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18.01.07

『第20回交流サッカーフェスティバル』に、レッズレディースの山守、南、長嶋、大熊、ハートフルクラブコーチが参加

7日、埼玉スタジアムの第3・第4グラウンドで、埼玉県障害者交流センターが主催する『第20回交流サッカーフェスティバル』が開催され、レッズレディースから山守杏奈、南萌華、長嶋玲奈、大熊良奈の4選手が参加。ハートフルクラブからは落合弘キャプテンをはじめ、神野真郎コーチ、石黒琢也コーチ、伊藤健太コーチ、酒井友之コーチが参加し、15団体25チーム、約250人の参加者の方々と、サッカーを通じて楽しい時間を過ごしました。

交流試合は、積極的に声を掛けコミュニケーションを図り、ゴールが決まればハイタッチなどでよろこんだりして、終始笑顔の絶えない時間となりました。

交流サッカーフェスティバルは、埼玉県内の知的障がい児・障がい者のサッカーチームに対し、日ごろの練習の成果を発揮する機会を提供すると共に、参加者同士の交流とサッカーの普及を図ることを目的に毎年実施されていて、浦和レッズはその趣旨に賛同し、コーチや選手派遣を行っています。

【落合 弘キャプテン】
「ああいうサッカーのやり方があるのかとか、あんなプレ―があるのかと何とも言えない感覚を味わいます。ただ、全体はサッカーでこうやって楽しめることはいいなと感じます。

いろいろなものを経験させてもらっているからこそ、みんなに経験してもらいたいと思います。特にサッカーをしている方たちに、こういうサッカーもあるんだということを知って欲しいと思います。どんなプレーをしても、一生懸命にがんばっているなという感覚ばかりなので、いい空気でサッカーを見ることができます。これはなかなかない経験だと思います。この空気をみんなに教えてあげたい気持ちです」

【酒井友之コーチ】
「風は冷たかったですが、天気が良い中でサッカーをやれたので、みんな楽しめたと思います。僕自身、何度か参加させていただいていますが、いろいろな方がいて、こっちも楽しませてもらっています。足が速くてシュートがうまい子もいましたし、シュートを外して泣いちゃう子もいました。そんな中にも笑いが起きて、とても楽しくみんなの笑顔が見れました。自分も含めて、笑いながら楽しくやっていたと思うので、とても良かったと思います。

普段から、ハートフルクラブとしても特別支援学校などに行っています。その中で、どんな子にもたくさん声を掛けることを意識してやっているので、今日もそうしていました。そういったコミュニケーションが大事だと思うので、今日もピッチの中でもハイタッチなどのコミュニケーションが取れたことは、良かったと思います」

【山守杏奈】
「サッカーでみんながつながることができて、楽しめるということを改めて実感しました。
自分自身、今後選手としてしっかりコミュニケーションを取って、ファン・サポーターの人たちにも感謝の気持ちを忘れずにしていきたいと思いました」

【南 萌華】
「短い時間でしたが、普段できない経験ができました。みんな上手でとても楽しい時間でした。
自分たちは、普段からサッカーをしていますが、楽しむということを忘れてしまうことがあります。今日、参加していた障がい者の方たちの楽しくサッカーをやっている姿を見て、サッカーを楽しむことは大事だなと改めて感じました」

【長嶋玲奈】
「最初は馴染めるのか不安でしたが、ゴールを決めたときなどに一緒に喜びを分かち合えたので、とても楽しませてもらうことができました。

みんな優しい方が多く、サッカーを通じて優しさを感じられる部分が多かったです。そういう方々に、しっかり楽しんでもらえるように自分もサッカーをしなければいけないなと思いました」

【大熊良奈】
「普段なかなか一緒にやることがない方々とサッカーができたことは、とてもいい経験になりました。

障がいを持っている方々と一緒にやるということは、どう楽しめばいいのか、一緒にどうサッカーすればいいのかと考えてしまうかなと思いましたが、子供たちも大人も、みんなで一緒に楽しめたことは大きかったです。

サッカーを楽しむことは一番大事だと思うので、自分のサッカーの中でも、人と触れ合うときでも、サッカーの楽しさを忘れないでやっていきたいと思いました」











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