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「また一緒にスタジアムで戦っていただける日が必ず来ます」大槻 毅監督

14日、チームは2日間のオフを終えてトレーニングを一般非公開で再開した。トレーニングを終えた大槻 毅監督のコメント。

[質疑応答]
(非公開の予定だった水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチをLIVE配信した理由は?)
「(メディア非公開だったので)メディアの方々には申し訳ありませんでした。再延期になったこともありますし、少しでもファン・サポーターのみなさんに見てもらえればという思いがあり、広報と相談して決めさせていただきました」

(水戸ホーリーホック戦は10-10だったが、収穫と課題は?)
「収穫は10点取れたことで課題は10点取られたことです(笑)」

(水戸ホーリーホック戦の内容や結果は公式戦から離れていることも影響したのか?)
「公式戦から離れているということもありますが、トレーニングの一貫としてやらせていただいきました。水戸さんにこちらに来ていただきましたが、収穫の方が多かったと思っています」

(リーグが再延期になったことについて率直な感想は?)
「世界的にも日本の情勢としても非常に難しく、サッカーのことだけを語って何かできるという状況ではないと思っています。スポーツは人びとの安全や健康、平和があって初めてみなさんと共有していけると思っていますので、専門的な分野の方や様々な国の方策、世界中のそういう方々の力を合わせてこの困難を乗り切った先でみなさまに元気な姿を見せられればと思います」

(期間が空いてしまうことで選手のモチベーションやコンディションの維持も難しいのではないかと思うが、監督はどう考えているのか?)
「選手には『一番は家族や一番近くにいる人たちに対してわれわれができることをしっかりとやらないといけないし、その先に健康でみんなで力を合わせて、われわれの活動を待ってくださっている人たちのために日々しっかりと準備しましょう』という話はしています。ただ、試合まで少し時間は空きましたし、今回も3月18日に向けて準備していましたから、また延期になり、もう一度組み直すところもありますが、選手たちと力を合わせて、クラブ一丸となってやっていきたいと思います」

(再開すれば2回目の開幕のような形になると思うが、この中断期間にチームを向上させるためにフォーカスしていきたいことは?)
「まずはキャンプからやり続けてきたことをブレずにやっていくことです。それともう一つは試合を重ねるごとに少しずつ成長しなければいけないことが見つかっていると思います。この前の水戸戦もそうですし、湘南(ベルマーレ)戦もそうですし、(ベガルタ)仙台戦もそうです。これからまた練習試合もやっていこうと思っていますが、見つけたものを一つずつしっかりと成長につなげていくところです。ブレずに今までやってきたことを一生懸命続けていきたいと思います」

(追い込む守備をする際にサイドを変えられてしまい、なかなか追い込みきれないところがあると思うが、どう感じているか?)
「狭いところにいてくれたらいいですが、狭くしていれば外に行くと思うので、行かせないことと行かれた時にどうするかということをしっかり準備したいと思います」

(今後、トレーニングマッチを行う際にはまた配信するのか?)
「僕だけで決められることではないので、クラブの広報と相談して決めたいと思いますし、できることはあると思いながらも、今はわれわれの元気な姿を届けることも一つですが、この前も浦和の街の公園に行ったら小学生、中学生がサッカーをしていました。いろんな人たちがいろんなストレスを抱えていると思いますので、できることはクラブと相談しながらやっていきたいと思っています」

(「元気な姿を見せたい」とおっしゃっていたが、試合を楽しみにしているファン・サポーターに伝えたいことは?)
「みなさまが不安に思い、ストレスを感じている毎日だと思いますが、この状況で一番大事なのは一番近くの人に優しい気持ちを持って接することだと思います。いろんな考え方はあるでしょうが、この状況で冷静にいろんなことを受け止めながら生活することが大切だと僕自身は思っています。また一緒にスタジアムで戦っていただける日が必ず来ます。その時に向けて僕らも一生懸命準備しますし、その時まで健康に留意していただきたいです。今の難しい状況で何と言っていいのかわからないのが本音です。ですが、1日1日できることをしっかりやって、みなさんとともに一緒に戦いたいと思っています」

(中断前に公式戦2試合戦ってスタメンの選手、ベンチの選手、ベンチ外の選手とそれぞれの立ち位置が何となくわかった状態で中断期間を迎えた。競争意識が激しくなっているように見えるが、監督はどう受け止めているか?)
「前日に延期になった松本山雅戦に向けて非常に高いモチベーションを持った選手たちを見てきました。本当に試合をやらせてあげたかったです。その気持ちを持ってトレーニングに励む集団でいてくれています。これから間違いなく連戦になるところで、キャンプから全員で取り組んできたことを表現できる選手が一人でも多くなり、集団としてまとまっていくように作り上げようとしているところです。最初に出ていた選手だけではなく、最初に悔しい思いをした選手の力がまた見えてくるだろうと思っています」

(クラブがこうしてビデオ通話による取材を続けているが、大槻監督がやってみて率直な感想は?)
「いつもみなさまにはお世話になっていて、隣の建物からお話させていただいているので、非常に心苦しいのが先にあります。申し訳ありません。こういったことが終わった時にまたみなさまと一緒にサッカーのお仕事をさせていただけると思いますし、引き続きよろしくお願いいたします」

(4月3日の再開に向けて準備を進めていくと思うが、たとえば試合が予定されていた日にトレーニングマッチを行うなど、3週間のビジョンについて)
「練習試合もやります。トレーニングをやりながら練習試合をやって、試合に向けてある程度のサイクルを持って進んでいきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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