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vs札幌 プレビュー「好調な札幌の攻撃を抑え、勝利をつかみたい」

明治安田生命J1リーグ第9節 北海道コンサドーレ札幌戦は4月21日(土)16時3分より、埼玉スタジアムにてキックオフされる。

レッズは4月2日に暫定的に就任した大槻 毅監督が、卓越した分析能力と指導力により短期間でチーム力を大きく回復させた。就任後、最初のリーグ戦だった7日のベガルタ仙台戦で1年ぶりのホーム無失点勝利を収めると、続くヴィッセル神戸戦では多くの若手選手を起用して連勝。前節の清水エスパルス戦で3連勝を飾った。18日のYBCルヴァンカップ・ガンバ大阪戦を含めると現在公式戦4連勝中。一時の苦しい時期を乗り越えてチーム状況は大きく好転している。

一方で札幌もこのところ絶好調だ。開幕から3試合は勝利がなかったが、現在3連勝中で5試合負けなし(4勝1分)。第8節を終了した時点での成績は4勝2分2敗、勝ち点14で4位につけている。前節は試合前に勝ち点11で並んでいた柏レイソルと対戦し、2-1と今季初の逆転勝利を収めた。FWジェイ、MFチャナティップ、DF福森晃斗といった主力を負傷で欠きながらも実力のある柏に競り勝ったことで、勢いはさらに加速しているものと見られる。

その札幌で今季から指揮を執っているのが、12年から昨年7月までレッズを率いたミハイロ ペトロヴィッチ監督だ。システムはレッズ時代と同じ3-4-2-1。1トップ2シャドーによる中央からの崩しと、サイドで勝負してクロスからゴールを狙うという積極的な攻撃スタイルで選手を機能させ、守備的だったチームに攻撃力をもたらしている。前節終了時のチーム総得点はリーグ最多タイの12ゴールだ。

得点源はともに長身FWのジェイと都倉 賢。このうち、どちらかが1トップの位置に入り、2シャドーにはドリブルからの仕掛けが得意なタイ代表MFチャナティップや川崎フロンターレから期限付き移籍中の左利きMF三好康児、またはFW宮吉拓実が入ることになるだろう。左右両ワイドも絡んでのサイド攻撃とクロスには注意を払いたいところだ。また、セットプレーでは福森のキックが脅威となる。危険なエリアで不用意なファウルを犯すことのないよう、警戒しながら試合を進めたい。(※レッズから期限付き移籍中の駒井善成は現在リーグ8戦すべてに先発出場しているが、今回は両チームの取り決めによって出場できない)

レッズは19日、新監督として、ブラジル人指揮官で07年から11年まで鹿島アントラーズを率いていたオズワルド オリヴェイラ氏の就任を発表した。オリヴェイラ氏は25日の第10節 柏戦から指揮を執る予定となっており、大槻監督が采配を振るうのは札幌戦が最後になる。レッズは昨年4月22日にも札幌とホームで対戦し、4連勝を飾っている。それから1年。スタンドとピッチが心を合わせて勝利をつかみ、大槻監督を白星で送り出そう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】


■対 北海道コンサドーレ札幌データ
【戦績】
・J1リーグ通算 8勝1分3敗 21得点、16失点
(ホーム 5勝1敗 14得点、8失点)
・J2リーグ通算 1分3敗 3得点、6失点
(ホーム 2敗 1得点、3失点)

【トピック】
・昨季は共にホームで勝利を挙げ、1勝1敗。

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