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ミシャ監督 磐田戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ第15節 vsジュビロ磐田 試合後のコメント

「ホームで磐田に4-2で負けた後にどんなコメントをしていいものか…。磐田は立ち上がりから我々より走り、フレッシュな動きを見せました。選手たちは動きが重く、1歩2歩相手に遅れるようなシーンが多かったです。アイデアも乏しく、自分たちらしい戦いが見せられない90分でした。

そういう試合の前半でしたが、2-1で逆転した、その時間は我々の方がいい時間を作れていました。ただ、あのような失点をしたら、どんなゲームでも勝利することは難しいです。

ACLの済州戦では、とてもハードなゲームをして勝利しましたが、そこがピークと考えれば、清水戦や柏戦は、少しずつチームの状態が落ちていると見ていいと思います。過去5シーズンをみれば、比較的安定して上位を戦っていましたが、いまは悪い戦いはしていませんが、勝利できないスランプといっていい状況にあるのかなと思います。

監督として責任を持って、今日よりもベターな戦いができるチームを準備しなければいけません。上位との差が開きましたが、シーズンも半分いかない状況なので、悲観する状況ではないと思っています。まだシーズンは長いですし、まだ試合はあります。十分に追いつき追い越せるだけの試合数は残されています。

今日の敗戦で選手たちも落胆していると思います。ファン・サポーターの方々や、クラブの方々もがっかりする敗戦だったと思います。ただ、選手たちはこういう状況の中でも全力を尽くして闘ってくれたと思っています。私が矢面に立ってその批判を受けるべきです。メンタル的にも、フィジカル的にも、再びいい戦いをして勝利できるだけの状態にもっていかなければいけません。厳しい状況ですが、今後の戦いに向けて、まだまだ取り返せる時間は十分にあると思います。

私も監督として、こういう状況にあるチームの経験はあります。監督として、責任をもっていい状態に戻さなければいけないと思っています。結果がでなければ、監督はその場所を追われる立場にあります。クラブを守りながら、再びいい戦いができるようにもっていかなければいけません。

浦和はすばらしいらしいチームです。そのチームが、いい戦いができずに負ければ、それは監督である私の責任です。ただ、我々はここで終わるチームではないと思っています。再び上位を戦えるように、責任を持ってやっていきたいです。

今日見せた戦いは、浦和のサッカーではないと思っています。特にあのような失点は、今後あってはいけない失点だったと思います。チームには、この5年間で積み上げてきた貯金があります。いい状況ではありませんが、必要以上に悲観的になる必要はないと思っています。首位と8ポイント差で、1試合少ない状況です。まだ追い越せる試合と時間が残されています。ただ、清水戦や柏戦、そして今日のゲームを含めて、結果に対して、監督として責任を持ってチームを立て直さなければいけないと思っています」

【質疑応答】
(今日は西川の2つのミスが大きかったのでは?)
「私が求めるGKは西川そのものです。今日のゲームは、相手のシュートシーンはあまり多くなかったと思います。少ないシュートが高確率で入ったのは間違いありません。なぜそういうことが起こるのか。説明のつかないことはあると思いますが、サッカーの世界では、枠に飛んだシュートがすべて入ってしまうような試合もたまにあることは確かです。反対に、今日はラファエル シルバ選手に決定機が2回、3回とありました。それ以外にも決定的なシーンがいくつかあったと思いますが、そのチャンスを決めきることができませんでした。もしかしたら4-4に追いつけるチャンスもあったと思います。そういった説明がつかないことが起こるのもサッカーです。サッカーの世界は、日常よりも早いスピードで動いています。負ければ大きな悲壮感が生まれますが、逆に1つの勝利で、大きく変われることも十分にあります。そのアップダウンの激しさが、サッカーという厳しい世界だと思います。今日は悔しい思いをしましたが、次はみんなが喜びを分かち合えるような戦いをしていきたいです」

(これで今季20失点目だが、アンラッキーな失点が多いのか、新しいことにチャレンジしているからなのか?)
「失点するとうことはミスが起きているということです。ミスがなければ相手が得点することはありません。ただ、失点シーンの中で、いろいろな形のミスがあると思います。選手を入れ替えてミスが起こらないのであればそうしますが、決してそこが問題ではないと思っています。いろいろなミスが起こる中で、それぞれが違う形だと思っています。試合の後ではたらればになってしまいますが、もしも那須選手が出ていれば4失点はなかったかもしれません。ただ、それは彼が試合に出て初めて言えることです。それははっきりとした理由を見つけられるものではないと思います。テツ(榎本)がGKだったら、もしかしたらミスは起こらなかったかもしれません。もしかしたら、ミスをしてもっと失点しているかもしれません。それはたらればの話しですから、そういった理由付けを見つけることはなかなか難しいと思います」

(終盤で森脇を左サイドに使った意図は?)
「マキ(槙野)が疲れているように見えたので、モリ(森脇)の方が走れると思いました。モリであれば、前に出て行っても戻ってこれると思いました。そういう意味で左サイドにしました。今日出場した関根、宇賀神、駒井のワイドの選手は、状態がよくなかったことは事実です。シーズン始まってからここまで、彼らはレモンを搾りきってしまった状態にあるのかなと思います。我々のチームの戦い方の中で、サイドの選手は非常に重要で特殊なポジションです。そういった選手たちの状態も、今日の試合の中で影響があっただろうと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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