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vs甲府 プレビュー「一丸となって戦い抜き、勝ち点3を」

明治安田生命J1リーグ第21節 ヴァンフォーレ甲府戦は8月9日(水)19時3分より、山梨中銀スタジアムにてキックオフされる。堀孝史監督が就任してからの2戦目。初陣だった5日の大宮アルディージャ戦は2-2の引き分けに終わっているだけに、白星をつかみ、勢いをつけていきたい一戦だ。

大宮戦では、最大の課題として取り組んだ守備の改善にある程度の成功を見られた。ボールホルダーへの鋭い寄せが復活したことで攻撃の起点を容易につくらせず、攻め込まれたときのチャレンジ&カバーや、クロスへの対応もまずまずだった。

とはいえ、1失点目につながったイージーな連係ミスは許されるものではなく、90分を通しての集中力やチーム内での意思疎通の部分では課題を残している。甲府戦ではこれらをさらに解決していく必要がある。

今シーズンの甲府は柏と新潟で指揮を執っていた吉田達磨氏を監督に迎え、甲府伝統の堅守速攻スタイルに、パスをつなぐスタイルをプラスしようと試みた。戦力面では仙台で活躍したウイルソンを獲得。昨シーズン途中から所属しているドゥドゥとのブラジル人FWコンビで得点力アップを狙った。

ところが、開幕から第9節までは9試合中7試合で得点し、12位あたりに位置していたものの、その後は得点が大幅に減少。第14節から第19節までJ1リーグワーストタイとなる6試合連続無得点と沈んだ。

しかしながらホーム山梨中銀スタジアムで行った前節のガンバ大阪戦では、ウイルソンが自身約4カ月半ぶりとなる今季2得点目を挙げた。また守っては今季初出場となったGK河田晃兵を中心にG大阪の攻撃陣を無失点に押さえ、1-0で勝利。チームにとって7試合ぶりゴールでリーグ11試合ぶりの白星だった。

甲府にとって今節は2試合連続のホームゲームとなる。現在は4勝7分9敗、勝ち点19で14位。チーム総得点11は18チーム中最下位と苦しい状況に変わりはないが、前節の勝利が勢いをもたらしていると見れば、レッズとしては警戒をさらに強めるべきだ。

守備の改善に力を注ぐ一方で、レッズにはリーグ最多47得点をたたき出している攻撃力という強みがある。堀監督の初陣だった前節は興梠、武藤、ズラタンが先発したが、ラファエル シルバや李も調子は良い。中3日での連戦ということで誰が先発のチャンスをつかむかを含め、注目したい部分だ。

そして今節は、大宮戦後にドイツ2部のFCインゴルシュタット04への完全移籍が決まった関根にとってのラストマッチとなる。出場機会があれば、育成時代を含めて9年半を過ごしたレッズでのラストプレー。関根自身にとっても、ファン・サポーターにとっても思うところの大きな試合になるだろう。

レッズは8月に公式戦7試合が組まれており、すでに連戦はスタートしている。現在の成績は9勝3分9敗、勝ち点30で8位。シーズンの最後にどういう結果が残るか、8月の戦いにかかるところは大きい。厳しい連戦の2試合目となる甲府戦を全員が一丸となることで戦い抜き、勝ち点3と歓喜を手にしたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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