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第2節 vs 横浜FM「J1リーグ再開初戦は熱戦の末、スコアレスドロー」

7月4日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第2節 横浜F・マリノス戦【URAWA REDS MATCH PARTNER 株式会社セレモニー】に臨んだ。

ファン・サポーターがスタジアムに入ることができない「ONE HEART MATCH」。前年王者と熱戦を繰り広げたレッズだったが、試合は0-0の引き分けに終わった。

2月21日以来、約4ヵ月半ぶりの公式戦のピッチにはGK西川周作、ディフェンスラインは右から橋岡大樹、トーマス デン、岩波拓也、山中亮輔、ボランチに青木拓矢と柴戸 海、右サイドハーフに長澤和輝、左サイドハーフに汰木康也、そして2トップに杉本健勇と興梠慎三という11人が立った。

試合開始前には両チームの選手、審判団がセンターサークルに沿って立ち、新型コロナウイルス感染症のために戦ってくださっている医療従事者の方々へ拍手が贈られた。

コイントスの結果、キャプテンの西川周作はエンドを変えることを選択。前半のレッズは南ゴール裏の「WE STAND BESIDE YOU」の文字を背にし、シャーレと「2020」「URAWA」という文字が象られた北ゴール裏に向かって攻めた。

立ち上がりは横浜FMにボールを持たれる時間帯もあったが、レッズはディフェンスラインを高く保ちつつ、前線や中盤で積極的にプレスを掛けてチャンスを与えない。

6分に左サイドでボールを受けた汰木がカットインして斜め45度の位置から右足でシュートを放つ。鮮やかなシュートは枠の右を捉えたが、横浜FMのGK梶川裕嗣のセーブに阻まれた。そのプレーで得たCKから青木がミドルシュートを放ったが、これは枠を捉えきれなかった。

24分に設けられた給水タイムの直後には連続でCKを与える時間帯もあったが、集中力を切らさずに失点を許さなかった。

前半終了間際の45分には再び汰木がチャンスを迎える。カウンターから興梠が左のスペースへパスを送ると、ボールを受けた汰木はドリブルで運んでまたも斜め45度の位置から右足でシュート。低い弾道でゴールに向かったと思われたボールはしかし、わずかに枠の右へ外れた。

後半開始早々の48分、横浜FMのエリキに左サイドからの突破を許してペナルティーエリア内でシュートを打たれたが、西川が相手の狙いを見透かしたように両足をしっかり閉じて股下のシュートをセーブ。ピンチを救った。

55分には長澤のパスを右サイドで受けた橋岡が絶妙なクロスボールを送ると、ファーサイドに走り込んだ杉本がヘディングで合わせたが、ボールはわずかに枠の上に外れた。その直後には高い位置でボールを奪うと柴戸がペナルティーアークからシュートを放ったが、今度は枠の左へ外れてゴールとはならなかった。

58分には大槻 毅監督がこの試合最初のカードを切る。長澤と汰木に代えてマルティノス、関根貴大を投入した。さらに75分には興梠に代えて武藤雄樹を入れ、ゴールを狙う。

交代は前線の選手が続いたが、守備陣も集中は切らさない。81分にはペナルティーエリア内から立て続けにシュートを打たれたが、マルコス ジュニオールのシュートは西川がセーブ、エリキのシュートは山中がブロックして失点を許さなかった。

88分には山中に代わって宇賀神友弥がピッチイン。最後までゴールを目指しながらの展開も、アディショナルタイムに迎えたピンチでは、西川がビッグセーブで失点を許さず、試合はスコアレスドローで終了した。

第2節を終えて1勝1分で勝ち点4としたレッズは次節、7月8日(水)18時にユアテックスタジアム仙台でキックオフするベガルタ仙台戦に臨む。

【トーマス】
(久しぶりの公式戦だったが、フィジカル面はどうだったか?)
「ものすごくタフなゲームでした。久しぶりのゲームでしたので、チームとしても非常にタフでした。ただ今回は、チームとしての色がかなり表現できたのではないでしょうか。ゲーム的には、今後チームはどんどん向上していくと思います。そしてもちろん、ファン・サポーターのみなさんがいなかったのは悲しかったですし、いるに越したことはありません」

(加入後に4ヵ月の中断期間があったが、その間はどのようにチームメートとのコミュニケーションや戦術の理解を進めたのか?)
「自分としては、キャンプに入るのが少し遅かったので、最初はチームに馴染むのが少し難しかったです。戦術や自分の役割など、いろいろなことで苦労しました。ただ、新型コロナの影響で4ヵ月ほどしっかりと準備ができたので、その間に自分の役割もはっきりとしました。その点はポジティブでした」

(今日の試合がJリーグデビューで、相手の横浜F・マリノスは昨年のチャンピオンチームで、リーグでも強い方に入るチームだった。実際にプレーして、Jリーグのレベルやサッカーのスピード感など、感じたことや気づいたことについては?)
「もちろん最初の相手としては、昨年のチャンピオンということで相手のクオリティーも高く、試合中にはかなり難しい時間もありました。でも、仲間としっかりとコミュニケーションを取ってシャットアウトできたのはかなり大きかったと思います。相手の監督(アンジェ ポステコグルー監督)もオーストラリアで面識のある監督でしたので、対戦できて非常に良かったです」

(Jリーグで初めての公式戦で、自身の力はどれくらい出せたか?)
「ピッチの上では常に110パーセントを出して、ハードワークすることを心掛けています。まだ日本に来て数か月ですけど、いろいろと学ぶことができています。ここで数年プレーして、目標に向かってしっかりと向上し、精進していきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】









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