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vs広島 プレビュー「一丸となり泥臭くてもホームで勝利を」

明治安田生命J1リーグ第17節 サンフレッチェ広島戦は7月1日(土)19時4分より、埼玉スタジアムでキックオフされる。

シーズン開幕当初は爆発的な攻撃力で勝ち点を重ねていた浦和レッズだが、5月以降は勢いがストップ。前節のサガン鳥栖戦に敗れたことで今季初の3連敗を喫した。

また、ここ4試合の成績は1分3敗。他チームと比べて消化試合が1試合少ないとはいえ、暫定9位まで後退している。

次の広島戦は、悪い流れを断ち切り、反攻の足がかりとすべき試合。選手たちは、必死の思いで準備を重ねている。

相手のサンフレッチェ広島も苦しんでいるチームのひとつだ。今シーズンはここまでわずか2勝。残りは4分10敗となっており、勝ち点10でJ2降格圏の17位にいる。

2012、2013、2015年にJリーグを制覇したときからの中心選手であるMF青山敏弘、MFミキッチ、DF水本裕貴が今もチームを牽引しているが、現在は攻守の歯車がかみ合わず、苦戦を強いられている。また、主力のDF塩谷司が今夏の移籍市場でアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインFCに完全移籍することが決まった。

必勝を期してホームゲームを戦うレッズにとって、広島戦は非常に難しい試合となることが予想される。だが、現状を考えれば、チームに求められるものが勝利であることに疑いはない。

現在のレッズは修正課題が少なくない状態だが、その中でも、3連敗した試合のデータからはっきりと浮かび上がってくるのは、運動量が少ないことだ。

黒星を喫した14、15、16節はいずれもチーム走行距離が相手チームを下回っていた。運動量の少なさは攻撃面でも守備面でもマイナス要素。DF遠藤航は鳥栖戦後に「守備の運動量が全体的に落ちている。後ろから見ていて、相手の選択肢が多い状況で守っている感じがある」と指摘していた。

2試合合計で210分間戦い、2戦合計スコア3-2でベスト8進出を決めたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の疲労は、想像していた以上に選手の足を重くしている。こういうときは、体調はもちろんのこと、気象条件にも応じてクレバーに戦うことも必要で、ピッチの選手たちがより意思統一してプレーすることが重要だ。

広島戦の後は中3日で未消化だった第13節川崎フロンターレ戦があり、さらにその先も中3日で試合がある。ただ、連戦の中でしっかりと勝ち点を積み重ねれば、現在11差まで開いている上位との勝ち点差を縮めることができる。また、ACLの疲労が徐々に抜けてきているところにも期待したいところだ。

長丁場を戦うリーグでは、厳しいときこそ心を合わせて一丸となることが必要だ。埼玉スタジアムで最高のサポートを受け、泥臭くても勝利をつかみ取りたい。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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