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第27節 vs鳥栖「2度のリードを許すも、マウリシオ、武藤のゴールで勝ち点1を分け合う」

23日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第27節、サガン鳥栖戦に臨んだ。

29,557人の観衆が集まったホームスタジアムでの一戦、レッズは2度のビハインドを追いついたものの、試合は2-2の引き分けに終わった。

試合開始直後の1分、鳥栖にロングボールでディフェンスラインの裏を突かれると、ペナルティーエリア内に走り込んできた田川に直接左足シュートを決められ、早々に1点を追う形となってしまった。

レッズは多くの時間でボールを保持して攻撃を仕掛けたが、自陣で守備を固め、ボールを持った選手に対して厳しくプレッシャーをかけてくる鳥栖に手を焼き、流れの中からはなかなかいい形をつくることができなかった。25分にはCKの流れから矢島のミドルシュート、さらに阿部のヘディングという決定機があったが決めきることはできず、0-1で、試合は後半へと進んだ。

後半も、ボールを持つレッズ、守りを固める鳥栖、という構図でゲームは進んだ。レッズはサイドからの攻撃に加え、中央への縦パスからのコンビネーションという形を徐々に増やしていき、鳥栖を押し込み続けた。

選手交代でフォーメーションを変えながら鳥栖の守備の攻略を図る中で74分、高木の右CKをゴール中央のマウリシオがヘディングで合わせ、レッズがついに同点へと追いついた。マウリシオはレッズ加入後、公式戦初ゴールとなった。

追いついて勢いを増したレッズだったが、80分、鳥栖GKのフィードから田川に抜け出され、2点目を奪われてしまった。

またも追う形となったが、レッズの選手たちは勝利を諦めずに戦い続けた。85分には右サイドに上がってきた遠藤が鋭いクロスを入れ、走り込んだ武藤がヘディング。一度はGKに阻まれたボールを自らゴールにねじ込み、再び同点とした。レッズはその後も勝ち越しを狙って攻撃を仕掛けたものの、勝利に結びつくゴールを決めることはできず、試合は2-2のまま、タイムアップとなった。

次戦は中国の上海体育場で27日(水)現地時間20時(日本時間21時)にキックオフされる、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 準決勝第1戦、上海上港戦となる。

【武藤雄樹】
「最初の失点はイージーだったと思いますし、ここ最近の試合を振り返っても、今日の試合は先に失点しないということをチームで言い合っていた中でのあの入り方だったので、本当にふがいないと思います」

(先制される試合が続いているが、チームとして、試合の入り方で意識していることは?)
「僕たちはボールを持つ、ポゼッションしていくチームなので、基本的には最初からつないでいきますけど、今日はそこを取られて、一発のロングボールでやられてしまいました。自分たちの集中力不足としか、言いようがないと思います」

(得点は、気持ちが感じられる武藤選手らしいゴールだったが?)
「遠藤がいいボールを上げてくれましたし、この間の天皇杯でも遠藤からボールがきていたので、信じて入った結果、きれいには決められなかったですけど、しっかり詰められたのは、自分のよさも出たと思います。ただ、勝ちにつながらないとなかなか喜べないなというのが、今の気持ちです」

(後半は相手もかなり引いていたが、前線の枚数が増えた中で意識したことは?)
「今日は前半からそうだったと思いますけど、鳥栖がかなりしっかり守ってきていてスペースがなかったので、中を崩すことがなかなか難しかったです。ズラタンも入ってきて、シンプルにクロスから、という部分や、クロスの攻撃からCKを取れていました。そこで今日はマウリシオが決めてくれましたし、チームとしては中を崩せない分、外からというところはあったと思います」

(強行な日程での試合が続くが?)
「連戦をやってきて、なかなか結果がついてこないのは本当にもどかしいんですけど、次はACLの上海上港戦という大事な試合があるので、Jリーグや他の大会でいい結果を出せていない分、ACLで必ず優勝できるようにがんばりたいと思っています。最初のアウェイは本当に大事だと思うので、勝って帰ってこられるようにがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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