MENU

NEWS

2021シーズン新加入選手記者会見 [質疑応答 伊藤敦・鈴木・福島]

18日、埼玉スタジアム2002にて、2021シーズンの新加入選手記者会見がオンラインで開催され、伊藤敦樹、鈴木彩艶、福島竜弥が記者からの質問に答えた。

【伊藤敦樹】

(17番はここ数年は空席になっていた番号だが、かつては中盤の長谷部 誠選手やDFの永田 充選手が長く付けた番号だった。伊藤敦樹選手はどちらのポジションもできると思うが、勝負したいポジションはあるのか?)
「自分としてはボランチで勝負したいと思っています」

(浦和レッズの下部組織から大学を経由してトップチームに加入した選手は宇賀神友弥選手や阪野豊史選手もいたが、伊藤敦樹選手は大学でもレッズに戻りたいと強く思っていたのか、それともいろいろなことを考えながら過ごしていたのか?)
「ユースからトップチームに昇格できずに大学に進むことになりましたが、レッズに戻りたいという気持ちで4年間の大学生活を過ごしてきました。戻ることができてうれしく思います」

(4年間で大事にしてきたことや、ここが成長したからレッズから声がかかったと思えることは?)
「大学4年間ではいろいろなポジションでプレーさせてもらいました。もともとはボランチの選手ですが、サイドバックやセンターバックなどいろいろなポジションができるようになったことも強みになりましたし、ユースのときと比べて守備は成長することができたと思います」

(2019年の天皇杯がレッズに戻る上で大きかったと思うが、あの試合でどのようなことを感じたのか?)
「浦和駒場スタジアムでの試合でしたが、7,000人ほどのお客さんが入っていて、レッズのファン・サポーターの声を聞いたときに鳥肌が立ちました。勝ちたかった試合ですし、悔しい思いをしましたが、大学3年生のときにあの悔しさを経験して、またレッズに戻りたいという気持ちが強くなりました」

(レッズに憧れていたという話だったが、これからレッズで成し遂げていきたいことは何か?)
「レッズに戻ってきてここからがスタートですし、レッズは日本で一番のチームでないといけないと思っていますので、そのために貢献できるようにがんばっていきたいです」

(流通経済大学では3年生からセンターバックでプレーしていたと思うが、センターバックでプレーしたことによって得たもの、成長したことは何か?最後の1年間で曺 貴裁コーチの指導を受けて成長したと思うことは?)
「もともと守備は苦手でしたが、センターバックでプレーすることによってボールを奪い切ることや最後に体を張ることは成長できたと思います。攻撃でもディフェンスラインからゲームメークすることなどはセンターバックをやることで成長することができたと思います。

昨年1年間、曺さんがコーチとして来てくれて、日ごろの練習からプロと同じ目線で指導してくれました。守備の強度や切り替えは曺さんが来てくれたことで大学4年生にして成長することができたと思います」

(プロになるにあたって曺コーチから何か言葉はあったのか?)
「自信を持ってやるように、と最後に言われました」

(下部組織時代に大槻 毅前監督にお世話になったという話を聞いたが、改めて大槻監督へのメッセージは?)
「ユースの3年間、大槻さんに指導してもらったことで今の自分があると思います。レッズに戻ってくることができたので、成長した姿を大槻さんに見せられるようにがんばっていきたいです」

(昨年は大卒ルーキーが活躍して注目を浴びたが、プロになるにあたって刺激になったか?)
「昨年は大学リーグで一緒にやっていた選手で一年目から活躍した選手が多かったですし、自信にもなりました。自分も一年目から大卒選手の波に乗れるようにがんばっていきたいです」

【鈴木彩艶】

(レッズにとっては名門復活ということが今後のテーマになると思うが、育成出身の若手として、今後のチームを背負っていく覚悟やチームを浮上させていくことへの思いというのは?)
「僕は小学5年生の頃から浦和レッズに入って、トップチームが活躍するのを見てきています。僕がこのチームに加入して、浦和レッズは日本で一番というクラブでないといけないと思っているので、そういったクラブになれるよう、自分がプレーで少しでも貢献できるようにしたいと思います」

(昨シーズンは試合に出るチャンスが来なかったが、試合出場には何が足りなかった、どこを伸ばしていきたいと感じているか?)
「技術的な部分も含めて自分が劣っているのは分かっていますけど、それ以上にゲームでの振る舞いなどをもっと成長させないと、試合に出るのは難しいと思います。今日の練習からアピール、ではないですけど、自分が出ても問題なくできるということを見せつけられるようにしていかなければいけないと思います」

(ベテランの塩田仁史選手が加入し、レッズには守護神と言われる西川周作選手もいるが、この二人からどんなことを学んでいきたいか?)
「昨シーズンは西川(周作)選手と一緒にプレーをしてきて、技術的な部分で学ぶことが多かったですけど、今年からは塩田(仁史)さんともプレーできます。やはり経験が非常にある選手なので、技術もそうですが、試合での立ち振る舞いや試合に向けての準備などいろいろな部分も学び、そして越えられるようがんばっていきたいと思います」

(今日の新加入会見に参加している選手の中で、鈴木彩艶選手が一番練習に参加している選手だと思う。監督が変わり、選手も大きく入れ替わったが、今日の練習で感じたことは?)
「新しいシーズンということで雰囲気も非常に良かったです。サッカーの部分では始まったばかりで特に言えることはないですけど、雰囲気は新たに変わったので、今シーズンに期待してほしいと思います」

(U-17の世界大会で素晴らしい活躍をしていたが、今年は本来U-20の世界大会があるはずだったのがなくなってしまった。世界の舞台で経験を積めないことは悲しいことだと思うが、どのように考えているか?)
「代表もそうですけれども、まずはこのチームで活躍したいというのが一番の思いなので、ここで活躍したいです。U-20のワールドカップは中止になってしまいましたが、そこがゴールではないので、その先に行けるようにまずはこのチームで活躍していきたいと思います」

(西野TDにお伺いします。今回、塩田仁史選手が加入したのは戦力ということと共に、鈴木彩艶選手にいい影響を与えたいという意図もあったのか?)
【西野 努TD】
「特にGKの選手を獲るというのは、物量だけでなく人間性も含めてチーム全体に与える影響というところもあります。他のポジション、他の年代の選手に比べたら、多く声をかけています。その中で今年以降は、彩艶選手はいかにウチで試合に出て経験を積んでいくかです。もちろん壁はありますけれども、ベテラン2人を下から突きあげていってほしいと思っています」

(試合への準備や立ち振る舞いが足りなかったということだが、具体的に何を感じていたか?)
「一番感じたのは、練習や試合の中でもそうですけど、コーチングの部分や、ゲームの状況に応じた判断というのが一番足りなかったと感じています」

(塩田選手、西川選手からというベテランで経験のある選手からポジションを奪うのは大変だと思うが、昨年の鹿島アントラーズでは若い選手がベテランからポジションを奪って正GKとなっている。そういうところを見て、今年やらなければいけないことが明確に分かると思うが?)
「試合に出ることも大切ですけど、それだけでなく、試合に出続けることが一番だと思うので、試合に出続けられるようにしていきたいと思います」

(これだけは絶対に負けないというストロングポイントは?)
「背後へのキックの飛距離は誰にも負けない自信があります」

(昨年もトップチームに参加していたが、プロ契約を結んだことでの心境の変化は?)
「特に変わることはないですけど、こういうふうに改めてこのチームに加入するという会見をやると、より責任を感じますし、もっとやっていかなければいけないと思います」

【福島竜弥】

(代表合宿で見たときは攻撃もさることながらディフェンスもかなりがんばっていた印象だが、ディフェンスの意識については?)
「自分の中では、攻撃的な選手というのはしっかり守備をしていける選手だと思っています。自分の中でのストロングポイントで、対人の強さというのはあります。そこは絶対に自信がありますし、そういうところは意識しています」

(レッズのユースから昇格した選手が活躍するのはすごく大事なことだと思うが、その辺りの覚悟や自覚、浦和を背負う責任などについては?)
「自分はユースから浦和レッズに所属していますけど、浦和を背負う責任というのはユースの頃からすごく言われているので、自分がチームを引っ張って行く、ではないですが、気持ちの部分で見せていけたらいいと思っています」

(リカルド ロドリゲス監督のサッカーをどのようにイメージして、その中でどのように生かしていきたいと思っているか?)
「攻撃的なサッカーだとおっしゃっていたので、監督から要求されたことをやって、試合に出られればと思っています」

(昨年のトップチームの紅白戦などでのプレーが印象的だったが、トップチームで主力に割って入るためにどういうところを伸ばしていきたいか?)
「試合に出るためには、ユースでやっていたときの判断スピードでは通用しないと思います。判断のスピードやポジショニングは自分の中で改善していきたいと思います」

(ユースから昇格して活躍した先輩もいるが、活躍するためにはどういう部分が必要だと感じているか?西野TDには、ユースから昇格してすぐに試合に出るのは難しく、期限付き移籍で他チームに出ている選手も結構いるが、育成から上がってきた選手が主力になっていくために、どういうところを期待しているかを教えていただきたい)
福島竜弥
「判断のスピードやポジショニングには劣っている部分があるので、そこを改善していくことと、自分のストロングポイントを伸ばしつつ、試合に出られるように練習からやっていきたいと思っています」

【西野 努TD】
「トップチームのレベルが上がっていけば、アカデミーから輩出される選手のレベルも上がってもらわないと困ります。その意味では、アカデミー出身の選手が18歳からトップチームで試合に出るハードルは高いと思いますが、チャンスを得た以上は年齢にかかわらず、練習、そしてチャンスがあった試合からどんどん自分をアピールして、最大限力を発揮して、挑戦していってほしいと思っています」

(目標としている、憧れの選手は?)
「ポジションは違いますけど、昨年何回か練習参加をさせてもらったときに、DFの鈴木大輔選手と何回か話すことがありました。昨年、大輔さんはそんなに試合に絡むことはなかったのですが、練習中も声を出して100パーセントでやっているところを見て、本当に素晴らしい人だと思いました。サッカーのところもそうですけれども、人間性のところで大輔さんを目標にしたいと思います。大輔さんは練習しているときに『年齢は関係ない』とおっしゃっていましたので、自分も気持ち良くプレーができました」

(昇格内定が発表されて、自分の中で変わった部分や、周囲の見る目が変わったところは?)
「自分の中で変わったところはあまりないですけど、昇格が決まって周りから見る目というのは『浦和レッズの選手』となると思うので、より一層責任などは生まれてくると思います。そういうところはすごく感じていました」

(トップの選手から声をかけてもらった部分は?)
「槙野(智章)選手からは『思い切ってやれ』と言われましたし、他の選手からもたくさん声かけをしてもらいました。みんな『ピッチに入ったら年齢は関係ないから』とおっしゃっていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ