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第38節 vs 名古屋「J1リーグを6位で終える」

4日、浦和レッズは、アウェイの豊田スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第38節 名古屋グランパス戦に臨んだ。

アグレッシブなプレーをし続けるレッズは、チャンスを作りながらもゴールは奪えなかったが、自陣ゴール前でしっかりと体を張り失点も許さず、0-0で引き分けた。

2021シーズンのJ1リーグ最終戦、レッズはキャスパー ユンカーがJ1リーグ3試合ぶり、柴戸 海と小泉佳穂が同4試合ぶり、明本考浩が6試合ぶり、金子大毅が20試合ぶりに先発出場。さらに今季限りでチームを離れる宇賀神友弥、槙野智章とともに、この試合が現役最後のJ1リーグとなる阿部勇樹が15試合ぶりにメンバー入りした。

立ち上がりはお互いにゴールに向かう動きが速い展開となったが、15分を過ぎたころからレッズがボールをポゼッションし、失ってもすぐに奪い返して再び攻撃に転じる回数を増やしていく。

32分にはキャスパーが前を向いた状態で激しくプレッシャーをかけてボールを奪い右サイドを抜け出すと、相手をかわしてから中央へパス。それを小泉佳穂がシュート、そのこぼれ球を拾った明本が蹴ったが、ボールは相手に弾かれた。さらに、こぼれ球を拾って左サイドから中央、右サイドへとボールを動かしていくと、ドリブルで相手を振り切った関根貴大がクロス。これは味方に合わず、ゴールには至らなかったが、レッズらしいプレーを見せた。

明本に代わって宇賀神友弥、キャスパーに代わって江坂 任がピッチに入った後半は、立ち上がりに何度かゴール前にボールを運ばれたが、しっかりと体を張って相手の攻撃を跳ね返し、ゴールを許さない。

そして徐々にペースを取り戻すと、62分には江坂のパスをペナルティーエリア内の左で受けた汰木康也がターンしてシュート。しかし相手にGKに弾かれた。

66分には汰木が左サイド低めの位置からゴール前にパスを送ると、相手の背後を取って抜け出した関根が胸トラップから右足でボレーシュート。いい流れの攻撃だったが、シュートは枠の上に外れてゴールを奪えなかった。

そして71分、右CKで汰木がゴール前にアウトスイングのボールを送ると、酒井宏樹が打点の高いヘディングシュート。これがゴールに決まったかと思われたが、ゴール前にいた小泉がプレーに関与したというVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)の判定によりオフサイドでノーゴールとなった。

80分には岩波拓也、柴戸に代わって槙野、阿部がピッチへ。阿部は西川周作からキャプテンマークを受け取り、J1リーグ最後の試合に臨んだ。

その後も敵陣でボールをポゼッションしながら、攻守でアグレッシブな姿勢を見せ続けたレッズの選手たち。最後まで闘う姿勢を貫きながらも試合は引き分けとなり、18勝9分11敗、勝ち点63の6位で2021シーズンのJ1リーグを終えた。

次戦は、12月12日(日)16時から埼玉スタジアムで行われる、天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 準決勝 セレッソ大阪戦となる。

【アレクサンダー ショルツ】
(今日の試合はお互いにチャンスもあったし、いい守備もあったと思うが、守備面で意識したことや感想はどうか?)
「両チームとも整った守備をしていて、相手にチャンスを与えないという拮抗した試合でした。後半に入ってからはチャンスが増えたと思います。名古屋グランパスは今季、記録的な無失点試合の数がありましたが、自分たちにとっては久しぶりでしたので、そこは喜んでいいと思います。そして試合を通じてトータルのパフォーマンスも良かったと思います。ただ、足りない部分もあったと思います。来週も同じようなスピリットで闘い、セレッソ大阪にチャンスを作らせないようにしなければいけません」

(ショルツ選手にとって最初のJ1リーグのシーズンが終わったが、半年を戦ってどのようなリーグだと感じたのか?ショルツ選手自身がJ1リーグでプレーする上で気を付けたことは?)
「キャスパー ユンカー選手もコメントしていましたが、競争力の高い、ハードなリーグだと思います。日本に来て誰もが通用するわけではないと思いますし、リーグ全体のクオリティーが高いという印象を持ちました。タフな試合が多く、簡単なものはありませんでした。たとえばデンマークのスーペルリーガは12チームで戦いますし、それだと退屈することもありますが、J1リーグはそういうリーグではありません。来シーズンはチームにも自分にもより期待して、今シーズンはまずまずと言えるパフォーマスを見せることができたと思いますが、より高いものを見せたいと思います」

(今日の試合で後方からの攻撃の組み立てとスイッチの入れ方をどのように考えていたのか?ショルツ選手がボールを持ち運ぶ場面もあったが?)
「最初の飲水タイムまではボールを運べたと思います。相手がマンツーマン気味にマークしてきたところで、中盤の選手がスライドしてきたときにスペースができて、そこを使うことができました。ただ、飲水タイムで相手がそこを修正してきて、消されるようになりました。その後、時間が経つにつれ、また運べるような形も出てきましたが、今日はラストサードのシュートやパスが足りなかった試合だったと思います。名古屋はまとまったチームで、簡単にプレーすることはできませんでしたが、取り消されたゴールもありましたし、それ以外にも明らかな決定機が2つありました。ですので、パフォーマンスは良かったと思います。もちろん結果には満足していません」

(2試合連続無得点ではあったが、前節の清水エスパルス戦に比べて攻撃は良くなっているように見えた。清水戦とはどんなところが違ったのか?)
「ここ2試合はボールをキープしながらプレーすることができていると思います。ただ、その前の(横浜F・)マリノス戦は、ポゼッション率が低いにもかかわらず2ゴールを決めることができました。どちらを取るかと言えば、僕はゴールを決めることができた試合だと思います。しかし、清水戦で少なかったダイレクトプレーがこの試合では増えていましたので、そこは改善できたところだと思います。清水戦は終了間際に失点してしまい、悪いイメージが残っていますが、今日の試合で天皇杯にしっかりと向かっていけると思います。天皇杯が今の自分たちの目標です」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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