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「阿部がカップを掲げることをみんなで目標にしている」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 12/17)
(天皇杯決勝という素晴らしい舞台に立つことについてどう感じているか?)
「まず、たどり着いたことに満足していますが、このタイトルを獲りたいという野心や希望も持っています。タイトルを獲るチャンスがありますし、来季のACL (AFCチャンピオンズリーグ)に出場する機会を得るチャンスでもあります。決勝という場所ですので、相手に対するリスペクトも感じていますが、落ち着いています。タイトルを獲る自信はあります。自分たちがやりたいプレー、必要なプレーをすれば、それが可能だと思っています」
(国立競技場での試合は初めてだと思うが?)
「多くのチームが天皇杯にエントリーしてスタートしましたが、このステージにたどり着いたのは2チームのみです。伝統的な、象徴的な国立競技場で戦えることはうれしいことですが、ここで満足せず、しっかりとタイトルを獲って、ファン・サポーターの方々と喜びたいと思っています。最後の一歩でしっかりと勝つことができれば、素晴らしいシーズンの締めくくりになります」
(大分トリニータのJ1リーグの順位は低かったが、レッズから見ると苦労した相手だと思う。彼らを上回るためにどういうことが必要になると考えているのか?)
「J1リーグはもう終わり、この1試合で全てが決まるという状況になっています。(準決勝の)セレッソ大阪戦で見せることができた高いレベルのパフォーマンスで戦うことができれば、勝利が近づくと思います。大分も川崎フロンターレに勝ち、高いモチベーションでこの試合に挑むと思いますし、何もプレゼントしてくれないと思います。浦和レッズもモチベーションを持って、決勝で必要な集中力を保ち、自信を持っていいプレーをすれば勝つ可能性が高まります。自分たちのサッカーをしっかりとプレーして戦うことによって、それに近づくと思っています」
(レッズには西川周作選手のようなタイトルを経験した選手もいれば、若い選手もいるが、若い選手たちに対して働きかけることや、経験を積んだ選手に期待することはあるか?)
「スタートから行く選手、サブの選手、全員の状態が良くないといけないと思います。メンタル面がこの試合ではキーポイントになると思います。川崎が決勝に来るであろうと思っていて、それが大分になったというところで、我々は自信を持って戦わなければいけませんが、過信になってはいけません。J1リーグで彼らに負けたことによって、そうならないと思っています。その敗戦がポジティブな影響を与えてくれると私は信じていますし、しっかりとしたプレーができると思います。今は落ち着いて時間を過ごすことを選手たちに求めていますし、フィジカル的なケアも選手たちにお願いしています。睡眠も十分に取り、食事などもしっかりと取って、ケアもするように。舞台は決勝ですが、サッカーの試合ということは変わりませんので、いつも通りの準備をすることを求めています」
(決勝に向けてどういったことにフォーカスを当ててトレーニングしてきたのか?)
「いいトレーニングができたと思います。オフ明けの初日はシーズンの疲れの蓄積が少し見られましたが、昨日、今日と非常にいいトレーニングができました。選手たちの精神面を見ても、状態がいいと思います。浮かれている選手もいません。我々にとって必要なプレーを決勝でもしてもらいたいと思います」
(大分の印象は?)
「いいチームだと思います。川崎に勝っただけではなく、鹿島アントラーズが勝てなかったチームでもあります。J1リーグではホームで我々が勝ちましたが、最後まで分からない試合でした。アウェイでのいい立ち上がりから点を取られ、我々も後半に入ってから少し良くはなりましたが、勝てない試合でした。プレゼントを与えてくれるチームではないと思っていますが、自信を持って挑みたいです。J1リーグの順位表では低い位置にいましたが、いいチームだと思っています」
(ボールを保持しても崩しきれない試合を体験しているが、その点をどう考えているか?)
「サッカーではポゼッションをしていてもダメージを与えられないことがあると思います。重要なことは、チャンスをつくり続けて、高い決定力でゴールを決めることだと思います。決勝ではディテールが大事になってきますし、完全な試合をしなければいけないと思いますが、その準備は選手もできていると思います」
(「浮かれている選手はいない」という話もあったが、若い選手も多い中で、タイトル獲得の経験がある選手の態度がそういう雰囲気をつくっていると想像するが?)
「そうかもしれません。若いだけではいけないと私も思っています。経験も必要です。経験を積んだ選手たちの成熟度が、若手を守ることにもなると思います。決勝ですが、サッカーの試合ということは変わりません。試合終了のホイッスルが鳴れば、そこに賞が待っているという違いはありますが、今までいいサッカーをプレーしてここまでたどり着きました。その場にいる要因となったいいサッカーを決勝でもしっかりと集中してお見せしたいと思います」
(経験のある選手たちと若い選手たちのコミュニケーションを見ていて、リカルド監督が気付いたことはあったか?)
「経験のある選手たちと若手の間でいいコミュニケーションが取れていると思います。いい関係を築いていますし、全体として団結しています。経験のある選手たち同士で集まったり、若手同士で集まったりすることもありますが、それだけではなく、経験のある選手と若手がミックスしている状況も見られます。今シーズンはサッカーではありえないと思えるくらい人間関係の混乱が少ないシーズンでした。それは人間として質の高い集団だからだと思います。そのいいシーズンの最後の一歩ですが、タイトルをもたらすものは人間としての質や一体感だったりすると思います」
(タイトルを獲得するのは自信を付ける上でも大事なことだと思うが、リカルド監督が常々言っている野心などを含めて、この一戦を通して選手たちに期待したいことはあるか?)
「野心は感じています。特に天皇杯でいつも見られていました。プラスアルファの力を見せてくれていたと思います。J1リーグでは足りないものがあることもありましたが、天皇杯で見せてきている姿、プラスアルファを決勝でも見たいと思っています」
(お互いに負けられない理由がたくさんあると思うが、レッズが優勝する意義や優勝することで得られるものは?)
「全てがこの試合に懸かっていると思います。準決勝のときも、『天皇杯はオール オア ナッシングの試合だ』という話をしましたが、その目標に一歩近づいています。天皇杯を勝ち獲ることができれば、今季の浦和レッズの目標であるスタイルの構築だけではなく、アジアの舞台に戻ることもできます。そのような重要性のある試合です。私は、タイのバンコク グラスFC(現在のBGパトゥム ユナイテッドFC)にいたときにACLのプレーオフを戦ったことはありますが、本戦の経験はまだありません。ですので、監督としてもチームとしてもACLに行きたいですが、ACLまであと90分というところまで近づくことができています。結果として得るためには、いいパフォーマンス、いいサッカーをプレーしなければいけません。
清水エスパルス戦以降はJ1リーグでACLに近づくことができない状況になりましたので、全員で天皇杯を獲ろうというふうになりました。特に阿部(勇樹)選手や槙野(智章)選手、宇賀神(友弥)選手といった、今年でチームを去る選手がいますので、阿部選手がカップを掲げるということをみんなで目標にしてやっていますが、選手たち全員が国立でそれを現実にしようとがんばってくれると思います」
(今シーズン最後の試合、そしてタイトルとACL出場に向けた決勝戦ということで、クラブやチーム、ファン・サポーターを含めてレッズを応援してくれる方々の力を合わせた戦いになると思う。準決勝の埼玉スタジアムの雰囲気も素晴らしかったと思うが、国立競技場に来てくれる方々を含めたファン・サポーターにどんなサポートを期待したいか?)
「私は決勝でも、準決勝の続きを見たいと思います。というのも、埼玉スタジアムの雰囲気が非常に素晴らしかったので、それを決勝でも見たいと思っています。私は、浦和レッズのファン・サポーターの姿を見て、一目惚れしました。ファン・サポーターの方々と勝利を祝いたいと思っています。タイトルを獲ることができれば、クラブ全員の努力、ファン・サポーターの後押しの結果になると思っています。レッズの歴史にタイトルを一つ増やしたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「まず、たどり着いたことに満足していますが、このタイトルを獲りたいという野心や希望も持っています。タイトルを獲るチャンスがありますし、来季のACL (AFCチャンピオンズリーグ)に出場する機会を得るチャンスでもあります。決勝という場所ですので、相手に対するリスペクトも感じていますが、落ち着いています。タイトルを獲る自信はあります。自分たちがやりたいプレー、必要なプレーをすれば、それが可能だと思っています」
(国立競技場での試合は初めてだと思うが?)
「多くのチームが天皇杯にエントリーしてスタートしましたが、このステージにたどり着いたのは2チームのみです。伝統的な、象徴的な国立競技場で戦えることはうれしいことですが、ここで満足せず、しっかりとタイトルを獲って、ファン・サポーターの方々と喜びたいと思っています。最後の一歩でしっかりと勝つことができれば、素晴らしいシーズンの締めくくりになります」
(大分トリニータのJ1リーグの順位は低かったが、レッズから見ると苦労した相手だと思う。彼らを上回るためにどういうことが必要になると考えているのか?)
「J1リーグはもう終わり、この1試合で全てが決まるという状況になっています。(準決勝の)セレッソ大阪戦で見せることができた高いレベルのパフォーマンスで戦うことができれば、勝利が近づくと思います。大分も川崎フロンターレに勝ち、高いモチベーションでこの試合に挑むと思いますし、何もプレゼントしてくれないと思います。浦和レッズもモチベーションを持って、決勝で必要な集中力を保ち、自信を持っていいプレーをすれば勝つ可能性が高まります。自分たちのサッカーをしっかりとプレーして戦うことによって、それに近づくと思っています」
(レッズには西川周作選手のようなタイトルを経験した選手もいれば、若い選手もいるが、若い選手たちに対して働きかけることや、経験を積んだ選手に期待することはあるか?)
「スタートから行く選手、サブの選手、全員の状態が良くないといけないと思います。メンタル面がこの試合ではキーポイントになると思います。川崎が決勝に来るであろうと思っていて、それが大分になったというところで、我々は自信を持って戦わなければいけませんが、過信になってはいけません。J1リーグで彼らに負けたことによって、そうならないと思っています。その敗戦がポジティブな影響を与えてくれると私は信じていますし、しっかりとしたプレーができると思います。今は落ち着いて時間を過ごすことを選手たちに求めていますし、フィジカル的なケアも選手たちにお願いしています。睡眠も十分に取り、食事などもしっかりと取って、ケアもするように。舞台は決勝ですが、サッカーの試合ということは変わりませんので、いつも通りの準備をすることを求めています」
(決勝に向けてどういったことにフォーカスを当ててトレーニングしてきたのか?)
「いいトレーニングができたと思います。オフ明けの初日はシーズンの疲れの蓄積が少し見られましたが、昨日、今日と非常にいいトレーニングができました。選手たちの精神面を見ても、状態がいいと思います。浮かれている選手もいません。我々にとって必要なプレーを決勝でもしてもらいたいと思います」
(大分の印象は?)
「いいチームだと思います。川崎に勝っただけではなく、鹿島アントラーズが勝てなかったチームでもあります。J1リーグではホームで我々が勝ちましたが、最後まで分からない試合でした。アウェイでのいい立ち上がりから点を取られ、我々も後半に入ってから少し良くはなりましたが、勝てない試合でした。プレゼントを与えてくれるチームではないと思っていますが、自信を持って挑みたいです。J1リーグの順位表では低い位置にいましたが、いいチームだと思っています」
(ボールを保持しても崩しきれない試合を体験しているが、その点をどう考えているか?)
「サッカーではポゼッションをしていてもダメージを与えられないことがあると思います。重要なことは、チャンスをつくり続けて、高い決定力でゴールを決めることだと思います。決勝ではディテールが大事になってきますし、完全な試合をしなければいけないと思いますが、その準備は選手もできていると思います」
(「浮かれている選手はいない」という話もあったが、若い選手も多い中で、タイトル獲得の経験がある選手の態度がそういう雰囲気をつくっていると想像するが?)
「そうかもしれません。若いだけではいけないと私も思っています。経験も必要です。経験を積んだ選手たちの成熟度が、若手を守ることにもなると思います。決勝ですが、サッカーの試合ということは変わりません。試合終了のホイッスルが鳴れば、そこに賞が待っているという違いはありますが、今までいいサッカーをプレーしてここまでたどり着きました。その場にいる要因となったいいサッカーを決勝でもしっかりと集中してお見せしたいと思います」
(経験のある選手たちと若い選手たちのコミュニケーションを見ていて、リカルド監督が気付いたことはあったか?)
「経験のある選手たちと若手の間でいいコミュニケーションが取れていると思います。いい関係を築いていますし、全体として団結しています。経験のある選手たち同士で集まったり、若手同士で集まったりすることもありますが、それだけではなく、経験のある選手と若手がミックスしている状況も見られます。今シーズンはサッカーではありえないと思えるくらい人間関係の混乱が少ないシーズンでした。それは人間として質の高い集団だからだと思います。そのいいシーズンの最後の一歩ですが、タイトルをもたらすものは人間としての質や一体感だったりすると思います」
(タイトルを獲得するのは自信を付ける上でも大事なことだと思うが、リカルド監督が常々言っている野心などを含めて、この一戦を通して選手たちに期待したいことはあるか?)
「野心は感じています。特に天皇杯でいつも見られていました。プラスアルファの力を見せてくれていたと思います。J1リーグでは足りないものがあることもありましたが、天皇杯で見せてきている姿、プラスアルファを決勝でも見たいと思っています」
(お互いに負けられない理由がたくさんあると思うが、レッズが優勝する意義や優勝することで得られるものは?)
「全てがこの試合に懸かっていると思います。準決勝のときも、『天皇杯はオール オア ナッシングの試合だ』という話をしましたが、その目標に一歩近づいています。天皇杯を勝ち獲ることができれば、今季の浦和レッズの目標であるスタイルの構築だけではなく、アジアの舞台に戻ることもできます。そのような重要性のある試合です。私は、タイのバンコク グラスFC(現在のBGパトゥム ユナイテッドFC)にいたときにACLのプレーオフを戦ったことはありますが、本戦の経験はまだありません。ですので、監督としてもチームとしてもACLに行きたいですが、ACLまであと90分というところまで近づくことができています。結果として得るためには、いいパフォーマンス、いいサッカーをプレーしなければいけません。
清水エスパルス戦以降はJ1リーグでACLに近づくことができない状況になりましたので、全員で天皇杯を獲ろうというふうになりました。特に阿部(勇樹)選手や槙野(智章)選手、宇賀神(友弥)選手といった、今年でチームを去る選手がいますので、阿部選手がカップを掲げるということをみんなで目標にしてやっていますが、選手たち全員が国立でそれを現実にしようとがんばってくれると思います」
(今シーズン最後の試合、そしてタイトルとACL出場に向けた決勝戦ということで、クラブやチーム、ファン・サポーターを含めてレッズを応援してくれる方々の力を合わせた戦いになると思う。準決勝の埼玉スタジアムの雰囲気も素晴らしかったと思うが、国立競技場に来てくれる方々を含めたファン・サポーターにどんなサポートを期待したいか?)
「私は決勝でも、準決勝の続きを見たいと思います。というのも、埼玉スタジアムの雰囲気が非常に素晴らしかったので、それを決勝でも見たいと思っています。私は、浦和レッズのファン・サポーターの姿を見て、一目惚れしました。ファン・サポーターの方々と勝利を祝いたいと思っています。タイトルを獲ることができれば、クラブ全員の努力、ファン・サポーターの後押しの結果になると思っています。レッズの歴史にタイトルを一つ増やしたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】