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vsC大阪 プレビュー「リーグ再開初戦、アウェイ勝利で夏場の快進撃へ」
明治安田生命J1リーグ第22節 セレッソ大阪戦は7月22日(土)19時4分より、ヤンマースタジアム長居で行われる。
Jリーグは現在サマーブレーク中だが、浦和レッズは8月15日にスルガ銀行チャンピオンシップ2017 シャペンコエンセ(ブラジル)戦があるため、他チームが8月13日に行う第22節を前倒しで開催。変則日程の中で必勝を期して走り抜く90分となる。
今季、3年ぶりにJ1復帰を果たしたC大阪とは3月4日のホーム開幕戦で対戦し、レッズが一方的な内容で3-1の勝利を収めた。
しかし、今度の対戦はそれとはまったく別ものと考えるべきだ。C大阪はその後、守備的なポジションの選手だった山村和也をFW(トップ下)にコンバート。韓国人指揮官・尹晶煥監督による、誰もがアッと驚いた大胆な一策を契機に勝ち点を積み重ね、サマーブレーク前の第18節を終えた時点で2005年以来、12年ぶりの首位に立っている。
快進撃を支えるキーワードは、尹晶煥監督がサガン鳥栖で指揮を執った時期にも成功を収めていた「ハードワーク」だ。
今季から加入したDFマテイ ヨニッチを中心に最終ラインが堅い守りを見せ、中盤では山口蛍、ソウザがにらみをきかせ、ひとたびボール奪取に成功すればチーム全体が素早い切り替えで敵陣に迫る。
今季からJリーグに復帰した清武弘嗣は負傷離脱中だが、攻撃センスの高い柿谷曜一朗は好調を持続。高さのある山村と杉本健勇のFWコンビが勝負強くゴールを決める。
また、山村はリードした終盤には元々のポジションである守備の位置でプレーし、交代枠を使わない守備固めを可能にしている。現在、得点はリーグ2位で失点は3番目に少なく、攻守両面のバランスが非常に良い。
しかしながら弱点は当然ある。それがはっきり出たのが、17日に行われたスペインの強豪・セビージャとの国際親善試合マッチだ。高い技術でパスをつなぐセビージャがボール保持率7割だったのに対し、C大阪は3割。終始攻め手がなく、1-3で敗れた。
セビージャ戦から分かるように、レッズもまずはボールを保持して試合を進めていく必要がある。それには、受け手の選手が基本の立ち位置から相手のポジションに合わせてタイミングよくボールを逃がすことのできる位置に入り、スムーズにボールを循環させて前進していくことが必要だ。ボールを保持し、試合の主導権を握れば、ピンチも自動的に少なくなる。
守備面では、攻守の切り替えの悪さや他人任せの守備による失点の多さは、一時に比べると改善されているものの、まだ十分ではない。すっかり真夏の気候になっていることも加味しながら、ペース配分に気を遣うことも必要だ。
一方、攻撃に関しては、ドイツの強豪ボルシア・ドルトムントとの試合でも見せたように、コンビネーションは上向いている。それぞれが自信とプライドを持って積極的にプレーすることでゴールを奪っていけるはずだ。
C大阪は今季、ホームで負けなしとなっている。しかし今回は、レッズがその状況にストップをかけるとき。ミニブレークからの再開初戦で勝利を収め、夏場の快進撃につなげていきたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
Jリーグは現在サマーブレーク中だが、浦和レッズは8月15日にスルガ銀行チャンピオンシップ2017 シャペンコエンセ(ブラジル)戦があるため、他チームが8月13日に行う第22節を前倒しで開催。変則日程の中で必勝を期して走り抜く90分となる。
今季、3年ぶりにJ1復帰を果たしたC大阪とは3月4日のホーム開幕戦で対戦し、レッズが一方的な内容で3-1の勝利を収めた。
しかし、今度の対戦はそれとはまったく別ものと考えるべきだ。C大阪はその後、守備的なポジションの選手だった山村和也をFW(トップ下)にコンバート。韓国人指揮官・尹晶煥監督による、誰もがアッと驚いた大胆な一策を契機に勝ち点を積み重ね、サマーブレーク前の第18節を終えた時点で2005年以来、12年ぶりの首位に立っている。
快進撃を支えるキーワードは、尹晶煥監督がサガン鳥栖で指揮を執った時期にも成功を収めていた「ハードワーク」だ。
今季から加入したDFマテイ ヨニッチを中心に最終ラインが堅い守りを見せ、中盤では山口蛍、ソウザがにらみをきかせ、ひとたびボール奪取に成功すればチーム全体が素早い切り替えで敵陣に迫る。
今季からJリーグに復帰した清武弘嗣は負傷離脱中だが、攻撃センスの高い柿谷曜一朗は好調を持続。高さのある山村と杉本健勇のFWコンビが勝負強くゴールを決める。
また、山村はリードした終盤には元々のポジションである守備の位置でプレーし、交代枠を使わない守備固めを可能にしている。現在、得点はリーグ2位で失点は3番目に少なく、攻守両面のバランスが非常に良い。
しかしながら弱点は当然ある。それがはっきり出たのが、17日に行われたスペインの強豪・セビージャとの国際親善試合マッチだ。高い技術でパスをつなぐセビージャがボール保持率7割だったのに対し、C大阪は3割。終始攻め手がなく、1-3で敗れた。
セビージャ戦から分かるように、レッズもまずはボールを保持して試合を進めていく必要がある。それには、受け手の選手が基本の立ち位置から相手のポジションに合わせてタイミングよくボールを逃がすことのできる位置に入り、スムーズにボールを循環させて前進していくことが必要だ。ボールを保持し、試合の主導権を握れば、ピンチも自動的に少なくなる。
守備面では、攻守の切り替えの悪さや他人任せの守備による失点の多さは、一時に比べると改善されているものの、まだ十分ではない。すっかり真夏の気候になっていることも加味しながら、ペース配分に気を遣うことも必要だ。
一方、攻撃に関しては、ドイツの強豪ボルシア・ドルトムントとの試合でも見せたように、コンビネーションは上向いている。それぞれが自信とプライドを持って積極的にプレーすることでゴールを奪っていけるはずだ。
C大阪は今季、ホームで負けなしとなっている。しかし今回は、レッズがその状況にストップをかけるとき。ミニブレークからの再開初戦で勝利を収め、夏場の快進撃につなげていきたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】