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レッズランド全力大運動会2025を開催

3連休最後のスポーツの日である10月13日、「レッズランド全力大運動会」が開催された。事前の予報では台風の影響で無事開催ができるかどうかも心配されていたが、心配も吹き飛ぶような笑顔いっぱいで爽やかな一日となった。



全力大運動会が開催されたレッズランドは、Jリーグの「百年構想」に基づき、地域密着型のスポーツ施設として2005年さいたま市桜区に開設。地域住民・企業・学校と連携を深めながら、誰もがスポーツを楽しむ場を目指し、今年で20周年を迎えた。

子どもから大人まで誰もが楽しめる全力大運動会は、去年に引き続き2回目の開催。ファミリーや地域の方、総勢約500名の参加のもと、運営には100名近いボランティアのみなさんをはじめ、地域のスポーツ少年団、さらには育みパートナー企業からの協賛など多くのご協力により開催された。この日は約500名の参加者が、赤・白・黒・黄の4色のチームに分けられてチームごとに対決。競技順位に加え、「全力で頑張っている姿」にポイントが与えられ、1日の総合得点を競った。



この日、白組を盛り上げた団長の宮田さんは、浦和ラグビースクールのコーチ。今年はコーチ10名、スクール生15名と共に参加したとのこと。「レッズランドの広い敷地で、年に2回、1000人規模のラグビーフェスティバルを開催させていただいています。去年に続き今年も優勝したい!特に綱引きは負けられません。」と話していた。





スタートは、チームの結束を高める「全力決起集会」から。

赤・白・黒・黄の団長と各メンバーが一丸となって「最後まで全力でがんばるぞー!」と大きな声で心を一つにした。





第1種目の競技、「玉入れ」では小さい子たちが大活躍。保護者のみなさんも、肩車をしたり、落ちた玉を拾って渡してあげたり、みんなで力を合わせていた。



次に行われた「ジャンボバトンリレー」は、まるで丸太のように大きなバトンをファミリーで運んでトラックを回る競技。親子で白熱している姿がたくさん見られた。



お昼は、お楽しみの「裸足で全力パン食い競争」。パンを目掛けて、子どもたちが「全力」疾走している姿がたくさん見られた。



この日のパンは、桜区の「しびらきベーカリー」から届けられたもので、20種類のパン300個が届けられた。参加した小学生のお子さんに話を聞くと、「いとこに誘われて初めて来た。ほしかったチョコレートのパンがもらえてうれしい。」と喜んでいた。幼稚園生と小学生のお子さんがいるお母さんからは「他ではできない体験をさせてあげられるのがいいですね。」という言葉をいただけた。



はじめてレッズランドに来たという子どもも多く、学校で配られたチラシを見た人や、ママ友からの口コミで来たファミリー、レッズランドと交流のある地域のスポーツ団体の子どもたちなど、さまざまなきっかけでここに集っていた。

「全力だるまさんが転んだ」では、育みパートナー基金から提供されたお菓子にみんなが群がり、それぞれ好きなお菓子を選んでいた。



お昼は各々でお弁当を持ってきたり、当日出店されたキッチンカーで注文する人も。
レッズランドの他のイベントでもお世話になっている「さいたまこども食堂キッチンカー」。運動会は今年初めての出店で、低価格でおいしい「豚汁」や「たこ焼き」を食べることができるとあって、あっという間に売り切れたメニューもあった。



午後の部初めの「応援合戦」では、午後も続く競技をより盛り上げるべく、自分たちや他のチームを「全力」で応援。
各団長がこの日のために趣向を凝らした掛け声やリズムにのって応援。応援合戦で1位となったのは、レッズランドスポーツクラブのスタッフやレッズランドのサークル活動(ふらば~るバレー)のメンバーのみなさんが率いる黒組。この日のために手作りされた太鼓の音に合わせて、子どもも大人も一緒になって肩を組んで歌いながら応援する姿が印象的だった。



応援合戦でボルテージが最高潮となった後に行われた「綱引き」は小学生、未就学、大人の部の3部制。それぞれが白熱した戦いとなった。



この日はじめて会った子どもたちが心をひとつにして綱を引っぱる姿や、大人たちの真剣勝負で会場が沸いていた。



黄色組の団長を務めたのは、浦和レッズ後援会運営委員の佐野さん。「この運動会は、これまでレッズランドに来たことがない子や、サッカー以外のスポーツをやっている子が来てくれるきっかけになっているので、これからもずっと続けてほしいです。地域の人が楽しめる場所であることをもっと知ってもらえたらいいですね」と話してくれた。



クライマックスは「デカパンベストイレブンリレー」。各チーム選抜の22名で、大きなパンツを2人で履いてリレー方式での対決。この日を締めくくるにふさわしい「全力」ダッシュと「全力」応援で、トラックが熱気に包まれた。

最後に、閉会式での結果発表。今年はどんな競技でも「全力」でチームメートを応援し続けていた姿が印象的だった黒組が、みんなの拍手の中、優勝を飾った。子どもたちにはなんと百万円(と書かれたお菓子)が配られて大喜び。



昨年は白組が優勝だった中、今回1年越しに雪辱を果たした黒組と、健闘をたたえる白組。回を重ねるごとに楽しいエピソードが増えていく。



いつも支えてくださる一般社団法人浦和レッズ後援会、「レッズランド育みパートナー」に名を連ねる地元企業24社の協賛をいただき、子どもも大人も全力で楽しめる運動会を無事に開催することができた。レッズランドでは、これからも地域のみなさんと交流を深めていき、「健全なレクリエーションの場の提供」を実践していきたい。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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