喜ぶわけにはいきません。ただ、13人しかいないのか、と改めて感じたことで、幸せな監督生活を送らせてもらっているのではないかな、という気がしました」

(今シーズンで一番安定感のある戦いで、この先の指標になるようなゲームになったのでは?)
「1点目の得点、2点目のフリーキック、3点目の崩し方と、多彩な点が取れたと思います。ただ、そこで少し集中力に欠けた失点が今シーズンは多かったので、3-0から、もちろん3-1にされることもあるかなという中で、その場合は1回集まって流れを切れ、という話はしていました。

後半、0-0のつもりで選手たちを送り出して、相手がシステムを変えたときに、こちらが点を取るチャンスが何回かあったのですが取れず、でも1点を取られた後に集団で何を考えてやるか、そういう温度は全く下がっていませんでした。先ほど言った5人の交代選手も非常に機能していましたし、システムを変えたとか変えないとかではなく、全員が勝ち点3に向かって振る舞えるチームになってきたな、という印象があります。ただ、これまでそれがなかなか達成できなくて、もう少しできれば、ということが自分の中では反省とか後悔が強いです。ここで五分に戻した、この後が大事かなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア】

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