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大槻 毅監督 清水戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第28節 清水エスパルス戦 試合後のコメント

「久しぶりに勝ち点3を取ることができて、というところですね。あとは、先に1点取られてしんどいなと思いましたけど、顔を上げて、しっかりと向かって行くような姿勢を見せてくれたところ、そしてファン・サポーターのみなさんの後押し、試合前から本当に、まさに一緒に戦ってくれたというところに感謝しています。また次は(時間が)空いてトレーニングできるので、しっかりと次の試合に向かってやっていきます」

[質疑応答]
(前半はなかなかうまく進まない感じがしたが、1点を取れたこともあって、後半はかなりガラリと変わった。一番、このようにやろうと言ったのはどういうことか?)
「試合前から準備していたのは、清水(エスパルス)さんは、4-2-3-1の3のところ、サイドのところでウチの3バックのところに必ず来ますよ、と。それは湘南(ベルマーレ)戦もそうだったし、(北海道コンサドーレ)札幌戦でもそうでした。じゃあそこでどうやってそれを外していくかというところがカギだったんですけど、ちょっとうちのところでうまくできませんでした。(興梠)慎三が少し孤立するような形で、武藤と(長澤)和輝のところがうまく使えていなかったので、その立ち位置を試合中に変えられればいいなと思っていたところで、前半30分過ぎに、慎三と武藤が自分たちであそこを変えたり、1列降りてきたりしたというところで、ボールが握れるようになったと思っています。外からも言いましたけど、それを彼らが中で機転をきかせてやってくれたことで、前半の最後に握れるようになって、ワイドのところから少しボールを握れるような形になりました。その前にも、(橋岡)大樹のところから武藤へのスルーパスだったり、ああいうのもあったので、局面ではありましたけど、最終的なところでパワーを使うところまではなかなかいきませんでした。後ろで回しているだけになっている展開でしたけど、それは清水さんの狙いはあったので、それを前半の最後に彼らで外したこと、後半に入る前に『意図的に、こういうふうにしたら外れるんじゃないの?』という話をして、彼らが外してくれたことで、だいぶできるようになりました。ただ、清水さんも4-1-4-1に変えてワイドに2枚立たせてきたので、そこでウチの数が合わなくなったところで後半が始まって、彼らが60分くらいまでボールを握った後に、我々がボールを握るようになって、少しまた戻ったかな、という流れだったと思います。中でいろいろな思惑があったところに対して選手も対応してくれたし、その辺はあるかなと思っています」

(リーグの勝利はかなり久しぶりとなったが、うまくいきそうでなかなか勝てないということで、大槻監督としても苦しい時期だったと思う。今日までに、どういう思いがあったのか?)
「もちろん、この後も続けていかないといけないのですが、勝ち点がないところに関しては、焦れる思いはありましたけど、今日勝ち点3を取ってうれしいですけど、選手と共に感情を爆発させたというよりは、また次に向かってがんばりたいな、というところです。ただ、選手とも『ぶれずにやりましょうね』というところで、我慢してやってきているところはあるので、それが表現できるところをまた次に増えるようにトライしたい、というところだと思います」

(同点ゴールは、興梠選手のタメと前に走り込んだ動き、橋岡選手のポイントを意識して上げたクロスと、トレーニングのたまものとしか言いようがないようなゴールだった。そして2-1にした後に守り切れた、ということも含め、コメントをいただけるか?)
「橋岡は、昨シーズンのホームの清水戦でも、同じように右サイドからクロスを上げて、慎三のゴールをアシストしています。彼の初アシストだったと思いますが、あれとはクオリティーが違うものだと思います。今おっしゃったとおり、本当に狙ってやっているし、前のところの局面の打開も含めて、すごく彼の成長しているところだと思います。これは喜ばしいですし、それを引き出す慎三の、オフザボールの動きといったところは、トレーニングの中からやっていることです。

ただ、たくさん点数が入るようなゲームは相手がいるので難しいですけど、チャンスは増やしたいというのはありますし、守備のところで守り切れたところに関しては、ああいう表現ができなかったところ、相手が立ち位置を変えると反応が遅れたり、ファウルが増えたり、みたいなところはありましたけど、痛い代償をたくさん払って、少しずつですけど今日は見られました。ただ、今日は見られたで終わらないで、次も見せられるように、みんなでやりたいですね」

(大槻監督の采配として、2ー1になってからのオープンな試合の中で守り切ったところについては?)
「相手の思考なので分からないですけど、ウチの並びを見て、どこで何の勝負をするか、みたいなところはあると思います。そこで突破してくるのか、高さなのか、とかみたいなところはあるので、それは見ているつもりではいますけど、対応できるかどうかは選手の判断だったりプレーの質だったりによるので、僕がどうこうというよりは、そういう局面で選手がしっかり判断したと思います」

「本当に今日、試合前にバスが乗り込んだところから、ファン・サポーターのみなさんがすばらしいものを見せてくれて、本当に感謝しています。あれが浦和レッズの魂のすばらしいところ、一番我々が、浦和が、Jリーグがはじまって積みあげてきた文化が、あの今日のような姿なのだと本当に思いました。感動しました。本当にありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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