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大槻 毅監督 就任会見

29日、トレーニング終了後、新たにトップチームを指揮することとなった大槻 毅監督が就任記者会見を行った。

【大槻 毅監督】
「こんにちは。今回このようになりましたが、またみなさんの前でお会いすることが何度かあると思いますので、引き続きよろしくお願いします」

[質疑応答]
(去年は暫定監督だったが、今回長いスパンで捉えたときにどのようなサッカーをしていきたいか?)
「長いスパンというのは、どこまで長くなるか分かりませんが、責任がある、いろいろな人から支持されているクラブだと思っています。その人たちをサッカーの質やスタイルで満足させることはなかなか早急にはできないと思いますが、とにかくゲームに向かう姿勢だとか、トレーニングを通じて選手たちがチームのためにとか、クラブのためにとか、ファン・サポーターのためにみたいなものが分かるような形が出るようなチームにしたいと思っています」

(どのタイミングで話を受けて、そのときにどのように感じたか?またどのように返答したのか?)
「タイミングについては広島戦以降ですけど、契約ごとなのでどの時期というのは言えません。このタイミングでということで、クラブが危機感を持っているんだなということは強く感じました。自分のことよりもクラブが大変だとか、そういったことを考えて、先ほども言いましたけど、いろいろな人が支えてくれていて、その人たちが悔しい思いをしている状況があり、僕の力で少しでも力になれるのであれば、そこに自分の力を出してやりたい、仕事をしたいという気持ちにはなりました」

(選手たちにはどのような声掛けをしたか?)
「久しぶりに顔を見て、最初に言ったのは、こういったことになっているということは、そうした状況を我々が認識しなければいけない、危機感を持っていますか、危機感を持たざるを得ませんよね、ということが一点です。もう一つはだけれども、なにかに心がざわついて、こういったことがあると思いがあることは十分わかりますけど、その中でも落ち着いて次への準備、中に秘めている思いみたいなものを今日のトレーニングからきちんと表現してくださいということをお願いしました」

(今チームに足りないと感じることは?)
「ずっと見ていましたし、ただ見ていただけでなくいろいろな観点から見ていましたけど、なにが足りないかということよりも僕はできていることや良いものを見ていきたいし、良いところはたくさんあるので、そうしたところを見ていきたいと考えています」

(ポジティブに感じる点は?)
「やはりみんな一生懸命やっていますよね。そこのやり方や方向のところはみんなで整理していかなければいけないところがあるかと思いますけど、彼らはやはりサッカーに情熱を持っていますし、やらなければいけない気持ちを持ってやっていることは伝わってきていると思います」

(ヘッドコーチを退いてからなにをしていて、どのような経験をしてきたのか?)
「クラブが海外のクラブといろいろな関係を取ったりコミュニケーションを取ったりして、選手の行き来、育成の行き来や指導者の行き来だったりとか、そのようなことができる形、今メキシコのチーバス・グアダラハラとそうした関係で5年目やっていますけど、そういったクラブを増やしたいということで、いくつかのクラブに行きましたし、近い将来『こういう風になりました』ということはお互いのクラブから発表になるのではないでしょうか、本当に近い将来。そういったことをやっていました」

(3日後の川崎フロンターレ戦に向けたアプローチの仕方は?)
「川崎戦に対するアプローチをここで言っちゃうと川崎の人が聞いちゃうのであまり言いたくないですけど、いいチームだしチャンピオンチームだし、勝ち点もしっかり積み上げてきているし、ケガ人も戻ってきているし、ACLも残念でしたけど最後、あのような勝ち方をして、非常に強いチームだと思います。それに対して我々も短い時間ではありますけど準備をする、ただその準備というのは今僕が急にきて3日間で準備するのではなくて、クラブとしてチームとして積み上げてきたものがある中での3日間なので、そこも含めていいゲームができればいいなと思っています」

(今日から3日間のトレーニングを非公開にした理由は?)
「一つは集中したかった。もう一つは次の試合のときに、前に僕がちょっと監督をやらしてもらったときにも言いましたけど、相手が知らない方がいいでしょ?ということの2点です」

(率直に選手たちのピッチ内でのパフォーマンスをどう見ているか?)
「ピッチ内でのパフォーマンスについては、前にも同じようなことを言った気がしますけど、勝ち点が足りない理由に関しては、カップ戦はACLしかはじまっていないですけど、ACLはしっかり予選も突破して、リーグにおける勝ち点が足りないということが全てだと思います。勝ち点が足りないのはなんでなの?というところをしっかり考えて取り組んでいきたいと思っています」

(あらためて今シーズンの目標は?)
「クラブの目標は変わらないと。それに対して我々はどう取り組むのかということは今日も選手たちに話しました。勝ち点の差とかいろいろなことがあるけども、1試合で勝ち点7も8も取れるわけではないので、一試合一試合のところでいい準備をすることを我々は続けることが責任ですよ、という話をしました」

(昨日今日でオリヴェイラ前監督と話をしたか?)
「していません。僕は今日の朝はじめて大原にきました。しばらくというか、トップチームに関わるところでいうと今日からのスタートです」

(一番最近オリヴェイラ前監督と話されたのはいつか?)
「いつぐらいですかね。ちょっといつかというのは出てこないですけど」

(クラブ側からはどんなことを期待していると言われたか?)
「選手とのコミュニケーションを含め、後はゲームのところの組み立てのところ、チーム力、なんて言うのかな、トレーニングで積み上げるところはしっかりやって欲しいとは言われました」

(昨年監督をやったときはスイッチを入れる意味でオールバックにしていたが?)
「あのときはうちの選手は僕のことを知らないので、なにをやっても良かったんですよ。今は知っているので、そんなことやったって、あいつらに鼻で笑われるだけなので、しっかりといつも通りに準備をして、正しい方向に行けるように毎日のトレーニングで積み上げることをしたいと思います」

(ファン・サポーターの力に対して思うことは?)
「あそこの空間、その日のゲームだけではなく、街自体の熱、ファン・サポーターの熱を我々は常に感じていますし、それが集約されるのがあの試合の日だと思っています。それも試合の2時間だけではなく、それに対する準備も含めて彼らのパワーはものすごいものだし、あれを感じることができる唯一のクラブが浦和レッズだと思っています。それに対して選手やスタッフ、それはコーチングスタッフだけではなくて、クラブスタッフも含め、あの熱に対する責任、彼らの思いに対して我々はしなければいけない振る舞いや、そういったものというのは我々のクラブは選手やスタッフだけではなくて、クラブとしてやはり持っていなければいけないんじゃないかなと常々思っています」

(就任してすぐに監督してやらなければいけないと感じていることは?)
「僕はきちんと選手に正しい振る舞いをして、ゲームに向かうところをしっかりやって、我々の本当に力を持っている選手たちがその力をみんなに再度表現する意志を持たせることはやりたい。自信を持ってやってもらいたいと考えています」

(あらためて大槻監督が大切にしているサッカーの哲学は?)
「分からないですけど、一人でやるものではないので、周りの人と協調してしっかりといい準備をしていくこと、出たとこ勝負みたいなものではなくて、きちんと積み上げてやっていくことができたらいいなとは思っています」

(新しく連れてきたコーチについてはどんなことを期待しているか?)
「一緒に育成のときから仕事をしているので、上野(優作)に関しては去年も一緒にやっていますし、よく知っているコーチなので」

(ファン・サポーターに向けてメッセージ)
「僕がファンやサポーターのみなさんにお願いしたいことは、いろいろな形があるけれども、いつも本当に大きな思いとか愛みないなもので包んでいただいているので、本当にまた続けてそうしたことをしていただけるように我々も努力しますので、是非一緒にということをお願いしたいです」


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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