MENU

NEWS

FCWC5位決定戦 vsウィダード・カサブランカ プレビュー「アフリカ王者との一戦を制し、2017シーズンを笑顔で締めくくろう」

浦和レッズにとって2017シーズン最後の試合となるFIFAクラブワールドカップUAE 2017、5位決定戦vsウィダード・カサブランカ(モロッコ)は12月12日(火)18時(日本時間23時)にアルアインのハッザ・ビン・ザイード・スタジアムでキックオフされる。

9日の準々決勝アルジャジーラ戦に敗れてから中2日というタフなスケジュールで行われる一戦。超短期決戦である今回はフィジカル面の回復はもちろんのこと、メンタル面のリカバリーがカギを握るとあって、アルジャジーラ戦に出た選手も出なかった選手も、それぞれがアジア王者としてのプライドを思い起こしながら、カサブランカ戦に向けて調整を行ってきた。

そして今、全員の胸に共通してあるのは「世界5位を懸けて臨むカサブランカ戦に、今年やってきたものすべてを注ぎ込みたい」(槙野)という強い思いだ。

大会初戦のアルジャジーラ戦では、引いた相手に対して安定感のあるボールポゼッションから多くのチャンスを創り出したものの、ラストパスやフィニッシュで精度を欠き、得点に結びつけることができなかった。そして、前掛かりになっていた52分にカウンターから失点。先制点を奪われた後は、守備をさらに固めた相手を崩しきることができず、0-1で敗れた。

“前掛かりになっているときのカウンター攻撃への対応"は、ボール保持率の高いチームに共通する課題だ。アルジャジーラに比べて個の能力も組織力も高いと思われるカサブランカとの試合で、レッズがどれだけボールを支配できるかは未知数だが、もしもボール保持率が高くなるようなら、攻守の切り替えを素早くすることは勝利への必要条件と言える。

反対にボールを持たれる展開になったとすれば、そこは相手の出方を冷静に見極める必要があるだろう。

そしてどんな展開であろうと共通しているのは走り勝つことや球際で勝つことだ。今回は相手のカサブランカが初戦のパチューカ戦で延長戦を含めて120分間プレーしていることや、キャプテンのDFブラヒム ナカシュが出場停止となることも踏まえ、何人かの選手を入れ替えることが予想される。

一方でレッズもフレッシュなメンバーが出場チャンスをつかむ可能性はある。いずれにせよ、文字どおりクラブ最高峰の大会であるFIFAクラブワールドカップで示したいのは日本を代表して、アジアを代表して戦い、勝利をつかむことだ。アジア王者対アフリカ王者の一戦を制し、2017シーズンを笑顔で締めくくろう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

FCWC5位決定戦 vsウィダード・カサブランカ プレビュー「アフリカ王者との一戦を制し、2017シーズンを笑顔で締めくくろう」

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ