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第25節 vsC大阪「先制するも逆転を許し1-2で敗戦」

9月1日、浦和レッズは埼玉スタジアムで、明治安田生命J1リーグ 第25節、セレッソ大阪戦に臨んだ。


レッズは李のゴールで先制するも逆転を許し、1-2で敗戦を喫した。


強い雨の影響により当初の予定より30分遅れてキックオフしたこの試合。レッズは前節の名古屋グランパス戦後のコメントで、ベンチ入り停止処分を受けたオズワルド オリヴェイラ監督に代わり、大槻 毅ヘッドコーチが指揮を執った。


スターティングメンバーには、ケガにより名古屋戦でメンバー外となった柏木が復帰し、コンディションの影響で出場が不安視されていた宇賀神も名を連ねた。


試合序盤、レッズは予期せぬアクシデントに見舞われる。ゴールライン際でクロスを上げようと試みたファブリシオが、着地の際に左膝を負傷。一度はピッチに戻るもすぐに倒れ込み、李と交代した。


直後の12分、柏木が自陣深くでボールを奪うと、興梠に楔のパスを供給。興梠はそのボールを青木に落とし、青木はダイレクトで武藤に縦パスを入れる。武藤は反転して左サイドを駆け上がった宇賀神にスルーパスを展開。宇賀神はドリブルで中に切り込みながらラストパスを送ると、ボールを受けた李が左足でゴールに突き刺し、先制に成功した。


その後もレッズは、中盤と前線の選手がいい距離感を保ち、ワンタッチプレーを織り交ぜながら攻撃の形を生み出していく。柏木は相手DFラインの状況を見極めながら、効果的なパスを前線に供給し続けていた。


しかし、29分にはFKの流れから片山にアーリークロスを入れられると、こぼれ球に反応した杉本のシュートをオスマルに押し込まれて同点に追いつかれた。


強い雨が降りしきる中で迎えた後半、レッズは前半同様に組織的な守備からスピーディーなカウンターでアタッキングサードに侵入していく。


3バックの槙野やマウリシオも攻撃に加わりながら、局面で数的優位を作り出して攻勢に出るレッズだったが、53分には角度のあるところからソウザに強烈なミドルシュートを決められて逆転を許してしまう。


同点に追いつきたいレッズは、71分、宇賀神に代えて荻原をピッチに送り出すと、78分には岩波に代えて阿部を投入した。


レッズはポゼションを高めながら攻撃の糸口を探っていくが、人数を掛けてブロックを敷く相手のDFを攻略できない。荻原は緩急をつけた鋭いドリブルで左サイドを切り裂くも、決定機を生み出すには至らなかった。


その後もレッズは最後までゴールを奪いに走り抜くが、追加点は奪えず、1-2で敗戦を喫した。


次戦は9月16日(日)16時から日産スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第26節 横浜F・マリノス戦となる。

【柏木陽介】
「入りはすごく良かったですし、チームとしてはすごくいい形だったと思います。個人的にも前半はすごくいいところで受けて、いいところに出せて、というのはできていたんですけど、試合もしていなくて、練習もあまりできていないというところで、体力が落ちてしまったというのが自分の中でありますし、判断が鈍ってしまっていたところもありました。いいパスが出せるところがあったけど引っかかってしまった、そういう部分は自分の中でなくさないといけないところなので、そういうところをしっかりと考えて、これから取り組んでいかないといけないと思います。チームとしても、どうしても今はよくない失点をしてしまうというのがあるので、その辺りの集中力、ちょっとしたセットプレーでもフリーキックでボールを止める、誰かが笛を鳴らすということができたらちゃんと整った状態でプレーできるのではないかというところも含めて、一人ひとり考えないといけないと思っています」

(相手はレッズの縦パスを狙って引っかけたらカウンター、というのを徹底していた感じがあるが?)
「2点目が決まってから、相手はそういうことを狙って、意識してやっていたと思います。どちらかというと、3枚が残っている状態でこちらが攻めきらないといけないのですが、しっかりと崩しきれないというところでした。今のフォーメーションで良かったときは、僕らが守ってカウンターを仕掛けるシーンが多く、引かれているチームに対してはなかなか崩せないというのがあって、そういうときに、自分たちがどこで崩していかないといけないかというところです。中、中ではなく、サイドで1対1を仕掛けて抜けるシーンというのは、ウガ(宇賀神)の方は割と仕掛けてチャンスもできていますけど、どうしても右の方、ハシ(橋岡)は守備はスーパーだと思いますけど、そこら辺でもう少し違いを出せたら、自分たちにとってもプラスになるのではないかと思います。一生懸命がんばっていますし、がんばってほしいと思うけど、行けないならやり直してやっていく、ということも、チームとしては必要かなと思います」

(同点くらいまでは柏木選手のところがうまく浮いている感じだったが?)
「同点でも、相手は守ってカウンターという感じで戦っていたところはあったと思います。そこら辺に対してのやり方はありましたし、今日はキックの質も、自分にとっては今までで一番ひどいんじゃないかというくらいで、そういうコンディションで試合をしてしまって、チームに迷惑をかけてしまったと感じます。今日はチームどうこうよりとにかく自分のことを反省して、しっかりとケガを治して、ベストのコンディションで試合に臨んでいかないといけないと思います。試合も練習もできない状況で試合をするというのは、連戦であれば1試合休んでも1週間しか空いていないからできる、というのはありますけど、そういうところも含めてやっていきたいです。自分の体はだんだん良くなっていて、コンディションが良くなっている中でケガをしてしまって、今に至ってしまっています。気持ちだけはリフレッシュさせて、中断明けにはパワーアップして戻ってこられるように、ということしか自分の中では考えていません。チームが勝つために、自分のコンディションを上げていく、もっと走れる、戦えるというのは、今の監督の中で得られるものだと思います。自分が強くなることがチームの強さに変わっていくと信じているので、しっかりと気持ちだけ休ませて、また鍛え上げて、一からがんばりたいと思います」


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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