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第4節 vsG大阪「後半アディショナルタイムに追いつき、敵地で引き分け」

19日、浦和レッズは市立吹田サッカースタジアムにて、明治安田生命J1リーグ第4節、ガンバ大阪戦に臨んだ。

レッズはAFCチャンピオンズリーグの中国でのアウェイゲームから中3日という厳しい日程の中、先制を許す苦しい展開となったものの、後半終了間際に追いつく粘りを見せ、敵地で勝ち点1をもぎ取った。

試合の序盤、やや落ち着いた流れとなった中で、レッズは守備陣が数的優位を作りながらボールを回し、ゲームを進めていった。そして15分すぎから徐々にペースを掴んでいき、いい連係の攻撃から宇賀神や青木らが思い切りのよいシュートで相手ゴールを脅かしていった。リーグ開幕戦以来の先発出場となった柏木も、豊富な運動量からボールを引き出し、長短のパスを織り交ぜて攻撃を活性化させていた。

時間を追うごとに試合は激しさを増し、ピッチ内では多くのバトルが繰り広げられた。選手たちは相手に対して一歩も引かずに身体を張り、相手に危険なシュートを許さない。前半アディショナルタイムには槙野がクロスバーを叩く惜しいミドルシュートを放ち、跳ね返りを興梠が狙うというビッグチャンスを作るなど、スコアレスながら、レッズが多くのチャンスを作った前半となった。

後半も立ち上がりから、レッズがいい攻撃の形から、G大阪を相手陣内に押し込んでいった。しかし57分、中央の倉田から自陣右サイドを攻め上がってきたオ ジェソクにパスを通され、クロスをゴール前に飛び込んできた今野に頭で合わせられ、リードを奪われてしまった。

1点を追う展開となり、ミシャ監督は67分に、右サイドで走り続けた関根に代えて駒井をピッチへ送り出す。76分には青木に代えて武藤を起用し、GKの負傷交代というアクシデントに見舞われたG大阪から同点、逆転ゴールをもぎ取るべく、攻撃を仕掛けた。79分に阿部がGKと1対1になるチャンス、85分にはスピーディーな崩しからの武藤のシュート、89分にはFKから槙野がポストを叩くヘディングシュートと、数多くの決定機を作っていくと、6分と表示されたアディショナルタイムに、分厚い攻撃から宇賀神が放ったシュートが、ペナルティーエリア内で相手選手のハンドを誘い、PKを獲得。ラファエル シルバがしっかりと決め、90+3分でついに同点に追いついた。ラファエル シルバはこれで、リーグ開幕から4試合連続得点となった。

レッズはその後も最後まで攻撃の手を緩めることなく攻め続けたが、勝ち越しとなるゴールを奪うことはできず、試合は1-1のドローに終わった。

次戦は4月1日(土)16時にノエビアスタジアム神戸でキックオフされる、明治安田生命J1リーグ第5節、ヴィッセル神戸戦。開幕4連勝で首位に立つ相手を叩き、公式戦7試合を戦う4月のスタートを、いい形で切っていきたい。

【ラファエル シルバ】
「ガンバとの試合ですから、いつものようにタフな試合でした。しかし、我々は最後までしっかりと戦うことができたので、勝ち点1を得ることができたと思います」

(PKのシーンは?)
「宇賀神選手のシュートが相手の手に当たってPKになりました。しっかりミートもできて、冷静に決めることができたと思います。GKがあまり背が高くないので、端を狙えば届かないだろうと思って蹴りました」

(追い付いて勝ち点1を取ったという部分と、圧倒的に攻めていたが勝てなかったという両方の側面があると思うが)
「一番大事なことは、自分たちが最後までスタンスを変えずに戦えたことだと思います。ガンバのようなチームとアウェイで戦うことは、決して簡単なことではないと思いますが、内容を全部踏まえたうえで、後悔するような試合ではありませんでした」

(リーグ戦4試合連続得点で、チームの記録に並んだが)
「非常にうれしいですが、それがチームの勝利になればこれほどうれしいことはありません。本当にチーム一丸となって、誰が決めてもそれが勝利に貢献するものならば、うれしいです。このままチームの勝利と共に点を決めていきたいです」

(しばらく公式戦があくが)
「リカバリーが優先だと思います。そして練習が始まれば、自分たちがピッチの中で足りなかったものを見つめ直す時間にもなると思います。常に集中を欠くことなく、自分たちがまた公式戦に臨むときにはしっかりと準備ができていて、改善されたチームを見せられるように、この中断期間を利用して、新たな再出発にしたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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