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宇賀神がレッズランドに義援金を贈呈

7月2日、宇賀神友弥が中心となり昨年立ち上げた「きみのてプロジェクト」で集まった義援金の贈呈式が、レッズランドの天然芝グラウンドにて行われた。

「きみのてプロジェクト」は、昨年10月に台風19号の影響で水没した「レッズランド(さいたま市)」および「彩湖・道満グリーンパーク(戸田市)」の修繕費用を集めるために開始されたクラウドファンディングにて、宇賀神の呼びかけで多数の浦和レッズユース出身選手が協力し、トップチームの選手たちも賛同、参加したプロジェクト。

贈呈式では、宇賀神選手から義援金(5,000,000円)が立花洋一レッズランド代表理事に渡された。

また、立花レッズランド代表理事より、宇賀神への感謝状が贈られた。

なお、「きみのてプロジェクト」をはじめとする各方面からのご支援のおかげで、レッズランドは、7月1日(水)よりサッカー場・フットサル場の一般貸し出し、各種スクールを順次再開できるまでに復旧した。

【宇賀神友弥】
「みなさん、こんにちは。贈呈式にお集まりいただき本当に感謝しています。昨年、台風19号によって、僕の地元である戸田の(彩湖・)道満グリーンパーク、そして、僕が青春時代を過ごしたこのレッズランドが水没してしまったという話を聞いて、いち早く自分で行動を起こすことによって、何か力になれることがあるんじゃないかということで、クラウドファンディングという形で協力させてもらいました。

もちろんクラウドファンディングというのは、たくさんの人の思いだったり、たくさんの人たちの力のおかげで成り立つ一つのプロジェクトです。僕がやりたいと言いましたが、それに協力してくれるスタッフの方だったり、自分と共にこのレッズランドで青春時代を過ごしたレッズユース出身の選手たちにも声を掛けて、みんながこころよくこのプロジェクトに賛同してくれたということが、一番なのかなと思います。

本当に一番最初にこのレッズランドが水没したという話を聞いて、そして当時の写真を見たときに、すごくショックを受けました。自分がこう育ったレッズランドがこのような状態になっていることはなかなか受け入れることができませんでした。自分がこのプロジェクトを立ち上げたときに、一番の思いとしては、現状復帰ではなくて、それよりもいいものをもう一度作って欲しい、という思いで始めました。そして、今日、災害後初めてレッズランドに来ましたが、自分が思っていた思いのとおり、前のレッズランドよりすばらしい芝生になったんじゃないかなと思います。今も少しずつ日常が戻ってきたんだな、とすごくうれしく思っています。

今、新型コロナウイルスという非常に難しい状況の中で、こういう会を開いていただいて、本当に感謝しています。自分はクラウドファンディングという形でお金を集めたというだけで、もっともっと努力した人たちがいると思うので、そういう方たちにもう一度感謝したいと思います。今日は、こういった会を開いていただいて、本当にありがとうございます」

【立花洋一代表】
「私は昨年の10月13日の朝、土手の上からレッズランドを見ました。台風通過後のレッズランドの水没の状況を見て、何をやっていいのか、本当に分からない。そんな状況でした。ただ、思ったのは、とにかく一日も早く元に戻したい、そういう気持ちでした。
それから月日は経ちましたが、こうして宇賀神選手のクラウドファンディングを通じたご支援、そこに至るまで、アカデミー出身のいろいろな選手、そして、この復旧にいろいろな形で手伝っていただいたボランティアの方々、そういった方たちの思いが、こうして先ほど宇賀神選手がお話されたように、元に戻ったそれ以上のすばらしいピッチ、施設を昨日から再開をすることができました。感謝してもしきれませんが、我々レッズランドを運営するメンバーは、そのみなさんの気持ちを、ここの施設をこれまで以上にたくさんの方に活用していただいて恩返しをさせていただきたいと思います。

2005年にJリーグ100年構想を具現化したレッズランドですが、今まさにそのスポーツを通じてみなさんを幸せにするために、我々はもう一段の努力をしなければいけないという思いを新たにしております。

ここでトレーニングをしているレディース、アカデミーの選手もそういう思いを背負いながら、これからますます活躍をしてもらえると確信しております。改めて、こういった活動の起点を作っていただいた宇賀神選手に感謝をしてもしきれませんけれども、たくさんの思いをお伝えして、お礼のごあいさつとさせていただきたいと思います。本日は誠にありがとうございました」





【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

レッズランドオフィシャルサイト
http://www.redsland.jp/

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