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ミシャ監督 FC東京戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ第7節 vsFC東京 試合後のコメント

「浦和とFC東京の試合は、いつも五分に渡り合う厳しいゲームになります。これまでの対戦は、もっといい内容のゲームが多かったと思いますが、今日はお互いが走り、闘ったゲームでした。

火曜日にACLの上海上港と非常にハードに闘った後のFC東京戦でしたが、その中でも我々はしっかりと走り、闘い、そして3ポイントを奪うことができました。今日は急に気温も上がり、選手も消耗したと思いますが、連戦やこうした気温の変化の中でも、選手たちが戦い抜いた姿勢は賞賛したいと思います」

【質疑応答】
(後半はシュートこそ打たせなかったが、あれだけコントロールされたのも珍しかったのでは?)
「サッカーという競技は、試合によってチームの狙いとする部分をうまく出せる試合もあれば、出せないゲームもあります。我々は今日、様々な条件下の中で、自分たちが今日できるベストを出したゲームだったと言えると思います。

相手のスターティングメンバーを見て、相手の狙いは大体どんなものなのかが分かりました。全員がハードワークをして、守備を固めて、ボールを奪ってカウンターを仕掛けるのが、相手の狙いとするサッカーだったと思います。相手のそういった狙いに嵌まらないような戦い方を選択しましたし、逆に自分たちが狙いとする部分で得点を奪って、最後まで闘い抜いて勝利することができたと思います。

我々は、過去の戦い方の傾向から若干変えたと言ってもいいと思いますが、それが何故だか分かりますか?なかなか日本のサッカーの中では、ほとんどの時間でボールを支配して、相手にほぼシュートを打たせないような試合をしても、一つのカウンターで敗れてしまえば、それがまったく評価されないような価値観の中で記事を書かれる方が多いので、我々は、逆に言えば、今日のように決して美しくはない戦い方の中でも、しっかり勝利していく、今シーズンはそういったところでの変化を考えています。

何年か前の埼玉スタジアムでの鳥栖戦は、いまだに頭の中に残っていますが、我々は相手を崩しきった中で、おそらく10回くらいは決定機があったと思いますが、なかなか決めきれない中で、鳥栖のワンチャンスのクロスに、豊田選手のヘディングでゴールを決められて負けた試合がありました。次の日のその試合に対する評価は、鳥栖は非常にすばらしいディフェンスをして1-0で勝利したという評論が多かったです。勝ったチームを賞賛することは分かります。ただ、実際の内容がどうだったのかは、もう少し見る必要があるのではないかという思いも持っています。

しかし、我々はより結果を求めていかなければいけないことも確かです。今日のゲームも、自分たちの狙いとするところが多く出せたゲームではなかったですし、我々が目指すような美しいサッカーではなかったかもしれませんが、今日の環境下で勝利できるベストの選択肢を取ったゲームでした」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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