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来季加入の青森山田高校 武田英寿選手が同校で加入内定記者会見を実施

19日、青森山田高校の武田英寿選手が、2020シーズンの浦和レッズへの新加入が内定し、同校で加入内定記者会見を開いて、浦和レッズでの活躍を誓った。



会見には、武田英寿選手のほか、青森山田の花田 惇校長、同校サッカー部の黒田 剛監督、浦和レッズから、中村修三GM、辻谷浩幸スカウト部長が出席した。



【会見全文】
花田 惇校長
「おはようございます。武田選手が浦和レッドダイヤモンズに入ることができて、お声がけいただいて、ありがたく思っています。武田選手もプロになることを目指して、本校の中学、高校とがんばってきました。詳しいことはこのあとあると思いますが、私としては学校を挙げて、全校生徒を含めて応援していきたいと考えています」

黒田 剛監督
「みなさん、こんにちは。黒田です。武田英寿のここまでの経緯をお伝えいたします。2015年に全国中体連を皮切りに、昨年までに全国大会を中学、高校を通じて3回優勝している選手です。

今回、浦和レッズさんに見ていただいたのは、昨年のプレミアリーグ、2年生になったころの、4月あたりからになります。最初に長山スカウトに見ていただいて、彼の成長を見守ってくださっていました。それから青森県予選、本大会、今年の3月の日本高校選抜など数々の戦いを評価していただきまして、3月に直接、正式にオファーをいただいた運びになります。今日、10時30分に仮契約を終了いたしまして、この会見に至ったという形になります」

中村修三GM
「黒田監督からもありましたが、この会見の前に、ご両親同席のもと仮契約をさせていただきました。この年代で日本を代表する選手である武田選手が、他クラブと競合する中で浦和レッズを選択してくれて、感謝申し上げます。仮契約できたことをうれしく思います。

武田選手は、浦和レッズではもちろんですが、日本を代表する選手になる可能性がある選手です。厳しさと愛情を持って育てていきたいと思います」

辻谷浩幸スカウト部長
「スカウト部長の辻谷です。このような機会を作っていただいて、ありがとうございます。武田選手が浦和レッズを選んでいただいて、非常に感謝しています。ただ、今季は青森山田高校でのキャプテンとして全力でプレーして、来年浦和レッズで活躍してくれることを期待しています。

彼のプレーの特長は攻撃のセンスです。視野の広さもありますし、左足から繰り出される長短のキックの精度は非常にすばらしいですし、得点につながる決定的なスルーパスを出せます。レッズで活躍できる選手だということで、声を掛けさせていただきました。浦和レッズには柏木という司令塔がいますが、柏木選手と共にレッズの司令塔としてレッズの選手として活躍してくれることを期待しています」

武田英寿選手
「こんにちは。本日はお忙しい中、このような多くの方々にお集まりいただき、ありがとうございます。来季から浦和レッズに加入することが決まりました、武田英寿です。小さい頃からの夢だったプロサッカー選手になれること、そしてプロのキャリアを浦和レッズでスタートされること、大変うれしく思います。これまで支えてくださった関わってくださったすべての方々に感謝し、浦和レッズのために全力を尽くして、少しでも早く世界で活躍できるような選手になれるようにがんばっていきます。本日はありがとうございます」

【質疑応答】
(今日、仮契約ということですが、浦和レッズのチームに合流するのはいつ?)
黒田 剛監督
「仮契約は本日ですが、本契約が1月ごろになると思います。我々の場合は、全国高校選手権が1月にありますので、そちらの終了時点から、本校と浦和レッズさんとの状況を踏まえて、進んでいくこととなります」

(武田選手にうかがいますが、浦和レッズの印象と目標選手を聞かせてください)
武田英寿選手
「浦和レッズはファン・サポーターや選手が日本トップレベルのチームで、チームの一体感も感じていますし、選手も日本の中でトップクラスが集まっていて、そこで学べることがたくさんあると思います。

目標の選手は日本人だと、柏木選手です。同じ左利きで、チャンスを多く作れるということで、これからたくさん学んでいきたいです」

(武田選手にうかがいます。今年まだシーズンはありますが、青森山田でのここまでのキャリアを振り返ってどう思うか)
武田英寿選手
「まずは、青森山田の中学、高校に入って黒田監督からここまですばらしい指導をしてくださったということで非常に感謝しています。いま振り返ると、中学から全国をたくさん経験できて、優勝することもできて、プレミアリーグでもプレーできていますし、選手権もインターハイもこれからも全国は続いていきますが、たくさんのよい経験をさせてもらってきたと思っています」

(武田選手にうかがいますが、何チームかオファーがあったと思うが、浦和レッズに決めた理由は?)
武田英寿選手
「一番は熱心に誘ってくださって、その熱意に自分は浦和レッズで活躍したい、結果を残したいという思いになりました」

(武田選手に質問になります。レッズではどんな選手になりたい?)
武田英寿選手
「一番はチームのために、チームを勝たせられる選手です。自分の特長を出して、得点やアシストで結果を出したいです」

(レッズではなく、サッカー選手としてはどんな選手になりたい?)
武田英寿選手
「一番の目標は、日本代表でワールドカップに出ることだったり、世界で活躍し、世界の舞台で注目を集めることです。まずは青森山田高校で、全国制覇を目指して戦うこと、レッズに入ったら、レッズのために全力を尽くしてということを着実にやっていって、その先に世界の舞台があると思います。だからまずはしっかり今できることをしていきたいです」

(黒田監督に質問です。青森山田に中学から入って、武田選手の成長をどう見守ってきたか)
黒田 剛監督
「小学校を卒業して入ってきたときは身体も細くて、ここまで成長するとは想像していない中で預かっていました。ただ本人の努力をする姿勢だったり、さまざまなところで誠実さや素直さが出たことによって、サッカー選手としても人間としても成長できたなと思っています。また彼には引っ張ってくれるよい先輩がたくさんいましたから、そこでレギュラーに食い込み、去年も一人だけ2年生で出ていましたし、よいところで、よい環境で学べ、成長できたところというのが、今の本人のパフォーマンスにつながっているのかなと思います」

(中村GMにお聞きします。どのポジションにもよい選手がいますが、数々の選手をご覧になってきた中で、武田選手の才能の部分はどう感じているのか)
中村修三GM
「一番は左利きで、あれだけのテクニックがあるというのが魅力があります。去年の4月から何試合か見させてもらってきた中では、今年に入って、去年と違う面が見られたのは、闘う姿勢というのが前面に出るようになったと。いま、浦和レッズでは、最後まで闘うこと、走ることなどを強調していて、テクニックだけではなく、闘う姿勢が見られたので、ぜひ来て欲しいと思いました。期待しています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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