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天皇杯2回戦 vsグルージャ盛岡 プレビュー「勝利し良い流れを作るきっかけに」
全国のプロアマ88チームが来年1月1日の決勝(埼玉スタジアム)を目指して戦いを続ける第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会は、4月22日に開幕した。第86回大会以来、11大会ぶりの優勝を目指して戦う浦和レッズは、6月21日(水)19時より浦和駒場スタジアムで開催される2回戦からの登場。相手は、岩手県代表のグルージャ盛岡だ。
盛岡は2014年に地域リーグからJ3へ昇格したチーム。「グルージャ」はスペイン語で「鶴」の意味で、チーム名は盛岡藩主南部家の家紋「向かい鶴」と、盛岡名物「じゃじゃ麺」など、岩手地方でよく使われる「じゃ」の音にちなんだものとなっている。チームカラーは鶴の色である「白」。ファーストユニフォームの色が白という珍しいチームだ。
Jリーグ草創期にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)などでDFとして活躍した菊池利三監督の指揮の下、先発メンバーには、盛岡商業を卒業した2008年から2010年まで浦和でプレーしたMF林勇介や、レッズの育成組織育ちのDF畑本時央がいる。
現在、J3では17チーム中14位。エースストライカーの梅内和磨を軸に、粘り強い守りと速攻でゴールを狙ってくるスタイルだ。天皇杯予選である岩手県選手権決勝では、延長戦の末に富士大学に1-0で勝利を収め、天皇杯出場を決めた。
4月23日に行なわれた天皇杯1回戦では、JFLのソニー仙台(宮城)との東北勢対決を2-0で制し、2回戦に進んだ。試合は相手に主導権を握られる時間帯が長く、苦しい展開だったが、前半を0-0で折り返すと、仙台の運動量が落ちた77分と79分に立て続けにゴールを決めている。
また、昨年の天皇杯は2回戦でJ1・ベガルタ仙台を破る大健闘。今回も『ジャイアント・キリング』を目指してのさいたま入りとなっており、油断のならない相手だ。
対する浦和レッズは18日のジュビロ磐田戦に2-4で敗れてリーグ2連敗中と、芳しくない状況にいる。天皇杯を良い流れをつかむきっかけにしたいところだ。
天皇杯はミッドウイークに行なわれることもあり、今回はリーグ戦やAFCチャンピオンズリーグで出場機会があまりなかった選手にプレーチャンスが与えられることが予想される。選手にとっては日頃のトレーニングの成果を存分に出し切ることで、今後のリーグ戦のメンバー争いに割って入る道を切り開きたいところでもある。
盛岡はJ3のチームではあるが、自陣で網を張ってレッズのミスを狙い、奪ってからの攻撃では果敢にゴールを狙ってくるはず。不用意なミスをすることなく、球際での強さや攻守の切り替えの意識を高く持ち、レッズのサッカーを表現しながら勝利をつかみたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
盛岡は2014年に地域リーグからJ3へ昇格したチーム。「グルージャ」はスペイン語で「鶴」の意味で、チーム名は盛岡藩主南部家の家紋「向かい鶴」と、盛岡名物「じゃじゃ麺」など、岩手地方でよく使われる「じゃ」の音にちなんだものとなっている。チームカラーは鶴の色である「白」。ファーストユニフォームの色が白という珍しいチームだ。
Jリーグ草創期にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)などでDFとして活躍した菊池利三監督の指揮の下、先発メンバーには、盛岡商業を卒業した2008年から2010年まで浦和でプレーしたMF林勇介や、レッズの育成組織育ちのDF畑本時央がいる。
現在、J3では17チーム中14位。エースストライカーの梅内和磨を軸に、粘り強い守りと速攻でゴールを狙ってくるスタイルだ。天皇杯予選である岩手県選手権決勝では、延長戦の末に富士大学に1-0で勝利を収め、天皇杯出場を決めた。
4月23日に行なわれた天皇杯1回戦では、JFLのソニー仙台(宮城)との東北勢対決を2-0で制し、2回戦に進んだ。試合は相手に主導権を握られる時間帯が長く、苦しい展開だったが、前半を0-0で折り返すと、仙台の運動量が落ちた77分と79分に立て続けにゴールを決めている。
また、昨年の天皇杯は2回戦でJ1・ベガルタ仙台を破る大健闘。今回も『ジャイアント・キリング』を目指してのさいたま入りとなっており、油断のならない相手だ。
対する浦和レッズは18日のジュビロ磐田戦に2-4で敗れてリーグ2連敗中と、芳しくない状況にいる。天皇杯を良い流れをつかむきっかけにしたいところだ。
天皇杯はミッドウイークに行なわれることもあり、今回はリーグ戦やAFCチャンピオンズリーグで出場機会があまりなかった選手にプレーチャンスが与えられることが予想される。選手にとっては日頃のトレーニングの成果を存分に出し切ることで、今後のリーグ戦のメンバー争いに割って入る道を切り開きたいところでもある。
盛岡はJ3のチームではあるが、自陣で網を張ってレッズのミスを狙い、奪ってからの攻撃では果敢にゴールを狙ってくるはず。不用意なミスをすることなく、球際での強さや攻守の切り替えの意識を高く持ち、レッズのサッカーを表現しながら勝利をつかみたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】