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ACL vs上海上港 プレビュー「ホーム埼スタで総力をあげて、ACL決勝進出へ」

アジア2万クラブの頂点を目指して戦うAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦の上海上港戦は10月18日(水)19時30分より、ホーム埼玉スタジアムにてキックオフされる。

3年連続6度目のACL挑戦で10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和レッズは、9月27日にアウェイの中国・上海で行われた第1戦を1-1の引き分けで終えた。

レッズは15分に元ブラジル代表FWフッキの強烈なロングシュートで先制点を失ったものの、28分に得意の連動したパスワークから柏木が同点ゴールを決めた。アウェイゴールを手にしてのドロー発進は上々の結果。ホームで行われる第2戦をアドバンテージを持った状態で迎えることになった。

2試合合計でレッズが決勝に進出するための条件をまとめると、まず、勝てばスコアに左右されることなく決勝進出となる。

また、2試合の勝敗数で並んだ場合はアウェイゴール数で勝敗が決まるため、0-0でも決勝進出が決まる。1-1なら15分ハーフの延長戦(アウェイゴールなし)に突入することになる。延長戦を終えて勝敗が決まらない場合はPK戦を行う。

一方、90分終了時に2-2、3-3など2失点以上で引き分けた場合はアウェイゴール数で上海上港の勝利となる。

強豪の上海上港をホームに迎えるレッズは、どのような試合運びをすることが必要か。第一に予想されるのは、やや劣勢の状況で乗り込んでくる上海が、立ち上がりから強烈な圧力を掛けてゴールに迫ってくることだ。このところのレッズは前半の早い時間帯にゴールを奪われてしまうことが多い。まずはこの点に関して、全員で手綱を厳しく締めなければならない。

上海上港との対戦はグループステージでの2試合を含めて4度目。過去3度の試合で体感していることをぜひとも生かしたいところだ。

上海上港はいずれの試合でも4-2-3-1のシステムで、基本的には1トップにエウケソン、トップ下にオスカル、右サイドにフッキのブラジル人トリオ、そして左サイドに中国代表のウーレイが並ぶ。上海上港の強みはこの4人による、個の力を前面に出した攻撃。特にフッキのパワーは世界的に見てもトップレベルにある。スピードに乗った状態で前を向かせる回数をできるだけ少なくしていかなければいけない。

それにはレッズがホームの利を生かしてボールを保持する時間を長くすることが有効だ。マイボールの時間が長ければ長いほど相手の攻撃を受ける回数は少なくなる。無失点で90分を終えればドローでも決勝に進めるが、そこを意識するのは0-0のまま試合の終盤を迎えたとき。前後半とも特に立ち上がりは受け身になるのではなく、ボールを支配することに気持ちを注ぎたい。

その上で、機を見て1点を取りに行く姿勢を示すことも重要だ。サッカーにおいて、試合に最も影響を与えられるのが得点だからだ。上海上港の守備陣がレッズの連動性のあるパスワークに対応し切れないのは過去3戦で明らか。しっかりと浦和レッズの強みを忘れず、出していきたい。

この試合の目的は決勝進出になる。試合状況や流れをしっかりと把握し、全員が意思統一して的確な判断でプレーすることが求められる。

日本勢でベスト4まで残っているのはレッズだけ。日本を代表するクラブとして、誇りと責任を胸に上海と激突する赤き戦士たちとともに、アジア王者の道を歩もう。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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