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第31節 vs 神戸「マルティノスが2戦連発。アウェイで勝利」

18日、浦和レッズはアウェイのノエビアスタジアム神戸で明治安田生命J1リーグ 第31節 ヴィッセル神戸戦に臨んだ。

レッズは試合を通して集中し、アグレッシブな戦いを見せると、終盤にマルティノスが2試合連続となるゴールを決めて1-0で勝利した。

前節の横浜F・マリノス戦から先発メンバーを2人入れ替え、トーマスが8試合ぶり、青木拓矢が13試合ぶりに先発出場したレッズ。前節は開始2分に失点したが、この試合は立ち上がりから集中して試合を進めた。

28分にはショートコーナーから武藤雄樹がクロスを上げると、興梠慎三がヘディングシュート。30分には後方で丁寧にパスをつないでからトーマスの鋭い縦パスを起点とし、最後はペナルティーエリア内でフリーになった橋岡大樹がシュートを放つ。

興梠のヘディングはわずかに枠を越え、橋岡のシュートは相手GKに阻まれたが、続けてチャンスを作った。

一方で、神戸に攻め込まれる時間帯もあったが、36分に佐々木大樹のシュートを西川周作がセーブするなど、集中を切らさずに失点を許さない。

45+1分には青木が興梠の動き出しに反応して左足でロングパスを送ると、相手の裏に抜け出した興梠が巧みに胸トラップをしたが、惜しくもシュートには至らず。

さらに45+2分には汰木康也のサイドチェンジを興梠が今度は右足でピタリと止め、橋岡が右サイドからクロス。こぼれ球を拾った汰木のシュートは相手にブロックされ、こぼれ球を拾った青木がつなぐと、ペナルティーエリア内左斜め45度あたりから武藤がコースを狙ったシュートを放つが、惜しくも枠の右に外れた。

ゴールこそ奪えなかったものの前半終了間際に鮮やかな攻撃で立て続けにゴールに迫ったレッズは、後半の立ち上がりにもチャンスを作った。48分、マルティノスのコーナーキックからトーマスが高さのある強烈なヘディングシュートを放つ。しかしわずかに枠の左に外れた。

前半以上にアグレッシブさを増してゴールに迫る回数が増えたレッズ。ゴールまであと一歩と思えるチャンスを作りながら、神戸の攻撃も集中した守備で跳ね返した。

そして迎えた83分、先制に成功する。自陣でボールを奪ってから素早い攻撃を展開すると、途中出場の山中亮輔が左サイドから送ったクロスをゴール前に走り込みながらファーサイドで合わせたのはマルティノス。右足で合わせたボールはゴール上に突き刺さった。前節の横浜FM戦に続いて山中、マルティノスのコンビでゴールが決まった。

5分が提示されたアディショナルタイムでは、相手のリスタートから菊池流帆にオーバーヘッドシュートを打たれたが、枠内に飛んだボールを西川がかき出し、ゴールを許さない。そのまましっかりと試合を終わらせ、4試合続いたアウェイゲームの最後を勝利で締めた。

J1リーグ29試合を終えて、13勝6分10敗で勝ち点45としたレッズ。次戦は11月22日(日)16時3分に埼玉スタジアムでキックオフする、Jリーグガイドラインにおける厳戒態勢ステップ3【50パーセントを上限とする(1席空け)、ビジター席あり】を適用、かつ段階的に収容人数を引き上げていくという埼玉県の方針に則り、約24,000人で行われるガンバ大阪戦【MATCH PARTNER 三菱重工】に臨む。

【マルティノス】
(ゴールシーンを振り返って)
「ランニングから、クロスの質から、全てがいい結果に結びつくようなボールが飛んできて、右足で捉えるのはそう簡単ではなかったですが、良いゴールになったと思います」

(調子が良い状態が続いているが、感触はどうか?)
「もちろんこの連戦、次の日曜日にもガンバ大阪戦があって、常に週に2回ほど試合をやっているので、コンディションをキープするのはそんなに簡単ではありません」

(2試合連続でゴール、ここ6試合で4ゴールを決めているが、好調の秘訣はあるか?)
「スタメンで出られるということが全てにつながっていると思います」

(アウェイでのゲームが4試合続き、次節のG大阪戦で久々にホームに戻るが、意気込みは?)
「まずは神戸までたくさんのファン・サポーターが足を運んでくれて、本当に感謝しています。次のホームの試合でも今日のようないい後押しがあると非常にうれしいので、みなさんよろしくお願いします」

(浦和レッズはすごくうまくいく試合と厳しくなる試合の差が大きいと思うが、うまくいく試合ではどういうことがよくできていると感じているか?)
「まず一番重要な要素、我々の試合が良い方向に向かっているときは、かなり走行距離が多いです。スマートで組織的にボールをしっかりつかんで我々に無駄走りをさせてくるようなチームが相手になると、時折よくない方向にいきます。

ただし、だいたいのゲームではカバーリング(をするとき)、ミス(をしたあと)、ギャップ(を埋めるとき)などに走ることでお互いに助け合っていけていると思います。さらに我々はもっと効率良く、たとえばポジショニングを良くして走る距離を短くしたり、全てにおいて効率を上げていければと思います。そのようなことがもっと円滑にできるようになれば、大敗はなくなると思います」

(試合をこなすごとにチーム全体のカウンターの鋭さやクオリティーが上がっていると思うが、その要因についてどう考えているか?)
「カウンターアタックを仕掛けるには走る選手が必要になります。そしてそれが自分のプレースタイルにもはまるので、チームのカウンターの鋭さにつながっていると思います。なので、走ることによってお互いにスペースを作り出して、自分にもそのスペースが返ってくるような感じです」

(個々と組織の両方がうまくいっているということか?)
「僕のようなプレースタイルを持つ選手はそんなに多くないと思います。あとは我々も裏のスペースに走り込むような作業をしなければ攻撃につながらない状況でもあります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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