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武田英寿が北浦和小学校でオンライン授業を実施

11日、武田英寿がさいたま市立北浦和小学校の6年生に向けてオンライン授業を実施した。

本企画は、「社会の一員として、青少年の健全な発育に寄与する」という浦和レッズ理念の活動方針のもと、コロナ禍で通常通りの生活を行うことができないホームタウンの子供たちのために実施された。





授業中は「ヒデ先生」と呼ばれた武田は、自身の半生を振り返り、自身が挫折した経験も交えながら、130人以上の児童に向けて夢を持つことの大切さや、「誰かのために」という思いがあれば努力できる、ということなどを説いた。そしてその児童たちに向けて「大きな夢を持ってがんばってほしいと思います」と力強くメッセージを送った。

15分ほど半生について話した後、先生からの質問や児童たちの質問に答えたヒデ先生。この日が東日本大震災からちょうど10年だったこともあり、自身が宮城県仙台市で被災した経験も伝えた。学校の体育館で避難所生活を送ったこと、そのときは生活することに必死でサッカーのことを考えられなかったこと、それでも両親や周りの人の支えがあって再び「サッカーが楽しい」と思えるようになったことを明かした。





質疑応答の後は直筆のサインを入れた「サッカーのまち浦和」のクリアファイルを全員にプレゼントすることを伝え、画面越しながら児童たちと一緒に「We are REDS!」の合言葉とともに記念撮影を行い、約50分の授業を終えた。

プロサッカー選手、浦和レッズに入ることを夢に見ている児童は、「大好きな武田選手に会えてとてもうれしかったです。自分も将来、武田選手のようになりたいですし、武田選手の授業を聞いて、どんなにつらいことがあっても、絶対にがんばりきりたいと思いました」と感想を話した。

また、人生で初めて子供たちの前で『授業』をした武田は、「自己採点は60点くらいですが、面白かったですし、こういう機会で自分も成長できるのではないかと感じました。今日で東日本大震災から10年が経ちましたが、いろいろな人に支えてもらい、ここまで成長することができました。今までいろいろなものを与えてもらった分、これから仙台や地元の方に自分の活躍を見てもらったり、元気を与えられるようにしたいと思います。もっと活躍して、仙台の方だけでなくいろいろな方に知ってもらって、影響を与えられるようなサッカー選手になりたいと思います」とさらなる成長と活躍を誓った。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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