23日、韓国・済州島の済州総合競技場でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 ラウンド16 第1戦 済州ユナイテッドFC戦前日の公式会見が行われ、浦和レッズからミシャ監督と柏木陽介が出席し、メディアの質問に答えた。

【ミシャ監督】
「今日の会見に来ている取材の方がほとんど日本人で、大原の会見と同じメディアの方たちなのでここは日本かと思ってしまいました(笑)。

済州は、やはり非常に強いチームです。済州の試合に関してはガンバ大阪とのグループステージの2試合を見ましたが、非常に球際に強く運動量が多い、そして規律と組織的なプレーができるチームです。2試合合計でガンバ大阪に6-1で勝利していることを考えても非常に手強いチームと言っていいでしょう。ただ、我々浦和レッズも、このラウンド16の戦いは、何が何でも勝ち上がりたい、そういう強い気持ちで、走り、戦い、規律を持って、明日、良い形でファーストレグを終えられるようにしたいと思います。

明日のゲームは非常にハードな厳しいゲームになるでしょう。2試合合計で行うラウンド16の戦いですから、第1戦を良い形で終わりたいと思います」

【柏木陽介】
「去年もベスト16で韓国のソウルに負けて悔しい思いをしました。ですから韓国のチームとラウンド16で当たることは光栄に思いますし、ここで勝つことで自分たちの成長を証明することができると思います。非常に楽しみです。

済州は、映像を見て非常に良いチームだと思いましたが、自分たちはそれ以上に良いチームだと考えています。自分たちのサッカー、監督のやりたいサッカーを信じてプレーしていくことが勝利につながると思います。そういう試合運びをできたら良いと思います」

【質疑応答】
（済州のカウンター攻撃への対策と、相手DFを崩すための方策は？）
柏木陽介
「カウンターが得意というのは理解していますし、前に速い選手がいてそこが起点になるので危険です。自分たちのボールの動かし方で変な奪われ方をしないということは大事ですが、逆に僕らがカウンターを仕掛けていくというチャンスを作れると思います。相手の後ろが大きい選手であるとか関係なく、それ以上に浦和の方が速いですし、動きがある中でプレーできると思いますから、そういうところを意識して戦えたらと思います。自分たちのミスさえなければ相手のカウンターは防げますし、よりサイドから速い攻撃を仕掛けていけます。もちろん速い切り替えでボールを奪えばこちらのチャンスになります」

ミシャ監督
「陽介が全部言ってくれました。ただ守備的に守ってばかりのサッカーは我々らしくありません。もちろん相手のカウンターは危険ですが、我々のサッカーをすること。そして、なるべくカウンターの機会を与えないような攻撃の質というものを上げていく必要があります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】